水道水質管理の拡充へ/厚生科学審水道部会/厚労省 |
厚生労働省の厚生科学審議会生活環境水道部会の初会合が1日午前、東京三田の共用会議所で開かれた。坂口厚生労働大臣から7月24日付けで会長あてに諮問された(1)水質基準のあり方(2)水質検査計画の制度化(3)水質検査機関の登録制度化-について、水質管理専門委員会で検討していくことを決めた。WHO飲料水ガイドラインの改訂に対応して水質基準を見直すほか、水質検査の合理化・効率化、公益法人改革による水質検査機関の登録制度への移行のあり方について審議する。14年12月に中間報告、15年6~7月に答申を出す。生活環境水道部会長には眞柄泰基・北海道大学教授が就任した。 |
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名古屋でワークショップ開催/世界フォーラム下水道委 |
第3回世界水フォーラム下水道委員会は7月26日、名古屋市のポートメッセなごやで「排水管理と公民パートナーシップに関するワークショップ」を海外からの発表者を招いて開催した。ワークショップには約300名が参加、来年3月の世界水フォーラムに向けての中間的なまとめの意味があり、世界的に注目を集めている公民パートナーシップを巡って意見交換が行われた。 |
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排水処理施設更新でPFI/神奈川県水道局 |
神奈川県水道局は31日、寒川浄水場の排水処理施設更新等事業の実施方針を公表、脱水施設の設計・建設や同浄水場の排水処理施設全体の維持管理・運営をPFI方式で実施することを明らかにした。施設整備の事業期間は平成15年12月から18年3月末までで、維持管理・運営は18年4月1日から38年3月31日までの20年間。今月8日には同浄水場で現地説明会が開催される。 |
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松山市で中国四国支部総会/一連の地方支部総会終了 |
7月4日の東北地方支部総会を皮切りに、全国7地方支部で開催されてきた日本水道協会の地方支部総会は30日の中国四国地方で全日程を終了した。水道事業は高普及率を達成する一方で課題が山積している。公共事業費の削減など厳しい状況のなか、各地方支部総会では老朽施設の改良、耐震化、鉛製給水管の更新などに対する国庫補助制度の創設や拡大などが強く要望され、会員提出問題は総数で56題に上っている。これらの問題は集約され、10月16日から神戸市で開催される全国総会で討議される。 |
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大久野浄水所通水開始/東京都水道局 |
東京都水道局が日の出町で建設を進めてきた大久野(おおぐの)浄水所がこのほど完成した。
同浄水所は無機膜としては日本最大の日量3,400立方メートルの膜ろ過装置を導入。膜エレメントにはモノリス型セラミック膜(MF膜)を採用したが、セラミック膜は機械的強度が非常に高いため膜破損がなく、そのうえ薬品、熱、圧力による変質もないことから耐用年数も15年程度と有機膜に比べて長い。ろ過方式は全量ろ過方式で、生物による膜の目詰まりを防止するため、原水にライン注入で次亜塩素と極微量のPACを注入する。 |
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7団体がブースで展示/下水道展・パブリックコーナー |
今年度の下水道展が7月23日から26日にかけて、名古屋市の大規模総合コンベンション施設「ポートメッセ名古屋」で開催された。354社(団体)が出展を行い、新製品や自社を紹介したが、公共団体関係では7団体がブースを設けて事業を紹介した。 |
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局内水質報告会に130名出席/東京都水道局 |
東京都水道局は7月25日、水道局職員研修所で『平成14年度水質報告会』を開催した。同局では技術部門を中心に分野ごとに局内研究発表会を積極的に開催しているが、約130人が参加した同会では、水質部門の係長を座長にして20編の発表が行われた。 |
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外面ナイロン皮膜継手/シーケー金属 |
シーケー金属(本社・富山県高岡市、釣谷宏行社長)はこのほど、地中埋設配管向けの外面ナイロン被覆継手(給水、消火用)の需要が好調なため7月から更に生産増強を行ったことを明らかにした。 |
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グリーンシート証券市場に登録/日本ジッコウ |
コンクリート防食のリーディング企業として知られる日本ジッコウ(本社:神戸市、佐藤武司社長)は24日、日本証券業協会の未公開企業向け証券市場「グリーンシート(GS)市場」に登録を申請し、受理された。9月10日を払込期日として約一億円の公募増資を行い、経営基盤の強化を図る。 |
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定例総会開く/クリスタルライニング工法協会 |
クリスタルライニング工法協会は7月24日、名古屋市錦の名古屋国際ホテルにおいて第4回定例総会を開き、クリスタルライニング工法の普及のための各種広報活動をはじめ、今年度から施工技術者の育成を目指した専任技術者認定講習会の開催を決めた。 |
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