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第3930号  10月3日発行




新技術の橋渡し掲げ10周年/下水道新技術推進機構
 下水道新技術推進機構の10周年記念講演会が9月27日午後、東京都千代田区の東京国際フォーラムで約800名が参加して開催された。同機構は平成4年9月の設立以来、地方公共団体や民間企業と下水道新技術の研究開発を行ってきており、9月で10周年を迎えたことから記念講演会を開催した。丹保憲仁・放送大学長が21世紀の日本について記念講演を行ったほか、国土交通省下水道部の藤木修・流域管理官が第3回世界水フォーラムについて講演した。
栄えの厚生労働大臣賞/上水道89名、簡水は18名
 厚生労働省は25日、平成14年度水道関係功労者の大臣表彰受賞者を明らかにした。上水道関係89名、簡易水道関係18名の合計107名。
 上水道関係については10月16日(水)に神戸市で開催される日本水道協会の第71回総会で表彰が行われる。簡易水道関係は、11月28日(木)東京で開く簡易水道整備促進全国大会で表彰が行われる。
東部処理場建設着々と/札幌市下水道局
 札幌市下水道局が平成12年度から建設工事を進めている東部処理場(施設能力日量16万立方メートル=全体計画)の土木工事が仕上げ段階に入っている。同市で10番目の下水処理施設となる同処理場は水処理に高度処理のステップ流入式硝化脱窒法を採用するなど最新技術の積極導入が図られており、平成17年度の一部供用開始に向け工事は順調に進捗している。
奈良市でマッピング稼働/ルポ
 奈良市では平成3年度から、水道施設管理システム(マッピングシステム)の導入に着手し、今年7月から一部稼働した。同市ではシステムの入力用下図となる1/500の水道施設管理図から作成しており、今後はリアルタイムでの更新や高度な有効活用などを目指すとしている。そこで、本紙では奈良市における水道施設管理システムの導入経緯や概要など、その取り組みをルポした。(大阪編集部主任・石上和弘)
コスト縮減実績を発表/水公団
 水資源開発公団は「水資源開発公団事業の工事コスト縮減対策に関する新行動計画」を策定し、工事コストの縮減に取り組んでいるが、9月5日に平成13年度の実績を取りまとめた。
 平成13年度に、水資源開発公団が実際に発注した工事費の総額は779億円。その中で低品質骨材のダムコンクリート用骨材への利用等の工事費の縮減など直接的施策として7・9%、間接的施策として2・9%、合計10・8%のコスト縮減の効果が得られたとしている。
『下水DO!』に1,500人/東京都
 東京都下水道局は9月9日から13日にかけて、下水道デーイベント『下水DO!』を開催した。『油・断・快適! 下水道』をコンセプトに『下水道に油を流さないで!』コーナーには、下水道に流れ出た調理油が固まった白色固形物「オイルボール」などを展示し、一般家庭での正しい油の処理方法を呼びかけた。
榊原秀明会長に聞く/日本下水道処理施設管理業協会
 フランスを中心とする上下水道サービスのISO化、包括的民間委託、性能発注、複数年契約、新たな積算方式、さらには地方財政の逼迫、維持管理コストの縮減など下水道事業における効率的な民間委託への関心が大きく高まっているなか、本年5月の総会で(社)日本下水道処理施設管理業協会会長に就任した榊原秀明氏にインタビューした。メンテ業界の雄、3400名余の社員を擁する日本ヘルス工業を、独特の感性で率いて16年、変化の激しい維持管理業界に如何なる新風を巻き起こすか期待が高まる。
鉛管布設替えで新会社/東京産業SADE社
 三菱系機械専門商社の東京産業(本社・東京、牧田晶明社長)と各種配管工事でノウハウと実績を持つフランスのSADE社(本社・パリ市、ドミニク・ブヨ社長)は日本及び海外の上下水道、配水管路及び配管更生工事を請け負うエンジニアリング会社「ティーエス・サデ株式会社」を両社の均等出資で11月1日に設立することで合意し、9月26日、東京産業で調印式を行った。新会社の資本金は6000万円で、社長には東京産業常務取締役の粕川卓朗氏(兼任)が就任する。
ユスリカの卵・幼虫を完全の捕捉/東京都有明処理場
 下水処理場で発生する不快害虫『ユスリカ』の駆除は、古くて新しい問題として各施設で様々な対策が行われているが、これまでのところ大きな成果は報告されていない。東京都下水道局の有明処理場では、ユスリカの卵及び幼虫の除去と再生水の更なる水質向上を目途に昨年春に「上向流式高速繊維ろ過装置(石垣納入)」を導入、今日まで長期にわたり運転調査を実施“年間を通して、ろ過水中には同処理場で発生しているウスロユスリカの卵・幼虫の通過が無く、高濁度時でも安定した処理がおこなえる”ことを実証した。
10月10日にセミナー/呉羽テクノエンジ
 呉羽テクノエンジは、第14回の「防錆技術セミナー(給水管劣化対策)」を10月10日、東京・日本橋掘留町の呉羽化学工業会議室において開催する。