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第3959号    2月  6日発行




現行の水質基準項目を再評価/厚科審水質専門委
 厚生科学審議会生活環境水道部会の水質管理専門委員会(委員長=眞柄泰基・北海道大学教授)は3日、4日の両日、第6回目の会合を開き、(1)水質基準検討対象となる化学物質の選定と評価値の算出(2)微生物に係る基準項目の再評価(3)水質検査方法の概要―をめぐり意見を交換した。微生物に係る現行水質基準項目の再評価では、近年、迅速・簡便な大腸菌の培養技術が確立されていること等を踏まえ、水道水の清浄度を適正に評価する指標として、現行の大腸菌群から「大腸菌」に変更することを了承した。1926年に上水試験方法の付則として採用された大腸菌群の検査は77年を経て終了する。
日米地震ワークショップ/参加・発表論を募集/日水協
 日本水道協会と米国水道協会基金(AWWARF)は、平成15年8月6日(水)から8日(金)にかけて、米国ロサンジェルス水道電力局本部で共同開催する『第3回日米水道地震対策ワークショップ』の参加者(発表論文応募者)を募集している。
補正予算56億円を配分/厚労省
 厚生労働省は30日、平成14年度水道施設整備費の補正予算を配分した。
 補正予算額は上水道52億円、簡易水道4億円の合計56億円。地震・渇水等の災害に強い水道施設を整備するとともに、クリプトスポリジウム等の感染性微生物対策としての高度浄水処理施設の整備を促進するとともに、地方の水道施設の水量、水圧のレベルアップを図る。
大規模な斜坑推進を施工/横浜市下水道局
 横浜市下水道局河川部が整備を進めている今井川地下調節池建設工事で、我が国でも他に例を見ない大規模な斜坑推進工事が行われている。これは、シールドトンネル式の地下調節池の換気施設築造に伴って行われたもので、呼び径2,000ミリ のダクタイル推進管を75.6度の角度で延長87.7メートル推進する。施工は清水建設で、工期は3月までの予定。換気施設の完成によりほぼ地下調節池全体の工事も完了となり、平成16年度から本格運用開始となる。
建設事業費249億円/札幌市下水道局
 札幌市下水道局はこのほど、平成15年度予算案の内容を明らかにした。建設事業費には前年度比14.2%減の約248億8,000万円を計上、その事業別内訳は、(1)管路=対前年度比0.78%の120億3,800円(2)ポンプ場=同0.79%の15億7,400万円(3)処理場=同0.97%の112億6,800万円となった。
江戸川浄水場が本格化/千葉県水道局
 千葉県水道局はこのごろ、平成15年度予算案を明らかにした。江戸川浄水場(仮称)の建設工事が本格化することもあり、資本的支出は対前年度比3.9%増の483億800万円。内訳は、建設改良費が40億3,600万円減の207億2,400万円、拡張工事費が46億4,400万円増の117億5,500万円、企業債償還金が146億9,400万円となった。
放流水で発電実験/東京都下水道局
 東京都下水道局は現在、東京電力と共同で水力発電システムの実験を葛西処理場で進めている。
下水道局では12年度より、民間企業が独自の技術提案を行い、局がノウハウや用地などの研究材料を提供する共同研究制度を発足させている。今回の実験は、これまで河川に放流していた未利用エネルギーの活用を目的に、昨年春に着手された。処理水の放流口に定格出力27キロワットの水力発電機を設置。これまでデーター収集などに取り組んできた。
Epoch/第2回研究G委員会開く
 水道技術研究センターの研究プロジェクト、Epoch(水資源の有効利用に資するシステムの構築に関する研究)の各研究グループは28日から31日にかけて、それぞれ第2回目の委員会を開催し、今後の研究計画や現状の課題の整理などを行った。
「技術開発会」を発足/三社共同で新技術開発へ
 三水コンサルタント(武島繁雄代表取締役 本社:大阪市)、ウオーターエンジニアリング(木村勝彦代表取締役 同:大阪市)、クリアス(秦登志夫代表取締役社長 同:京都市)の三社は3日、大阪市内で専門紙記者との懇談会を開き、その中で下水道部門の調査・設計・研究開発に関して技術提携を行なうことに合意し、実働機関として「技術開発会」を設立した事を明らかにした。
技術講習会開く/漏水調査協会
 全国漏水調査協会は1日、東京・秋葉原の東京都中小企業振興公社で、平成14年度漏水調査技術講習会を開き、38名の会員が参加した。今回の講習会のテーマは「維持管理時代の水道と配水管整備」で同協会技術顧問の渡部章允氏(前横須賀市水道事業管理者)が講師を務めた。
平成14年度研修会開く/ダクタイル異形管工業会
 日本ダクタイル異形管工業会の平成14年度研修会(大阪会場)が1月22日、大阪市中央区の北浜ビジネス会館に会員各社の担当者31名を集めて開催された。また、29日には東京位地市ヶ谷の日本水道会館(東京会場)で会員30名が出席して同様の研修会が行われた。
米国に子会社を設立/エヌジェーエス・コンサルタンツ
 日本上下水道設計の100%子会社であるエヌジェーエス・コンサルタンツはこのほど、米国ロスアンジェルスに子会社を設立すると共に、同子会社による米国コンサルタント企業を買収することを明らかにした。
 米国に設立する子会社は「NJS Consultants、USA Inc」で、所在地はルスアンジェルス市。2月に設立し、業務開始する。従業員は1名。
クリプト対策と浄水技術テーマに/日本濾過技術研究会
 日本濾過技術研究会(佐谷戸安好会長)は3日、東京市ヶ谷の日本水道協会会議室で第5回セミナーを開き、全国から水道事業体関係者多数が出席した。今回は「クリプトスポリジウム対策としての浄水技術」がテーマで、山梨大学名誉教授の中村文雄氏が「凝集剤の制御」について特別講演を行った。