水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報



バックナンバー

第4002号    8月  4日発行




全国水道企業団協議会が総会/八戸市に230名が結集
 広域水道の更なる推進と健全経営に向けた財政支援の強化を─。全国水道企業団協議会の第47回総会が7月31日、青森県八戸市で開催された。総会には全国から230名にのぼる関係者が出席。老朽化施設の更新・改良事業に対する新規国庫補助制度の創設や、震災対策事業における財政援助の充実など4項目を採択した。公共事業費全体が縮小傾向にある中、会員一同が強い姿勢で陳情活動に臨むことを確認した。特に7月26日に発生した宮城県北部地震で管路に甚大な被害が出たこともあり、災害に強い水道の構築をめざし積極的な要望活動を展開していく。次期開催は埼玉県水道企業団協議会が担当する。
日米地震ワークショップ
 第3回日米水道地震対策ワークショップ(主催=米国水道協会研究基金、ロサンゼルス水道電力局、日本水道協会水道技術総合研究所)が8月6日から8日までの3日間、ロサンゼルス市で開かれる。
 第3回ワークショップには日米の関係者40名が集い、(1)リスク評価と分析(2)地震の影響度と地震対策の準備(3)地震のリスク管理と復旧(4)リスク管理と分析(5)耐震設計―をテーマに最新の知見を披露。地震に強い水道施設の構築へ向け意見を交換する。
「水の週間」始まる/扇大臣出席し記念式典
 第27回「水の週間」(8月1日~7日)がスタートし、「水の日」の1日には、千代田区・科学技術館で、水の週間行事「ウォーターフェア03東京」が開かれた。
 華やかなオープニングテープカットに続き、400人以上が詰め掛けた記念式典では、扇千景・国土交通大臣が「水は、暮らしや産業活動の基盤。災害に強く豊かな水環境の実現へ」と挨拶した。
谷戸下水道部長が発進/交代式で抱負/国交省
 谷戸下水道部長のもと新たに下水道部がスタート─。国土交通省は1日、下水道部長に谷戸善彦氏を任命。下水道部では同日、部員を集めて部長交代式が行われた。まず、曽小川前部長が「これからは国民の1人として下水道のさらなる発展を願う」と挨拶。続いて谷戸下水道部長が「これから下水道の中長期ビジョンを策定するにあたり、財政論と情報発信について委員会を作り対応していきたい」と抱負を述べた。
水道が全面復旧/宮城県連続地震
 26日未明から続いた宮城県連続地震では水道管が破損するなどで、約1万4千戸が断水するなどの被害があったが、各町職員、宮城県内の各水道事業体、指定工事事業者などの協力により、30日にはほぼ復旧を終えた。一方、下水道の被害調査はこれから本格化するが、現地ではマンホール付近の陥没や管破損などが見られた。地震による被害状況と対応を追った。(本紙・荒井純)
雨水対策が本格化へ/千葉市下水道局
 千葉市下水道局は現在、浸水被害対策と合流改善事業として総延長約9キロにも及ぶ中央雨水貯留幹線の整備を着々と進めている。対象地域は市の中心部と東部周辺の約450ヘクタールで、整備基準は時間降水量53.4ミリ対応だ。貯留管の内径は最大5,250ミリ、貯留量は約12万立方メートルと計画されており、本格的に大規模な雨水対策に乗り出す。総事業費は約600億円で、事業期間は3期に分かれ平成12~27年度まで。
 千葉市では平成5年に500戸、平成8年には400戸が浸水被害を受けたことから、浸水対策と快適な水環境の創造の早期実現を目指している。なお同市で、このような大口径の雨水貯留管整備は初めて。
設計や施工など講義/大阪府下水道技術センター
 (財)大阪府下水道技術センター(理事長=小河保之・大阪府土木部長)主催の平成15年度下水道技術職員研修会が30日、大阪市中央区の大阪産業創造館で開催された。研修会には府内の該当者ら約50名が参加するなか、5項目の講義とともに、翌日には施設見学も行われた。
JICAから功労者表彰/札幌市水道局
 札幌市水道局が長年に渡り開発途上国への技術協力に寄与してきた功績に対し、国際協力事業団(JICA)から国際協力功労者表彰を受けた。
 第29回に当たる今年度は、個人23名、団体12団体が受賞したが、水道事業体として表彰されるのは札幌市水道局が全国初で、札幌市で表彰されるのも初めて。31日に東京・新宿のJICA本部で行われた表彰式には小川敏雄・水道事業管理者と宮下妙子・研修担当課長が出席した。
第2浄水場が給水開始/上越地域水道用水供給企業団
 上越地域水道用水供給企業団(企業長=木浦正幸上越市長)第2浄水場の給水式が7月1日、関係者約70人が参加のもと、新潟県柿崎町の現地で開催された。
 同浄水場は昭和59年に着工された柿崎川ダム(有効貯水量410万立方メートル)建設の進捗に合わせて、平成7年から建設が進められていた。施設能力は日量2万1,000立方メートルで、浄水方式は急速ろ過法、総事業費は約110億円となっている。
日水協地方支部総会終わる/中部支部
日本水道協会の地方支部総会は29日の中部地方支部で終了した。水道事業を取り巻く環境が厳しいなか、施設更新や鉛管解消などへの国庫補助制度の拡充、企業債の借換制度の基準緩和などが要望され、会員提出問題の総数は51題。また、水源涵養税に対する反対の緊急動議が行われるなど活発な動きも見られた。これらの問題は集約され、10月29日から岡山市で開催される全国総会で提案される。
平成15年度の日水協地方支部総会は九州、北海道、東北、関東、関西、中国四国、中部の順で開催。最後を飾る第81回中部地方支部総会は会員約500名が出席するなか、石川県加賀市の加賀観光ホテルで開催され、会員提出問題5題の審議などが行われた。
中国四国支部
 第72回日本水道協会中国四国地方支部総会が24日、広島県呉市の呉阪急ホテルで開催された。総会では名誉会員として中野文男・前宇部市水道事業管理者が承認され、「農薬類散布情報提供の制度化」など7題の会員提出問題の審議とともに、水源環境税構想への反対の緊急動議も行われた。
水源税反対で緊急動議/中国四国地方支部総会で岡山市が提出
 第72回日本水道協会中国四国地方支部総会で、酒井五津男・岡山市水道局次長は「水源環境税構想への対応について」を緊急動議し、多くの都道府県で創設が検討されている森林保全・整備に関わる新税の創設で、水道事業者を特別徴収義務者として、水道使用者のみに課税する方式に反対することを提案した。
包括的民間委託相次ぐ/住重環境エンジ
住重環境エンジニアリング(本社・東京、加固康二社長)はこのほど、地方自治体、広域組合などから公共施設の管理運営業務委託を施設の運転管理、薬品、電力・燃料等のユーティリティ調達管理及び施設の修繕等メンテナンスを全て包括した「トータルメンテ」(包括的民間委託)として相次いで受注したことを明らかにした。
受注したのは富山市上下水道局の浜黒崎浄化センター(下水道処理施設)契約年数3年、愛知県豊田加茂広域市町村圏事務処理組合の砂川衛生プラント(し尿処理施設)契約年数3年、鳥取県東部広域行政管理組合のコンポストセンターいなば(コンポストセンター)契約年数・単年度契約(受託金額は7,100万円)-の3件。
新入会員講習会開く/ロボット清掃協会
 日本上水道配水池ロボット清掃協会(野田俊国会長)の平成15年度第1回教育情報事業新入会員技術講習会が17日、18日の両日、会員など約30名が参加のもと明石市のホテルキャッスルプラザ及び神戸メカトロニクスで行なわれた。
アルミ屋根上架を公開/三井住友建設
三井住友建設は7月29日、千葉県習志野市企業局の「水道第2給水場更新工事(配水池・場内連絡管工事)」で容量5,000トンのPCタンクにアルミニウム合金製ドーム屋根(アルトラス工法)上架の公開施工を行った。
同屋根は経済的で耐久性に優れ、軽量、リサイクル可能などの特徴があり、平成10年度から三井住友建設を中心に同工法の普及活動を行っている。既に水道用のPCタンク屋根では9基の実績がある。
クリスタルライニング工法協会/第5回総会開く
 コンクリート構造物の防食・止水・補強工法のクリスタルライニング工法協会は7月24日、東京・新宿区の新宿ワシントンホテルで第5回定例総会を開き、平成15年度事業などを決めた。また、役員改正が行われ理事長には菊池英夫・菊池建設工業代表取締役社長が再選された。