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第4018号   10月 16日発行




ISO/TC224調整進む/オタワで総会・合同WG
 ISO/TC224の第2回総会と合同WG(ワーキンググループ)会議が、9月22日から25日までカナダのオタワ市で開かれた。会議では業務指標の取り扱いをめぐり、「ある程度の世界共通の指標が必要」とするWG3(水道)と、「現行の各国の規格を尊重する」というWG4(下水道)との間で激論が交わされた。背景には国益と国際ビジネスの利害がある。
汚泥減量化技術を諮問/下水道事業団
 日本下水道事業団(JS)は9月26日に開かれた技術評価委員会(会長=柏谷衛・東京理科大学教授)で、汚泥減量化技術の技術評価について諮問した。評価はオゾンによる汚泥減量化技術と、好熱性細菌による汚泥減量化技術について行われる。
栄えの厚生労働大臣賞/上水道93名、簡水15名に
 厚生労働省は10日、平成15年度水道関係功労者の大臣表彰受賞者を明らかにした。上水道関係923名(うち中央推薦4名)、簡易水道関係16名の合計108名。
 上水道関係については10月29日(水)に岡山市で開催される日本水道協会の第72回総会で表彰が行われる。簡易水道関係は12月4日(木)東京で開く第48回簡易水道整備促進全国大会で表彰が行われる。
室内配管施設が完成/名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局の室内配管実技施設が完成し、9月26日に開所式が行われた。
 日水協は平成13年度から、耐震継ぎ手管の配管・接合に関する知識や技術の習得を目的にした配水管工技能者講習会を実施している。九州と東北の各地方支部で開始したのを皮切りに、今年度は7つの全地方支部で開催されることになった。
 配水管施工士について独自の試験制度を設けてきた名古屋市は今後、こうした流れを受けて、日水協の配水管工技能登録者(講習会の修了者)に対して追加の講習を行うことで、新たな登録制度をすることにした。
第一次報告書を市長に提出/横浜市下水道事業経営研究会
 今後の下水道事業の健全な運営をめざし広く事業のあり方について審議している、横浜市下水道事業経営研究会(座長=齊藤毅憲・横浜市立大学商学部教授)は先月24日、市長宛に第一次報告書を提出した。報告書は事業の現状と課題を浮き彫りにし、経営健全化に向けた財政強化策を示し、説明責任と経営指標の活用により市民の理解が得られる事業運営を提示した。
 学識経験者や市民を交えた同研究会は、昨年8月に設置されて以来、これまで隔月ペースで計7回の審議を重ねてきた。来年度からの次期財政計画に反映すべく、取り組むべき課題として「快適な水環境の保全・創造」「災害に強い安全な街づくり」「循環型社会への取組」を挙げた。
検針業務で入札実施/仙台市水道局
 仙台市水道局は10月10日、『仙台市水道メーター検針・計量業務委託その1(南地区)』と『同その2(北地区)』についての公募型指名競争入札を実施すると発表した。入札参加者申請書の提出期限は今年の11月5日。入札執行予定日は平成16年1月8日。
電気機械の申請受付/横浜市下水道局
 横浜市下水道局は、下水道用電気・機械設備のうち主要な製品(指定製品)の製造業者の選定申請を受け付けている。製造企業の選定を新たに希望する場合は申請書を1部、10月31日までに下水道局建設部設備課に提出しなくてはならない。申請書は、設備課で受け取るか同局ホームページからダウンロードできる。
「油・断・快適!」をPR/東京都下水道局
 東京都下水道局は今月より2カ月間、「油・断・快適!下水道~下水道に油を流さないで~」のキャンペーンを実施している。駅前広場やデパート周辺など都内29カ所でPRを行うとともに、飲食店を中心とした戸別訪問を実施し協力を呼びかけた。
ハンマーレス逆止弁を開発/森田鉄工所
 森田鉄工所はこのほど、ポンプが急停止した場合、水の衝撃で発生するウォーターハンマー(衝撃圧)やスラミング(衝撃音)を防止するため、ティルティング式ハンマーレス逆止弁「P─THC型」を開発したことを明らかにした。
 特徴は(1)ウォーターハンマー、スラミングの発生を防止(2)弁閉鎖時間を現地で簡単に調節できる(3)弁座はメタルシート形で耐久性に優れている(4)圧力損失が小さい(5)赤水対策が万全(6)バイパス弁を標準装備。これらの特徴は各口径とも社内実流試験装置で立証済みである。呼び径は80~300ミリで上水・下水・工業用水・農業用水などに威力を発揮する。
不断水切換弁「Rバルブ」を開発/コスモ工機
 コスモ工機はこのほど、不断水で既設管路の任意の場所に分岐切替バルブを設置することが可能な小口径不断水切替弁「Rバルブ」を開発したことを明らかにした。今後ますます多様化する配管工事でのニーズに応える製品として注目されよう。
 今回開発した製品は、弁体の動きを回転運動にすることで、製品全高を下げることが可能になり、浅層埋設管路に対応できることとなった。
我が国初のスケール厚測定機/日本水機
 水道管路メンテナンスの日本水機(本社・神戸市)はこのほど、ボール式補修弁から挿入し不断水で配水管内の錆び瘤スケール厚を測定する「配水管スケール厚測定機」を開発した。生産体制を整え、来春から販売を開始する。
 同社が開発したスケール厚測定機は、3本のステンレス製パイプ(カメラ軸、従軸、主軸)、カメラ軸の先端に付けられた内視鏡、軸内に通されたケーブル及び内視鏡モニター、従軸・主軸の先端に付けられた測定端子などで構成される。
サステック消火栓を発売/清水工業
 清水工業(本社・彦根市、清水裕一・社長)はこのほど、主要部品全てにステンレスを採用したサステック消火栓(水道用地下式消火栓・単口)を開発し、発売を開始した。軽量でコンパクト、しかも腐食に強く長期間安心して使用できる製品となっている。
公共システム研究会開く/三菱電機
 三菱電機主催による平成15年度第21回公共システム研究会が3日、「ITと環境テクノロジーが生み出す〝水環境ソリューション〟」をテーマに、関西地区の上下水道関係者など約160名を集めて開催された。同社の最新の研究成果・技術が披露されるとともに、津野洋・京都大学大学院工学研究科教授による特別講演が行なわれた。
秋季講習会開く/下水道施設協
 日本下水道施設業協会は2日、東京・港区の虎ノ門パストラルにおいて、国土交通省下水道部の小林一郎・下水道事業課長や建設業適正取引推進機構相談指導部の腰原良吉氏を講師に招き、「平成16年度下水道事業の展望」と「公正取引」をテーマに秋季講習会を開催した。