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第4030号   12月  4日発行




NPO法人・日本水フォーラム設立へ/第3回世界水フォーラム運営委員会
 第3回世界水フォーラム運営委員会(会長=橋本龍太郎・元首相)は11月28日午後、東京プリンスホテルで7回目(最終)の会合を開き、フォーラムで培われた人脈や情報ネットワークを発展させ、日本の水関係機関、水関係者の国際活動を支援するため、来春にもNPO法人「日本水フォーラム」を立ち上げることを決めた。フォーラムの主な活動方針の一つには、日本の企業が水ビジネスの分野で海外マーケットに進出することを支援することもあげられている。欧米の水関連企業は国の強力なバックアップにより、国際的ビジネスを次々と成功させている。日本にはそのような仕組みは無い。新しいフォーラムが、日本の企業の海外進出へ向けての突破口となることが期待される。
膜の標準化は急務!/e―Waterセミナー
 (財)水道技術研究センターは11月28日、東京・有明の東京ファッションタウンホールで『環境影響低減化浄水技術開発研究(=e―Water)セミナー』を開催した。厚生労働省の後援を得て開かれた同セミナーには約300名が出席、水道界の注目を集めるe―Waterプロジェクトの経過報告と今後の展望に関する講演・発表がなされた。
小水力発電でセミナー/工水協
 日本工業用水協会は12月2日、東京都千代田区のキャピトル東急ホテルで「小水力発電セミナー(後援=経済産業省)」を開き、会場には工水事業体の職員ら150名が詰めかけた。
 同セミナーは、既存の管渠や水路等を利用した小水力発電について、その動向や可能性、国の助成策等を紹介するもの。
耐酸性材料の技術開発に着手/東京都下水道局
 東京都下水道局は民間企業と共同で、セメントコンクリート構造物の腐食対策として、耐酸性新材料「硫黄固化体」の技術開発に着手した。この硫黄固化体は、石油の精製過程で生じた硫黄を活用するもの。硫酸による化学変化が起こりにくいことから、下水道施設をはじめとする腐食環境下での実用化が広く期待されている。(株)大林組、新日本石油㈱の提案に対して、同局のノウハウや実施設等を提供する「ノウハウ+フィールド提供型共同研究」が現在、新河岸処理場(板橋区)で進められている。
新潟市で研究発表会/日水協中部地方支部
 日水協中部地方支部の第28回研究発表会が11月20日、21の両日、新潟市で開催された。同市内の『朱鷺メッセ』で開催された発表会には同支部管内の各事業体や関連企業関係者約150名が出席の下、計16編が発表され、日頃の業務内容をベースにした事例報告や研鑽の成果が披露された。
東部処理場建設順調に/札幌市下水道局
 札幌市下水道局はこのほど、平成12年度から建設工事を進めている東部処理場の水処理棟1系列の土木工事を完了した。管理棟や沈砂池ポンプ棟なども、年度内に土木工事を終える予定で、順次、機械類の搬入作業に入る。
30周年祝し記念講演/福岡地区水道企業団
 福岡地区水道企業団は設立30周年並びに筑後川導水20周年を記念し、11月13日に福岡市中央区の福岡ガーデンパレスで記念講演会を行った。
民間委託の環境づくり推進へ/水道O&M研究会
 水道法が改正され、水道施設の第3者委託への道が開かれ、水道事業における民間企業の活動が求められる中、長年水道事業に携わってきた水処理プラントメーカー系の維持管理会社20社が大同団結し、水道施設の運営と管理の促進・定着を図るため「水道O&M研究会」が10月1日付で発足、代表幹事に月島テクノメンテサービスの大石直行代表取締役副社長、副代表幹事にジェイ・チームの山田昌司社長が就任した。12月1日には東京白金台の八方園で設立記念パーティーが開かれた。(一部既報)
受託業務報告会開く/水コン協
 全国上下水道コンサルタント協会は11月27日、東京都渋谷区のけんぽプラザで、平成15年度受託業務報告会を開いた。会員会社の職員ら約40名が参加するなか、国土交通省や日本下水道協会、日本下水道事業団等から受託した業務31件のうち、7件について業務報告を行った。
温暖化防止へ中間報告書/東設協
 下水道事業においても地球温暖化対策への関心が高まっている中、東京下水道設備協会はこのほど、下水道施設で採用されている各種設備・技術に対し、現時点で採用可能な省エネ、温室効果ガスの削減方法を網羅した『地球温暖化防止対策検討書』の中間報告を作成した。同報告書には、地球温暖化防止対策技術の概要、導入効果とコスト、さらには導入時の課題まで詳細に分析されており、今後は実際の処理場において費用対効果を実証のうえ、報告書としてまとめる意向。
基幹技能者講習会を開催/全管連、日空衛、日管連
 全国管工事業協同組合連合会、日本空調衛生工事業協会、日本配管工事業団体連合会の3団体は、管工事に関する基幹技能者である「配管基幹技能者」認定講習会の受講者を募集している。平成15年度の講習会は平成16年1月に静岡県と東京都で2回開催される。
森課長補佐らが講演/管診協講習会
 管路診断コンサルタント協会は11月28日、東京都新宿区の京王プラザホテルで第1回技術講習会を開き、下水道事業体や会員会社の職員ら82名が参加した。
 同講習会は、下水道事業の動向や下水道の抱える課題、最新の技術等について知見を深めようというもの。
南野会長を再任/NUC工法協会総会開く
 長距離急曲線推進システム・NUC工法の普及を目指すNUC工法協会の第13期事業年度定時総会が11月27日、大阪市北区の大阪弥生会館で開催され、次期事業計画などを決定した。また、任期満了に伴う役員改選では南野孝彦会長以下全役員が再任された。
相模原市に新研究所/オルガノ
 オルガノはこのほど、新総合研究所用地として神奈川県相模原市西大沼の土地、建物を取得したことを明らかにした。
 オルガノの研究開発は、21世紀の地球・生命といった根源的な問題を見据え、水をキーワードに産業や環境など幅広い分野で日夜新技術にチャレンジしている。
全国初の緊急遮水機能/東備水道企業団・久々井配水池
 東備水道企業団(企業長=栗山志朗・備前市長)はこのほど、ステンレス製配水池の久々井配水池に「緊急遮水システム」を全国で初めて導入した。このシステムは地震など災害発生時における配管破断事故に備え、配水池内に緊急遮水機能を内蔵し、最低限の貯水量を確保するもの。田代准・同企業団工務課長は「地震など災害時において、飲料水の確保に大きな役割を果たすものと確信しており、安心感が得られる」と話している。(大阪編集部主任・石上和弘)