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第4050号    3月  1日発行




下水道で汚濁排出枠配分を検討/国交省
 国土交通省下水道部は24日に開かれた下水道政策研究委員会流域管理小委員会(委員長=虫明功臣・福島大学教授)において、下水道法を改正し、汚濁負荷排出枠と負担金の配分調整について制度化する考えがあることを明らかにした。制度化に向けては効率性・公平性の観点から、基金を設置すると共に費用負担のルールを定めることにしている。また、流総計画は都府県ごとでなく1つの計画として策定する方針を示した。
専用水道が経営を圧迫/日水協
 日本水道協会は17日、第83回経営調査専門委員会(委員長=岸本良一・東京都水道局総務部主計課長)を開いた。
 今回の議題としては「給水区域内の専用水道について」「消費税の総額表示について」「水道料金の消滅時効について」が取り上げられ、専用水道の問題については、主要事業体にアンケートを実施するなどして対策を探っていくことを確認した。
3級管理技士の募集開始/日水協
 日本水道協会の『水道施設管理技士認定センター』が3月1日から「3級管理技士」の募集を開始した。
 『水道施設管理技士資格制度』は、水道管理業務の第三者委託をサポートするのが目的。浄水管理技士3~1級、管路施設管理技士3~1級の6種類からなる。3級は水道実務経験の資格審査と、講習会の受講により資格が取得できる。2級と1級の資格は3級登録後、試験によって資格が与えられる。
 募集期間は16年3月1日から4月15日まで。応募方法は日水協のホームページにある。
データベースをHPに統合/水道技術センター
 水道技術研究センターは23日、水道データベース運営委員会(委員長=眞柄泰基・北海道大学大学院教授)の最終会合を開いた。会議では、これまでのデータベースを、センターのホームページとして位置づけて運営していくことを了承した。

水フォーラム北京の説明会/3月9日東京で
 NGO日中新世紀協会は、「水フォーラム2004北京」の参加説明会を3月9日(火)午後3時から5時まで、東京都千代田区の参議院会館1F第5会議室で行う。同フォーラムは4月20日から22日までの3日間、中国北京市で日中の水分野でのニーズを結びつけ、事業提携のプラットホームを構築することを目的に開催される。説明会への参加希望者は電話またはファックスで同協会TEL03―5623―2732、FAX03―5623―2733まで直接申し込む。
常用発電PFIが完成/東京都下水道局森ヶ崎水処理センター
 下水道で国内初のPFI事業「森ヶ崎水処理センター常用発電事業」の工事が完了し、4月より運用開始する。日本最大の処理場、森ヶ崎水処理センターに3,200kWの常用・非常用発電設備3基を設置して、汚泥消化ガスを燃料としたバイオマス発電を実施する。国内最大となる8千kWのNaS電池、下水処理水の冷却水転用などで、年間6億円のコスト削減、4,772トン/年の二酸化炭素排出抑制など大きな導入効果が期待されている。事業期間は20年間で、東京都下水道局は128億1千万円の財政支出を削減できる。
処理場拡張し高度処理/神戸市下水道事業/16年度予算案
 神戸市建設局下水道河川部はこのほど、平成16年度予算案の概要を明らかにした。下水道事業会計の資本的支出は520億7,300万円で、このうち建設改良費は223億9,200万円となっており、処理場建設、ポンプ場建設など6項目を推進する。
川西市が通水50年/式典に小池大臣ら400人出席
 川西市水道局は水道通水50周年を迎え22日、同市栄町のアステホールで記念式典を行った。式典には小池百合子環境大臣をはじめ関係者約400人が出席し、地元中学校の記念コンサートや講演会など様々な催しで、半世紀の節目を祝った。
IT制御管理で2講演/町村下水協京都府支部
 全国町村下水推進協議会京都府支部(支部長=糸井弘志・岩滝町長)の平成15年度第1回実務研修会が10日、会員ら約40名が参加するなか、京都市南区のホテルセントノーム京都で開催された。研修会では「インターネット、iモードを利用した制御管理システムの構築と実施例」など2題の講演が行われた。
ISO17025認証取得へ/大阪府水道部/16年度予算案
 大阪府水道部はこのほど平成16年度水道事業及び工業用水道事業の当初予算案を発表した。水道事業の予算総額は対前年度当初予算比4.5%減の1,005億4,300円。新規事業として東部水道事業庁舎を整備するほか、災害時支援協力員制度の創設、ISO17025認証取得などに取り組む。
 昭和55年年度にスタートし、平成22年度を目標年度とする第7次拡張事業(総事業費4,300万円)には66億8,000万円を計上。庭窪浄水場で推進する高度浄水施設の整備、豊野町・能勢町への北部送水施設の整備、紀ノ川系施設の取水口の建設委託などの諸事業を引き続き実施する。
 改良事業は146億6,500万円の予算を組む。施設の老朽化対策、震災対策及び安定化対策を柱とした第5次整備事業計画に基づき、安定給水を図るための浄水及び送水施設の整備を行う。
処理場上部に農園整備/大阪市下水道事業/16年度予算案
 大阪市都市環境局はこのほど、平成16年度予算案の概要を明らかにした。下水道事業会計の資本的支出は831億400万円(対前年度比1.4%増)、建設改良費は494億円(同12.8%減)となっている。同市では13年度から「第9次下水道整備5か年計画」に着手しており、これに基づき、浸水・水質保全・アメニティの3対策を推進する。
浄水場連絡工事を継続/広島市水道局/16年度予算案
 広島市下水道局はこのほど、平成16年度下水道事業会計当初予算案を明らかにした。総額は約929億9,100万円、資本的支出は約489億8,400万円で、建設改良費に約238億700万円を計上している。
 同市は15年度末で市街化区域の汚水施設整備が概成となるが、16年度以降も残事業とともに、課題の浸水対策事業などを引き続き推進していく。

沖縄県支部管理者協で講演/赤川日水協専務理事
 日水協沖縄県支部はこの程、石垣市で水道事業管理者協議会を開催し、協会本部における水道事業管理者協議会及び、中小規模水道問題協議会に関する報告を行った。これに先立ち、赤川正和専務理事が『これからの水道事業経営』と題して講演を行った。日水協専務理事が沖縄―特に八重山諸島―に出向いて講演を行ったことは初めてで、意見交換会も含めて県内で話題となった。
浸水対策事業など推進/広島市下水道局/16年度予算案
 広島市下水道局はこのほど、平成16年度下水道事業会計当初予算案を明らかにした。総額は約929億9,100万円、資本的支出は約489億8,400万円で、建設改良費に約238億700万円を計上している。建設改良費の内訳は(1)公共下水道整備費が約218億6,300万円(2)排水設備整備費が約9億8,000万円(3)諸設備新設改良費が約2億3,200万円―などとなっている。
14年度版環境会計を公表/広島市水道局
 広島市水道局はこのほど、「平成14年度版環境会計」の概要を公表した。環境保全コストに対する環境保全効果、経済効果をまとめたもので、環境保全効果は電力563万3,000kWh、取水量596万7,000立方メートル、二酸化炭素4,666トンの削減につながり、経済効果は約6億1,100万円となった。

注目のNF膜大規模実験/e―Water持込み研究
 沖縄県企業局の石川浄水場を舞台とするナノろ過膜を用いた高度浄水システムの実証実験が本格化している。この実験は、水道技術研究センターのe―Waterプロジェクト(第2研究グループ)の持ち込み研究として実施されているもので、オゾン・活性炭処理の代替システムとして注目されているナノろ過法の「機能予測手法」の確立と急速ろ過システム排水処理への適用も含めた実用化技術の確立を目指す。実験は、北海道大学大学院の眞柄教授の研究室、国立保健医療科学院、沖縄県企業局と西原環境テクノロジーなど6企業との共同研究で進められている。
第20回総会開く/設備協
 東京下水道設備協会は18日、東京・新宿のモノリス29において第20回通常総会を開催した。設立20周年を祝って11月に記念講演会・式典の開催並びに記念誌の発刊などの記念事業を実施するなど平成16年度事業計画及び予算等を審議、承認した。
検針票№1の技術活かし/国際チャート
 国際チャート(大坪重紀・代表取締役社長)は10日、王子製紙、王子製紙の100%子会社である王子特殊紙(上海)有限公司と製造委託契約を結んだことを発表した。計測用記録紙の世界トップシェアを目指して、欧米向け事業を2004年から共同で展開することになる。
第18回総会開く/アンクルモール協会
 アンクルモール協会(会長=香西慧・戸田建設代表取締役副社長)は25日、東京新宿区のセンチュリーハイアット東京で第18回定時総会を開き、平成16年度事業計画などを決議した。
 平成16年度事業計画では、各工法の技術の向上発展と普及を図るため、研修会・講演会の開催や関係図書資料の頒布等を推進していく。
リサイクルで日建と契約/塩ビライニング鋼管/リサイクル協会
 塩ビライニング鋼管リサイクル協会はこのほど、1月1日付で(株)日建とリサイクル工場の契約(当時・日建加工工業株式会社)を行ったことを明らかにした。
グリッドコア富士工場が完成/前澤工業
 前澤工業が静岡県富士市の春日製紙工業(株)内で建設を進めていた「グリッドコア富士工場」がこのほど完成し、2月26日、現地で竣工式を行った。
 グリッドコアは古紙製強化パネルで、段ボール等古紙の繊維質リサイクル資源を100%原料としたものを一旦パルプ化し、圧縮形成して製造するもの。内部のハニカム構造と表面材が一体化しており、軽量、高強度で環境面からも優れたこれまでにないパネルである。主な用途としては展示ディスプレイ、インテリアデザイン、建具・家具の芯材、輸送・梱包資材、仮説施設・店舗用什器、玩具、住宅部材・内装下地材(間仕切り)など幅広い分野で使用できる。

JICA研修生が見学/JFEエンジ重工センター
 JICA中東地域「上水道維持管理」コース研修生が20日、神奈川県横浜市のJFEエンジニアリング重工センターを訪れ、水道鋼管やシールド掘進機等の製造工程を見学した。