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第4062号    4月 22日発行




日中水フォーラムが開幕/中国・北京に1,000名
 「日中水フォーラム2004北京」(主催=中国共産党青年団中央委員会、中華全国青年連合会)が20日、開幕した。「水」に関する日中両国の新しいパートナーシップの確立に向けて、22日までの3日間、産官学に加え、学生の出席者ら約1千人が北京国際会議センターに集い、水問題における意見・技術交換を行う。開幕式で日本側は橋本龍太郎元首相、中国側は趙勇・中華全国青年連合会主席などが挨拶。また、丹保憲仁・放送大学長や坂本弘道・水団連専務理事が講演した。
「合流改善」実行の年に/下水道主課長会議/国交省
 国土交通省下水道部は20日、平成16年度全国下水道主管課長会議を開き、補助金をめぐる動きや下水道政策研究委員会など、最近の重点事項について連絡した。会議の冒頭、挨拶に立った国土交通省の谷戸善彦・下水道部長は「平成16年度は雨水対策と合流改善の実行の年だ。制度設計は行ったので、これからは皆さんの手にかかっている」と、参加した地方公共団体の下水道担当者に速やかな行動を求めた。また、「下水道事業を住民に理解してもらうため、下水道関係者全員で情報発信を行って欲しい」と積極的な対応を要請した。
5月に水道実務講習会開催/簡易水道協議会
 全国簡易水道協議会は5月19日、東京都千代田区のイイノホールで「平成16年度水道事業実務講習会」を開催する。
 水道の計画・設計・施工・経営管理等に関する留意事項について主務省担当官の説明を聞き、事業実施の円滑な運営推進に役立てるというもので、受講対象は都道府県及び市町村の水道担当者や賛助会員など。定員は500名。
『中日水務信息』創刊へ/日中を結ぶ総合水環境情報誌
 弊社では日中両国に幅広いネットワークを持つ日本テピア株式会社(劉炳義代表取締役 本社=大阪、支社=東京、北京、上海)と共同企画による日中初の両国語併記の総合水環境情報誌「中日水務信息(ちゅうにちすいうしんし)」の発刊を企画し、日中両国の水環境に関する幅広い情報交流を通じて日中のみならず、世界の水環境問題解決に役割を果たしてまいりたいと考えています。
 現在、今夏の創刊に向け鋭意準備作業を進めております。
NPMの視点で委託/プロポーザルで日本管財が受注/兵庫県小野市水道部
 小野市水道部は事業の効率化を目指し1日から船木浄水場の夜間管理などを日本管財(本社・西宮市)に業務委託した。契約期間は4月1日から3年間で、契約金額は3,360万円。浄水場の運転操作や点検、場外施設の運転監視、さらに4月から新設した『水道お客様センター』の窓口業務も委託する。
ISO9001を認証取得/下関市水道局
 下関市水道局はさきごろ、品質管理や顧客満足の国際標準規格である「ISO9001」を認証取得した。業務改善の推進や質の高い給水サービスの提供、職員意識・能力の向上とともに、品質方針の「3A!(安全・安定・安心)」水道に取り組むことで、市民満足度並びに信頼度の継続的な向上を目指すとしている。
上永谷配水池が完成/横浜市水道局
 横浜市水道局が建設を進めてきた上永谷配水池がこのほど完成し、15日から運用を開始した。
 同配水池の給水区域は、これまで港南台配水池から自然流下で給水していたが、市街化に伴いエリアが大きくなり、安定給水を行う上で困難が生じていた。また、高台の一部地域では3階直結給水に対応できないところがあったが、同配水池の完成により、これらが解消される。給水戸数は約3万3,300戸。
下水処理施設が一部完成/栃木県茂木町
 栃木県茂木町の茂木町水処理センター「みずすまし館」が一部完成し、3月18日に通水式が行われた。オキシデーション・ディッチ法で、日量2,400立方メートル処理する。当面、1系列、処理区域は町役場周辺など33ヘクタールだが、平成20年度には4系列、99ヘクタールにまで拡大する。なお地域に親しまれるよう、愛称を「みずすまし館」とした。
道路舗装にスラグ活用/兵庫県県土整備部
 兵庫県県土整備部は今年度から、揖保川浄化センター(兵庫西流域下水汚泥広域処理場)の下水汚泥溶融スラグを、2県民局管内における県発注の舗装工事で有効利用する。循環型社会の構築を目指す取り組みの一環として、アスファルト混合物の細骨材の一部(10%)に混入するもので、年間約3,000~4,000トン程度の需要を見込んでいる。下水汚泥溶融スラグを道路舗装材に活用する事例は全国でも少ない。
市民とつくる下水道へ/横須賀市
 横須賀市の下水道経営のあり方を多角的に審議してきた『明日の下水道を考える委員会』(委員長=大迫健一・千葉工業大学教授)は31日、横須賀市の沢田秀男市長に報告書を提出した。
 委員会は、会計方式が企業会計に移行することに伴い、12年度に作成した『下水道経営計画』を見直すことを目的に設置したもので、14年10月から5回に渡り審議を重ねてきた。
農水省の高度処理実験に参画/森松工業と森松テクノ
 森松工業と森松テクノサービスは上下水道の遠隔監視システムの普及を進めているが、このほど農林水産省の有明海・八代海の高度処理促進実証実験事業に参画することを明らかにした。これは、水質汚濁や富栄養化が進行しやすい閉鎖性水域の1つである有明海・八代海の水質保全を目的に、流域市町村の中からモデル地区を選定し、遠隔監視システムを活用した高度処理手法の有効性を探るもの。両社の「森松テクノ遠隔監視システム」はこの高度処理を遠隔から詳細なデータの送信や処理施設の円滑な運転操作が可能となるよう監視する機能を役割分担する。
岐阜県知事から表彰/岐阜県瑞穂市
 岐阜県瑞穂市はこのほど、森松工業と森松テクノサービスが開発した「森松テクノ遠隔監視システム」を採用したことで、岐阜県のIT戦略の推進に高く貢献したとして同県の梶原拓知事から表彰された。
ポリテック施工講習会開く
 水道用ポリエチレンパイプシステム研究会(略称・POLITEC、会長・卜部忠彦クボタ常務取締役合成管事業部長)は16日、釧路市水道部愛国浄水場で水道配水用ポリエチレン管(PE管)採用に伴う施工講習会を開いた。道東地区は、地震の発生頻度が高く、PE管への関心が高まっている。釧路市では既存管が一部腐食していたため、今回PE管での更新を行う。
国際化などテーマに/水団連・下水道講習会開く
 日本水道工業団体連合会は15日、日本下水道事業団の石川忠男理事らを講師に招き、東京千代田区の日本水道会館で「下水道講演会」を開いた。
リサイクルで研修会開く/鋳鉄製品リサイクル団体協議会
 鋳鉄製品リサイクル団体協議会(会長・菅原弘日本ダクタイル鉄管協会理事長)は19日、日本水道会館で研修会を開き、経済産業省リサイクル推進課の鍋島学企画係長が「循環型社会形成のための法制度と政策」をテーマに講演した。
サデ・エコバックを開発/画期的な残土処理袋/ティーエス・サデ
 ティーエス・サデ㈱はフランスの大手水道工事会社サデ社とメーカーが共同開発した残土処理袋「サデ・エコバック」を日本で初めて導入し、販売を開始した。ワンタッチで底が開き、30回以上使えるのが特徴で、上下水道工事現場で威力を発揮する。