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第4064号    5月 10日発行




水道の第三者委託進む/厚労省が調査
 厚生労働省はこのほど、上水道事業・水道用水供給事業、簡易水道事業、専用水道における第三者委託およびPFI事業実施状況をまとめた。平成14年4月に水道事業の管理水準向上を目的に水道法施行規則が改正され、第三者への業務委託が可能になったが、全国の事業体が安全かつ効率的な事業運営の形を模索する中、こうしたケースは着実に増えてきている。
施設設計指針を解説/工水協
 日本工業用水協会は5月24日、東京都千代田区の自治労第1会館ホールで「工業用水道施設設計指針・解説セミナー」を開催する。
 工水協では、昭和47年に工業用水道の設計・施工・維持管理を適切に行うため「工業用水道施設基準」を制定し、その解説を発刊。技術の進歩や環境の変化に合わせ何度か改訂が行われてきたが、今年1月、最新の技術や社会環境に対応した「工業用水道施設設計指針・解説2004」を発刊した。これを受け、この見直しに携わった委員等を講師に迎え、セミナーを開く。
水と衛生に世界が注目/国連でCSD開催
 国連持続可能な開発委員会(CSD:Commission on Sustainable Development)の第12回会合が、4月14日から4月30日までニューヨークの国連本部にて開催された。日本からは、小池環境大臣、林国土交通副大臣をはじめ、約30名の政府関係者が出席した。上下水道関係では、厚生労働省国際課の吉川国際協力専門官、国土交通省下水道企画課の松原課長補佐が出席した。
 CSDは、92年に開催された国連環境開発会議(いわゆる「地球サミット」)において採択された「アジェンダ21」のフォローアップ等を目的として、93年に国連に設置された委員会であり、02年のヨハネスブルグ・サミットの成果を踏まえ開催された第11回会合において、今後2年を1つのサイクルとして特定のテーマを中心として取り上げ、1年目を「評価年」、2年目を「政策年」としてヨハネスブルグ実施計画等の実施推進を図っていくこととされている。
認定登録取得を祝う/日水協
 日本水道協会は今年3月に同協会のISO審査登録センターが品質マネジメントシステム審査登録機関として新規認定登録(認定範囲=基礎金属・加工金属製品)を受けたことを踏まえ、先月28日に同協会内会議室で認定取得記念の報告会を開催した。
比良西応急給水センター完成/名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局は、同市西区で建設を進めていた「比良西応急給水センター」をこのほど完成させた。北部方面の同センターが完成したことで東西南北全方面での応急給水が可能となった。4月23日には竣工に際し開所式を開催、市職員のほか議員・地域住民ら関係者約80人が集まり完成を祝った。また施設見学や応急給水の実演が催され、見物者は職員の動きに興味深く見入っていた。
魅力的な施設めざす/神戸市水道局水の科学博物館
 神戸市水道局は『水の科学博物館』の運営形態を見直し、大幅な経費削減策を実施するとともに、より魅力的な施設を目指して地元大学と連携したイベントを開催するなど新たな取り組みに着手する。4月には初の連携イベントとして地元学生によるコンサートを実施した。
府中市のマンホールが受賞/拓本展2004
 歌人・石川啄木を偲ぶ93回忌の関連イベント「拓本展2004」(後援=水道産業新聞社)が命日にあたる4月13日に、岩手県玉山村の宝徳寺で催された。
 墨で紙に刷りとる拓本の魅力を知ってもらおうと企画され、今年で2回目。鍋釜の蓋やお盆などを刷りとった121点のうち、グランドマンホール蓋の応募作品に授与される本紙社長賞は、金ヶ江憲夫さんの作品=写真=「府中市グランドマンホール蓋」(日之出水道機器(株)製)に贈られた。
補助率引上げを切望/簡水協東北・北海道ブロック
 全国簡易水道協議会は4月27日、山形県遊佐町で平成16年度東北・北海道ブロック会議を開いた。
 各道県から補助率の引き上げや起債条件の緩和など、事前に8つの議案が提出され、それらを審議。全8議案を6月に那覇市で行われる総会に上程することが決定した。
浅層埋設拡大など要望/日水協神奈川県支部
 日本水道協会神奈川県支部は23日、川崎市の川崎日航ホテルに関係者約40名を集め、平成16年度総会を開催した。
 会員提出問題では、(1)浅層埋設の拡大について(提出都市=横浜市)(2)鉛製給水管更新事業に対する国庫補助制度の拡充について(神奈川県)(3)水道事業における国庫補助金の採択基準の見直しについて(神奈川県)(4)公営企業借換債制度に係る借換要件の緩和を求める(神奈川県内広域水道企業団)──の4題を審議。
環境会計で情報交換/下水協神奈川県支部
 日本下水道協会神奈川県支部は21日、大和市の大和グランドホテルに参加者約60名を集め、第41回総会を開催した。
 会員提出議題は、川崎市から『環境会計の導入計画と既実施都市における効果について』が提出され、横浜市から実施例が報告された。提出議題は、関東地方支部総会に上程される。
大阪市都市環境局など訪問/上海市環境団
 上海市環境保全局訪日団(団長=徐祖信・同局長)7人はさきごろ、大阪市都市環境局を表敬訪問し、高柳枝直局長ら幹部職員と面会した。
 同団は4月14日に京都大学で開催された、松井三郎・京大大学院地球環境学堂教授主催の『環境衛生セミナー』出席のため訪日、大阪市とは姉妹都市関係にあることから大阪市都市環境局を訪問し、高柳局長と両国の下水道事業について意見交換した。
臨時分水で調印式/川崎市・神奈川県・東京都
 川崎市水道局と神奈川県企業庁利水局、東京都水道局はさきごろ、『東京都への臨時分水に関する協定書』の調印式を川崎市役所で行った。
長期基本計画の策定へ/大阪府水道部
 大阪府水道部は先ごろ、第1回経営・事業等評価委員会(委員長=宮本勝浩・大阪府立大学経済学部長)を開催し、次世代を見据えた府営水道と工業用水道の長期施設整備基本計画の策定に向け、現状や将来像について検討を行った。
海外自動検針事情を探る/世界が注目するAMR
 家庭内の各種施設がコンピュータ化され、ネットワーク等を通じて遠隔操作できるなど、私達の生活をより快適なものにするためのIT・通信技術の応用は日々進歩している。水道メータの検針についても、時代の流れは確実に自動化へ向かっていくものと思われる。日本でも一部の事業体で試行や導入検討が進められている自動遠隔検針(AMR・Automatic Meter Reading)について、普及が進んでいる米国の事情を取材した。(編集部・村中康志)
水団連 “熊本水道展”のテーマを決定
 日本水道工業団体連合会は28日、東京千代田区の日本水道会館会議室で「第133回広報宣伝委員会」を開き、京都水道展や熊本水道展の開催計画等について意見を交換した。
技術審査の受付を開始/下水道新技術推進機構
 下水道新技術推進機構は「平成16年度建設技術審査証明事業」の民間開発技術の申請を受け付けている。承認された技術には証明書が交付され、全国の各自治体には審査証明書が添付された報告書が配布される。
 同事業は、民間の研究開発の促進や新技術の迅速な導入を図り、下水道施設の機能向上を図ろうというもの。対象は「下水道施設に関わる調査、設計、施工および管理の方法に係わる技術」「下水道施設の施工に関する機械、設備、器具、材料に係わる技術」。
鋳鉄管14%値上げ/日本鋳鉄管
 日本鋳鉄管は、平成16年5月6日受注分よりダクタイル鋳鉄管価格を平均14%値上げした。同社の価格改定は平成3年4月以来、13年ぶり。
6月1日・販売価格値上げ/東洋バルヴ
 東洋バルヴはこのほど同社製品の販売価格を6月1日出荷分より20~25%値上げすることを明らかにした。対象製品は青銅・黄銅・鋳鉄・ダクタイル鉄・ステンレス鋼製バルブ。
新型アクチェータ発売/キッツ
 キッツは5月1日よりバルブ用の新型電動式アクチェータ「EXシリーズ」と空圧式アクチェータ「Fシリーズ」の発売を始めた。
 今回発売する新型アクチェータは「EXシリーズ」「Fシリーズ」合わせて32種類。操作性の良さとコスト対応力のある「ボールバルブ」と「バタフライバルブ」に搭載が可能で、バルブ取付用部品は両シリーズ共通。
事業再構築計画認定される/金門製作所
 金門製作所はこのほど、経済産業省に提出していた事業再構築計画の認定を受けた。同社は、今回の認定で資本等の減少の特例、検査役調査の免除、簡易合併の特例、登録免許税の軽減措置等の特例を受けることが可能となる。事業再構築の実施期間は平成16年4月から平成19年3月まで。
各業界団体総会
日本SPR工法協会
 日本SPR工法協会(会長=鈴木宏・東京都下水道サービス社長)は23日、東京・青山の明治記念館で関係者約350名を集めて第15期定時総会を開催した。設立以来、年々加入会員が増加傾向にある同協会にはこの1年に70社を超す入会者があり、総会の冒頭、まず新規加入会員73社が紹介された。

小口径推進12団体
 下水道小口径推進工法のユニコーン協会、PIT&DRM協会、インパクトモール協会、ロックマン工法協会、コマンド工法協会、RSS(岩盤セミシールド)工法協会、ベビーモール協会、アースアロー研究会、沈設立坑協会、ケコム協会、SH工法研究会、エースモール工法協会は23日、東京都内で一斉に平成16年度総会を開き、平成16年度事業計画などを決めた。総会終了後は赤坂プリンスホテルで「平成16年度推進技術関連12団体合同懇親会」を盛大に行った。

アイアンモール協会
 アイアンモール協会(会長=大河原満・青木あすなろ建設副会長執行役員)は20日、千代田区・東海大学校友会館で第26回定時総会を開き、平成16年度事業計画等について審議した。

3Sセグメント協会が発足
 大口径下水道管渠更生工法「3Sセグメント工法」の普及を目的に、3Sセグメント協会の設立総会が22日、東京都千代田区の帝国ホテルで開かれ、会長に湘南合成樹脂製作所の神山卓大代表取締役が就任した。
 3Sセグメント工法研究会として1年前から活動していたが、下水道新技術推進機構の審査証明を取得したことを機に研究会を発展解消し、新協会を設立したもので、会員は36社。

ICPブリース協会
 ICPブリース協会(横島康弘会長)は22日、東京都千代田区の帝国ホテルで第11回通常総会を開き、平成16年度事業計画などを決めた。また、役員改選が行われ、新会長に湘南合成樹脂製作所の神山卓大代表取締役が就任した。

I&S金属バンド工法協会
 光ファイバー布設工法のI&S金属バンド工法協会は21日、東京都港区のNHK青山荘で第2回定時総会を開き、平成16年度事業計画などを決めた。