水道ビジョンの具体化へ/水道関係概算要求 |
厚生労働省は26日、平成17年度水道関係予算の概算要求を発表した。他省庁計上分を合わせた公共事業費要求額は、上水道が1,087億円(対前年度比112.7%)、簡易水道が423億円(115.3%)となった。政策目標としては、「安全で良質な水道水の安定供給」「水道広域化及び統合化の推進」「水道の運営基盤の強化」が掲げられ、6月に取りまとめられた水道ビジョンの具体化を推進する。
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汚水処理普及へ新制度創設/下水道概算要求 |
国土交通省は平成17年度下水道事業概算要求として、国費9,600億円を要求した。汚水処理整備を進めるため、関連する3省が市町村を支援する「汚水処理普及対策助成金制度」の創設を要望。また、流域下水道の定義を改正し、複数市町村に影響が及ぶ広域的な浸水対策を、流域下水道事業として実施できるように求めている。
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太陽光発電ろ過池覆がい/小作浄水場でも着工/東京都水道局 |
主要浄水場のろ過池の覆がい化とその上部への太陽光発電設備の設置を推進している東京都水道局はこのほど、この種の取り組みとしては3例目となる「小作浄水場太陽光発電設備及びろ過池覆がい設置工事」の受注企業が決定したことを明らかにした。
5グループが参加した一般競争入札において同工事を受注したのは、三菱電機と西松建設の異業種特定JVで落札金額は5億5,200万円(税抜き)。設置対象は同浄水場内の32池のろ過池全池で面積は2,257平方メートル、同設備により得られる発電量は280kW。工期は平成16年8月3日~17年3月31日。
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マンホール補強へ新技術/中部電力 |
中部電力は、老朽化したマンホールを低コストで補強する工法「鋼製セグメント補強工法(愛知金属工業と共同開発)」「炭素繊維成型板・レジンブロックによる部分補強工法(シーテックと共同開発)」を開発した。今後は、電力以外にも上下水道用マンホールについて同工法を適用した補強工事を請け負う考えだ。 |
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本社・工場でISO14001取得/清水合金製作所 |
キッツグループの清水合金製作所(矢島荘衛社長)は、環境管理マネジメントシステムのISO14001の認証を取得した。対象は、本社及び本社工場(彦根市)。認証取得日は7月12日、審査機関はビーブイキューアイジャパン、登録番号は155954。 |
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第1回道東地区災害時相互応援訓練/日水協北海道支部 |
日本水道協会北海道地方支部は24日、北海道では初めてとなる災害時相互応援訓練を白糠町で実施。道東地区の6市1町(白糠町・釧路市・帯広市・北見市・網走市・根室市・紋別市)が参加した。
訓練は、午前8時に釧路沖(釧路市の南東130キロ)でマグニチュード8.0と推測される地震が発生し、白糠町内で配水管の漏水が多数発生したことを想定。電話やFAXを使用した情報収集連絡調整訓練や応援要請訓練、応援要員派遣訓練、応急給水容器提供訓練に続いて、同町農村広場では、応援受入訓練、応急給水訓練、応急復旧訓練を実施した。
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緊急用給水管が好評/デック |
デックの「緊急用臨時給水管」が、防災の日を控えた全国の水道事業体から注目を集めている。24日に北海道で行われた道東地区災害時相互応援訓練では、参加各都市が緊急用臨時給水管を搬入し、応急給水活動に使用している。 同社の緊急用臨時給水管は、地震などの災害の際、公道や浄水場の消火栓、給水タンク車から臨時給水を行うことができ、既に全国の水道事業体に対して1,500台強の実績がある。
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