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第4115号   12月  6日発行




国民皆水道の早期実現を/簡水協全国大会
 水道未普及地域の早期解消を―全国簡易水道協議会第49回簡易水道整備促進全国大会が3日、東京・千代田区の砂防会館で開かれた。施設の老朽化、水質問題、災害対策など簡易水道は財政基盤が脆弱であるにもかかわらず多くの課題を抱えている。大会では全国の町村長ら約1,200名が参加する中、簡易水道の整備近代化を推進し、国民皆水道を実現するために、国に対して補助制度の拡充強化や平成17年度簡水関係予算要求額、簡易水道事業債の全額確保などを訴えた。

簡易水道の整備近代化を祈念し
万歳三唱で閉会
岡山市で水道週間中央行事/6月5日開催
 水道週間中央行事実行委員会(委員長=赤川正和・日本水道協会専務理事)は11月30日午後、日水協会議室で会合を開き、来年6月に岡山市で開く第27回水道週間中央行事の概要を了承した。
 明治38年7月に給水を開始した岡山市の水道は来年通水100周年を迎える。
 中央行事となる『水道フェスタinおかやま』は、「再発見!安全・おいしい水道水」をテーマに平成17年6月5日(日)、岡山シンフォニーホールを中心に開催される。
 中央行事では、「水道ビジョン」の具体化を視野に、水道の果たす役割の重要性と水道水の安全性・おいしさを訴える。
下水道の接続を徹底/下水協
 日本下水道協会は下水道への接続率を上げるための委員会を立ち上げ、11月26日に初会合を開いた。14年度における下水道への接続率は全国平均87.8%に対し、人口規模5万人以下の自治体では74.9%と平均を下回っている。中小市町村の下水道経営は厳しい状況が続いており、その原因として接続率の低迷が挙げられている。
 委員会では、(1)接続率低迷の要因分析(2)非接続の問題点の抽出及び整理(3)排水設備接続推進の方策について検討していく。これまでは水洗化率という用語が一般的に使われてきたが、浄化槽などへの接続と区別するとともに、下水道への接続の有無という意味合いを強調するために、接続率という用語を使っていく。
国内規格案が完成へ/ISO/TC224上水パネル
 ISO/TC224上水道対策パネルは1日、日本水道会館で委員会を開いた。この中で、ワーキンググループ(WG)Dが9月から進めていた水道事業の国内ガイドライン案が提出され、細部の検討・修正を行った。当初予定より2ヶ月ほど早い進行状況で、12月末までパブリックコメントを実施する予定だ。
 ガイドライン案作成にあたっては、ISO/TC224の基本概念に準拠することはもちろん、水道ビジョンをふまえ、日本の水道にふさわしいレベルを維持できるようにすることを基本概念としたという。
 ガイドライン案の全文は近日中に日水協と水道技術研究センターのホームページで公開される予定だ。
水道週間知っていたは33%/中央行事でアンケート
 水道週間中央行事実行委の中で、今年5月30日に群馬県太田市で開催した「水道フェスタinおおた」でのアンケート調査の結果を明らかにした。200人からの回答を分析したもの。年代別には、男女ともに30代が最も多く、全体でも36%を占めた。
水道週間を「知っていた」のは33%、「知らない」は46%。「水道フェスタに参加して知った」が21%だった。
下水道復旧で説明会/中越地震
 日本下水道管路管理業協会とNPO法人21世紀水倶楽部は12月10日(金)午後1時30分より、東京都港区の虎ノ門パストラルで新潟県中越地震下水道震災説明会を開く。
 下水道施設の復旧に携わる派遣公共団体等の担当者を招き、現況を報告してもらい、早期復旧に役立てようというもの。人数は70人程度。参加費は無料。
 21世紀水倶楽部のHPhttp://www.mizumirai.net/chuetu/prog2.htmから申し込む。
貯水槽整備が完了へ/横浜市水道局式典に280人参加
 横浜市水道局は2日、昭和56年度から設置を進めてきた災害用地下給水タンク(循環式地下貯水槽)の完全整備が近づいてきたことを受け、最後の貯水槽設置個所であるみなとみらい(MM)地区の51街区(高島中央公園予定地=西区みなとみらい5丁目)で式典と施設内覧会を開催した。当日は、中田宏市長や金近忠彦・水道局長のほか、来賓など282人が出席し、国内最大の1,500立方メートルの貯水槽に驚きの声を上げていた。
八景水谷送水場前でテープカット
大津市で50名が情報交換/大規模用水供給管理者会議
 第2回全国大規模水道用水供給事業管理者会議がさきごろ、会員ら約50人が集まるなか滋賀県大津市の琵琶湖ホテルで開催された。会議では広域水道の今後の方向性などをテーマに情報交換を行うとともに、厚生労働省からは17年度概算要求についての説明が行われた。
豊田市で研究発表会開く/日水協中部支部
 第29回日水協中部地方支部研究発表会が11月25、26日の両日、豊田市の名鉄トヨタホテルに会員ら約170人を集めて開催された。発表会では全18題の最新の知見が発表され、活発な意見交換が行われた。
甲府市で230名が意見交換/日水協関東支部実務協議会
 日本水道協会関東地方支部は11月15、16日の両日、今年度の実務協議会を甲府市で開催した。各事業体の実務担当者約230人が集まり、事務・技術両部門の提出問題計16題について活発な討議を行った。
11月例会で左巻教授講演/関西WC
 関西ウォータークラブ(理事長=横内利光・大阪市民共済会理事長)は25日、11月例会を大阪市北区の東急ホテルに会員ら135人を集めて開催した。横内理事長の挨拶後、講演会では左巻健男・同志社女子大学現代社会学部教授が『水の怪しい商品たち―水道水を見直すために』をテーマに、巷に氾濫する“健康水”ビジネスの裏側を紹介した。
創設80周年で記念式典/熊本市水道局
 熊本市水道局は今年で水道創設80周年を迎え、26日、第5次拡張事業の一環として進めてきた八景水谷送水場の竣工と併せて、熊本市水の科学館で関係者や地元小学生ら約180人が出席するなか記念式典を行った。

80周年を祝い180人が出席
結成50周年の節目に/日水協島根県支部
 日本水道協会島根県支部の結成50周年記念講習会および記念式典がこのほど、松江市のホテル白鳥で開催された。関係者ら約100名が出席するなか、水谷文俊・神戸大学大学院経営学研究科教授の講演などが行われた。
汚泥有効利用で意見交換/下水汚泥リサイクル推進連絡会
 下水汚泥リサイクル推進連絡会(会長=鈴木博和・愛知県建設部下水道課長)の平成16年度会議が29日、名古屋市緑区の鳴海改良土センター内で開催された。連絡会は東海4県1市(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県、名古屋市)が下水汚泥の有効利用に関する情報交換を行うもので、今回は現状報告等とともに、同センターの改良土プラントを見学した。
レジン管の販売を強化/日本鋳鉄管
 下水道管渠の硫化水素対策に朗報―。日本鋳鉄管(本社・東京、吉川敏孝社長)は、耐食性に優れ、すでに流域下水道などで実績・高い評価を得ている『レジンコンクリート管』の国内販売をさらに強化することを明らかにした。11月26日には、上下水道関係コンサルタント各社を南埼玉郡菖蒲町の同社レジンコンクリート管工場に招き、製品説明会を開いた。
エコ配電盤が好評/富士電機システムズ
 富士電機システムズの『エコロジー配電盤(タイプⅡ環境ラベル適用製品)』が、配電盤の廃棄・リサイクルに悩んでいる上下水道事業体に注目されている。
 エコ配電盤(低圧・特高・高圧)は、環境配慮の概念「3R(発生抑制・再利用・再資源化)」をもとに、従来の配電盤の設計思想を大きく見直した製品で、盤内部では、EM(エコ)電線・ダクト・ふさぎ盤・端子カバーに非塩ビ材料を使用。把手にクロムメッキを使わず、漏電遮断機内では、鉛フリーはんだ使用部品を積極的に採用している。
シールドで講習会開く/関水コン
 全国上下水道コンサルタント協会関西支部(秦登志夫・支部長)は先月30日、大阪市中央区の大阪府建築健保会館に会員ら約60人を集めて「平成16年度一般技術講習会」を開催した。今回は最新のシールド工法技術、コンパクトシールド工法の説明、上水道講習会は、管路耐震化をテーマに実施した。
移動シンポ開く/全管連青年部協議会
 全国管工事業協同組合連合会青年部協議会(高井豊司会長)はこのほど、東京都千代田区のパレスホテルで「第6回移動シンポジウムin東京」を行った。
盛大に設立20周年祝う/設備協
 東京下水道設備協会(藤村宏幸会長)は11月29日、東京都新宿区の京王プラザホテルで設立20周年記念祝賀会を開き、20年の歴史を振り返った。
 祝賀会に先立ち開かれた記念講演会で千葉商科大学の宮崎緑助教授は「時代のトレンドを読む」と題して地球温暖化に伴う環境の変化や合流式下水道・流域下水道の重要性を紹介した。
幹事会、理事会開く/水道O&M研究会
 水道O&M研究会は1日、東京都目黒区の八芳園で第6回幹事会、第5回理事会を開き、理事会では(株)クリタスと日立パブリックサービス(株)の2社の加入を決めるとともに、災害時における上水施設の応急対応について審議した。
 続いて行われた同研究会の1周年記念にあたる懇親会では、多数の来賓が訪れ、同研究会の発展にエールを贈った。
中越地震で性能を実証/大成機工
 大成機工では、新潟県中越地震発生後、被災地域の水道管路の調査・補修などを行ってきた。被災地域には同社の伸縮可とう管「タイ・フレックス」が相当数埋設されているが、調査の結果全てに抜け出しなどの被害はなく、その確かな耐震・免震性能が改めて実証された。
新たに排水管更生へ/管更生工業会
 給水管更生工法の普及を進めている日本管更生工業会は、新たに排水管更生工事を事業として行うことを決め、このほど同工業会事務所で排水委員会の初会合を開き、今後の運営方針などを協議した。
 給水管更生に加えて、排水管更生工事を施工する既存会員会社が増加したことと、新たに排水管更生工事を実施する会員が入会してきていることに対応したもの。このため、工法部会の下に、新たに排水委員会を設置したもの。