下水道で初の膜処理/兵庫県福崎町で完成 |
兵庫県福崎町が平成15年度から建設してきた「福崎浄化センター」がこのほど完成した。実施設計は日本下水道事業団に委託し、処理方式の「凝集剤併用型膜分離活性汚泥法」は、公共下水道の処理場で全国初の供用となる。膜分離活性汚泥法は生物反応槽内に浸漬させた精密ろ過膜(MF膜)で、活性汚泥を固液分離することにより、高度な処理水質や省スペースなどを図ることができる。「敷地面積の有効利用」「閉鎖性水域などの水質改善」「設備更新に伴う処理能力の向上」などが求められている下水処理場で、今後導入を検討する事業体が増えそうだ。 |
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藤原理事長が講演/推進機構技術サロン |
下水道新技術推進機構は10日、水道技術研究センターの藤原正弘・理事長を講師に招いて技術サロンを開催した。 藤原理事長は「水道技術の展望~上水道と下水道のコラボレーション」をテーマに講演。 |
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石原知事が水道水を絶賛/東京都議会 |
15日行われた東京都議会予算特別委員会で、日本水道協会の会長でもある石原慎太郎知事は、「世界には惨憺たる水事情の国も多い中、わが国の水道事業は蛇口からそのまま飲める水を作っている。特に東京は世界最高レベルだ」と発言。高度浄水処理された水道水を詰めたペットボトル「東京水」を手に取り、ミネラルウォーターに何ら劣らぬ水が水道から供給されていることなど、東京水道の水準の高さを強調した。
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「東京水」の質の高さを
アピールする石原都知事 |
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第三者委託で手引き/日水協 |
日本水道協会が現在まとめている「水道事業における第三者委託実施の手引き」の完成が間近だ。平成13年の水道法改正により水道の管理に関する技術上の業務を第三者へ委託できるようになったが、その検討手法が普及しておらず現在でも実施事例は少ない。そこで厚生労働省は日水協に第三者委託実施ガイドラインの作成を委託し、平成14年度より検討を進めていた。日水協では、完成版にこの日の議論の結果を反映させ、4月を目処に発刊したいとしている。 |
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“支援活動記録”まとまる/東京都水道局 |
東京都水道局はこのほど、『新潟県中越地震 小千谷市・旧守門村支援活動の記録』をまとめた。 “活動の記録”は、▽概要▽支援態勢▽応急給水支援活動▽水道施設調査復旧支援活動▽教訓と課題▽職員派遣に伴う諸態勢▽派遣職員活動報告▽活動報告及び解散式の実施▽資料―から構成。 |
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21テーマで意見交換/日水協北海道地方支部水道実務発表会 |
日水協北海道地方支部の「水道実務発表会」が2月17日、苫小牧市内のホテルで行われた。今年で第44回を数える発表会には、道内の加盟会員や賛助会員、準賛助会員から約150人が出席した。
発表は例年より多い21題。中で注目は、開催地の苫小牧市水道部。「仕切弁筺台座の改良に伴うリサイクルポリエチレン管の使用」と題し、ポリ管を製作する時に発生する端料を使用した、新しい仕切弁筺台座の完成・採用を報告した。 |
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包括委託を開始/西宮市工業用水道 |
西宮市水道局は工業用水道・中新田浄水場における運転・管理業務の包括委託事業をスタートさせた。委託先は日立製作所で、契約期間は3月1日から5年間。現在、移行期間として施設の運転管理、薬品の調達などの業務引継ぎを行っている。 |
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異臭味対策で“自動粉炭”/いわき市水道局 |
いわき市水道局はこのほど、山玉浄水場内に自動活性炭注入設備を導入した。本格的な雨の時期を前に異臭味対策を強化する。 今回の自動活性炭注入設備の導入は、同市の異臭味対策の一環として行なわれたもの。これまで活性炭の投入は、人の手で行なわれており、投入量の増減などは熟練した技術者によるところが大きかった。 |
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安全でおいしい水推進事業/横浜市水道局 |
横浜市水道局は、独自の水質目標を設定し、水源から蛇口までの総合的な施策を実施する「安全でおいしい水推進事業」を進める。17年度については、利用者が最も不安を感じているカルキ臭の原因となる残塩濃度の低減を目標に施策を実施する。 |
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ペットボトル水を一般販売/足利市水道部 |
水道原水がペットボトルに! 足利市水道部が製造しているペットボトル水「足利の自然水」(500ml)がこのほどリニューアル。市民の要望に応え一般販売が開始された。 |
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事業経営研究会を設置/松江市水道局 |
松江市水道局はこのほど、小川正幸・水道事業管理者の諮問機関として、「松江市水道事業経営問題研究会」を設置した。研究会では幅広く外部の意見を求めながら、今後の水道事業経営のあり方、適正な水道料金の考え方などに関する調査研究を行い、「第一次松江市水道事業経営戦略プラン」を精査・補強する。 |
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水道161億・下水道479億円/名古屋市17年度予算案 |
名古屋市上下水道局は、平成17年度当初予算案を発表した。水道事業の総額は800億6,046万円(対前年度当初比1.2%減)で、建設改良費は4.2%増となる160億6,393万円。来年度も引き続き耐震化への対応を進める一方、5年間を見据えた中期経営計画の策定や、お客さまセンター(仮称)開設に向けた準備作業に取りかかる。また、下水道事業の総額は1,582億2,292万円(同1.2%増)で、建設改良費は478億7,484万円(同0.4%増)。中でも老朽施設の更新を主目的としたリフレッシュ事業費は12.6%増の114億9,000万円を計上し、更新事業を積極的に推進する。 |
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“トヨタ式”テーマに管理者講習/日水協関西支部 |
日本水道協会関西地方支部は2日、大阪市天王寺区の大阪国際交流センターに会員の水道事業管理者ら約60人を集め、平成16年度管理者講習会を開催した。今回は元トヨタ自動車工業で現・カルマン代表取締役社長の若松義人氏が『日本最強のトヨタ式経営に学ぶ』をテーマに講演した。 |
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2,600ミリ不断水工法に成功/コスモ工機 |
世界初2,600ミリ不断水止水弁設置工事に成功―。コスモ工機(本社=東京都港区、加藤正明社長)は、このほど、兵庫県加古川市の「(株)神戸製鋼所」加古川製鉄所構内において、2,600ミリダクタイル鋳鉄管に対して不断水工法による止水弁のインサーティング工事に成功した。 |
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堺市から電話業務等を初受託/関西ビジネスインフォメーション |
アウトソーシングなどの総合サービス業、関西ビジネスインフォメーション(株)(略称「KBI」、本社・大阪市中央区、河瀬隆代表取締役社長)はこのほど、堺市上下水道局から電話受付業務などを初めて受託した。同社は系列会社が管理する大阪ドームシティガスビル内(大阪市西区)に「堺市上下水道局お客様センター」を設置し、1月から開所している。お客様センターは順調に機能しており、今後も顧客の様々なニーズに迅速かつ的確に対応していきたいとしている。 |
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強プラ管値上げへ/積水化学工業 |
強化プラスチック複合管業界最大手の積水化学工業はこのほど、平成17年4月1日契約分より、強化プラスチック複合管を平均10%値上げすることを明らかにした。 |
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