水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報



バックナンバー

第4139号    3月 24日発行




合流改善24技術揃う/SPIRIT21
 国土交通省下水道部は17日、下水道技術開発プロジェクト(SPIRIT21)として行っていた、合流式下水道の改善技術24技術全てについて研究開発が完了したと発表した。合流式下水道は全国191都市で採用されており、平成16年度より原則10年間で対策を完了させることが義務付けられている。国交省は地方公共団体に、承認された24技術を積極的に採用するよう呼びかける方針で、今後承認された技術の採用が進むものと考えられる。
実務指導者研究集会開く/簡水協
 全国簡易水道協議会は10・11日の両日、東京・八丁堀のマツダホールで第37回水道実務指導者研究集会を開いた。全国の水道事業体から200名が参加する中、「水道ビジョンの実現に向けた取り組み」をテーマに講演が行われた。
748戸に断水被害/福岡県西方沖地震
 20日に発生した福岡県西方沖地震は上下水道施設にも被害をもたらした。
 総断水戸数は748戸で、福岡県が413戸、佐賀県が184戸、大分県が151戸となっている。22日17時現在で、佐賀県と大分県は全戸復旧済み。福岡県も170戸が復旧済みだ。復旧作業中の地区は、福岡市西区玄海島(福岡市水道局給水地区)243戸だけとなった。
団給水装置でアンケート実施/給水財
 給水工事技術振興財団は14日、第2回給水装置の維持管理適正化方策検討委員会(委員長=茂庭竹生・東海大学教授)を開いた。第1回の委員会では給水装置維持管理サービス向上の方策を整理するため、需用者、工事事業者、水道事業体、製造者・販売店の4者にアンケートを実施することが決定。今回はその結果について詳細の検討を行った。
全浄水場の運転委託へ/松山市公営企業局
 松山市公営企業局は4月1日から、中核施設の市之井手浄水場などの4浄水場と、給水圧コントロール施設の運転管理を民間委託することを明らかにした。委託先は(株)ジャパンウォーター、委託期間は平成19年3月31日までの2年間で、委託総額は約1億1,500万円となっている。
 同市では市民サービスの向上を図り、節水型都市にふさわしい水道事業を構築するために取り組んでいる経営基盤改革の中で、平成15年度からアクションプランを推進している。
 このプランの2本柱の1つが「アウトソーシングの促進、拡大」で、すでに平成16年度から垣生浄水場(浄水能力2万立方メートル/日)などの運転保守管理を(株)ジャパンウォーターに委託しており、市内全5浄水場の運転管理を民間委託することになる。
八戸で浄水技術の出前講座/水道技術センター
 水道技術研究センターは3日、八戸圏域水道企業団庁舎で、水道技術出前講座を開いた。これはセンターで実施した研究開発の成果を地方の事業体に普及させることを目的に、昨年度から始まった試みで、今年度は10月の鹿児島市に続き、2回目の開催となる。
日水協と横浜市を訪問/小千谷市長・ガス水道局長
 小千谷市の関広一市長と佐藤強・ガス水道局長は10日、新潟県中越地震における支援活動に対し、感謝の意を伝えるため、日本水道協会と日水協関東地方支部長都市として小千谷市への支援に取り組んだ横浜市を表敬訪問した。
応急給水拠点整備完了へ/横浜市水道局
 横浜市水道局が進めてきた応急給水拠点の整備が大詰めを迎えようとしている。今年度末には災害用地下給水タンク、17年度末には緊急給水栓の整備が完了する予定だ。これにより、市民が概ね500メートル以内で飲料水を確保できることになる。
安定給水に9割が満足/川崎市水道局市民アンケート
 川崎市水道局は、「水道に関する市民意識アンケート調査」を実施した。それによると、9割以上の市民が安定した給水に満足している一方で、災害に備えた飲料水の備蓄を半数以上の市民が行っていないことが明らかになった。
 水道水に対する意識については、65.7%が水質に安心感を持っている。不安を感じている市民の意見は「おいしくない」(57.2%)、「安全性に疑問を感じる」(49.2%)、「カルキ臭がある」(42.1%)が上位となっている。
“総合水運用システム”が完成/山形市水道部
 山形市水道部は16日、「松原浄水場全自動運転始動式」を見崎浄水場で行った。式典には岡崎教雄・同市水道事業管理者をはじめとする水道部幹部が集まり、全自動運転開始と「総合水運用システム」の完成を祝うとともに、同市水道事業が新たな段階に入ったことでさらなる飛躍を誓った。
汚泥資源化技術など紹介/下水協関西支部講演会
 日本下水道協会関西地方支部の第29回下水道講演会が2日、大阪市淀川区の大阪ガーデンパレスで開催された。講演会では支部会員都市から約130名が聴講するなか、「下水道技術開発プロジェクト(SPIRIT21)」「河川と下水道が一体となった流出解析」の2講演が行われた。
NS管の大口径化を実現/クボタ
 クボタはこのほど、離脱防止機構を配備したダクタイル性耐震継手管でもとりわけ施工性に優れる、いわゆるNS形管の呼び径500~1,000ミリを開発し、来月から発売開始することを明らかにした。これにより、NS形管の口径は75~1,000ミリと一般的な水道管路の口径をほぼ網羅することになった。
鋼管14%値上げ/新日本製鐵
 新日本製鐵は4月1日から口径1,000ミリから2,000ミリの上工水向け水輸送用塗覆装鋼管の価格を約14%値上げする。