高度浄水整備は53箇所/17年度予算を配分/厚労省 |
厚生労働省は25日、平成17年度水道施設整備費補助金の第1次実施計画を各都道府県に内示した。当初予算額900億円のうち今回実施額は855億円。当初予算額の95%を執行した。新規採択事業は上水道71件、簡易水道195件となった。安全でおいしい水の供給をめざす高度浄水施設の新規が15件採択され、継続事業を入れると全国53箇所で整備が進められることになった。また16年度は自然災害が多発したが、ライフライン機能強化にも37件の新規事業が採択されている。簡水では未普及解消の新規として61件、生活基盤近代化事業の新規として91件を計上している。 |
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新規採択は15箇所/17年度下水道予算配分/国交省 |
国土交通省は平成17年度の下水道事業等予算1兆3,986億円を配分した。合流式下水道の改善や高度処理等の水質保全対策の推進、都市における緊急的・総合的浸水対策の推進などを重点的に進める方針だ。 三位一体改革などにより下水道事業予算は平成3年当時の規模にまで縮小されており、地方公共団体の要望に応じきれなくなっている。国交省は要望に応えられない地方公共団体に個別にアドバイスを行うと共に、交付金を活用するよう呼びかけている。 事業の再評価については157箇所で再評価を行った結果、継続153箇所、中止1箇所、手続き中3箇所となった。
新規採択箇所は当初26箇所を予定していたが、市町村合併などの理由で15箇所となった。 |
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流杉浄水場の改築着工へ/富山市上下水道局 |
富山市上下水道局は同市水道事業の主力施設である流杉浄水場(現有施設能力=日量17万立方メートル)の抜本的な改築工事に17年度から着手する。1期、2期に分けて実施する同浄水場の抜本的なリニューアルでは、まず、日量10万立方㍍分の整備を行う1期工事を17~20年度の工期で実施するが、レベル2に対応する耐震設計や沈殿池への傾斜管、ろ過池の2層化などの浄水場としての機能の安定化に加え、太陽光発電や小水力発電など新たな知見・技術を積極的に盛り込むコンセプトで整備が進められることになる。 |
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管理技士合格者を発表/日水協 |
1月23日に行われた「平成16年度水道施設管理技士1・2級」の試験結果が25日、日本水道協会から発表された。合格者数(合格率)は▽浄水1級=59人(33.1%)▽浄水2級=313人(41.1%)▽管路1級=27人(27%)▽管路2級=136人(42.8%)―だった。試験結果は日水協ホームページでも掲載している。また、日水協では平成17年度の同3級資格の募集を4月1日から30日まで行う。 |
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職員研修に外部の知恵/新潟市水道局 |
課題克服へ水道ビジョンの達成を―! 新潟市水道局は先月16日、局内の一般職員研修を催したが、講師に招いたのが局内研修としては異例とも言える日水協の赤川正和・専務理事とクボタの前田淳一・取締役鉄管事業部長という水道界のビッグネーム。これは、この21日に大規模合併を実現した同市の今後の事業展開に向けて(今号4~5面で特集)、水道界の最新動向を識者からの提言も踏まえて認識を深めようと長谷川守・水道事業管理者の肝入りで実現したもの。 |
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アドバイザリーボード設置/東京都下水道局 |
従来の発想から脱却を! お客さまサービスの向上に努める東京都下水道局はこのほど「東京都下水道局アドバイザリーボード」を設置。22日、第1回会議が都庁第二庁舎で行われた。 |
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水道管材料でセミナー開く/さいたま市水道局 |
さいたま市水道局は16日、同局会議室で「2005小口径水道管材料セミナー」を開き、ステンレス協会、配水用ポリエチレン管協会、水道用ポリエチレンパイプシステム研究会、日本ポリエチレンパイプ工業会、塩化ビニル管・継手協会の5団体が、それぞれ管材のメリットを紹介した。また、「蛇口のむこうから水道管を考える~小口径水道管が持つべき機能とライフサイクルコスト~」をテーマにパネルディスカッションも行われた。 |
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来期受注高161億円へ/日本上下水道設計 |
日本上下水道設計(本社=東京都港区、木下哲社長)は今月末の定時株式総会をひかえ、国・内外分野を含めた決算ならびに決算見通しなど経営の近況を発表した。 平成14年度に東証(2部)に上場以来、決算を終え例年この期に経営状況を明らかにしているもので、平成17年期(次期)決算見通しでは対前年期比で「約12%増」の受注見通し。また近く「東証1部への指定替え」方針を明らかにした。 |
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「水道鉄蓋・下桝ユニット研究会」が発足/会長に田中文次氏就任 |
「水道鉄蓋・下桝ユニット研究会」(略称・ユニット研究会)の発足会が22日、東京都千代田区の赤坂プリンスホテルで開催され、会長に元東京都水道局長の田中文次氏(日本水道協会特別会員)が就任した。同研究会では、「多面的な要望を満足する鉄蓋の研究・開発」「災害支援の容易性、広域性に対応する器具の開発」「施工から維持管理まで考えた最適な下桝ユニットの研究」をテーマに検討を進め、今後1年間で報告書をまとめる。 |
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広報宣伝委開く/水団連 |
日本水道工業団体連合会は18日、東京都千代田区の日本水道会館会議室で「第135回広報宣伝委員会」を開き、平成16年度展示会実施報告や平成17年度展示会開催計画について審議した。 |
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水道ガイドラインテーマに/水団連 |
日本水道工業団体連合会は11日、東京都千代田区の日本水道会館で講演会「水道事業ガイドラインと産業界(講師=石井健睿日本水道協会工務部長・水道技術総合研究所所長)」を開いた。現在、最も注目されているテーマのひとつということもあり、会場には、上工下水道関係者ら約160名が参集した。 |
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第37回管工機材・設備総合展/東管機商 |
東京管工機材商業協同組合(齋藤成八郎理事長)は、8月4~6日に開催される『第37回管工機材・設備総合展』への出展者募集を開始した。出展規模は190社、350小間。場所は東京有明の東京ビッグサイト(東京国際展示場)東4ホールで、申込締切りは4月15日まで(予定小間数満了次第締切り)。 |
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自在管を18%値下げ、押輪は15%値上げ/川﨑機工 |
川﨑機工は4月1日より、K形自在管を18~20%値下げする。K型自在管シリーズは3種類5品目があるが、価格体系や設計の見直しなどでコストを下げ、より使いやすくするために値下げに踏み切った。一方、同社では4月1日からメカニカル同軸抜止押輪(口径75~400ミリ)を平均15%値上げする。口径450ミリ以上は据え置くとしている。 |
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