62事業体で地域ビジョン/水道ビジョン推進会議 |
水道ビジョンの施策推進のために、厚生労働省と関係6団体で設置した「水道ビジョン推進会議」の第4回会合が15日、東京・市ヶ谷の日本水道協会で開かれた。各団体が当面取り組むべき課題としてあげられていた項目について、最新の取り組み状況が報告されたほか、今年10月に厚労省が提唱した地域水道ビジョンについて、既にこれに該当する中長期事業計画を策定している事業体のリストが公表された。
地域ビジョン策定事業体 上水道事業 【北海道・東北】▽札幌市▽旭川市▽北見市▽八戸圏域水道企業団▽盛岡市▽仙台市▽古川市▽多賀城市▽山形市▽郡山市 【関東】▽水戸市▽ひたちなか市▽宇都宮市▽さいたま市▽吉川市▽三郷市▽松戸市▽八千代市▽東京都▽横須賀市▽神奈川県▽甲府市 【中部】▽上田市▽須坂市▽岐阜市▽静岡市▽焼津市▽津島市▽西春日井郡東部水道企業団▽愛知中部水道企業団 【関西】▽彦根市▽京都市▽長岡京市▽向日市▽豊中市▽高槻市▽羽曳野市▽富田林市▽河内長野市▽神戸市▽尼崎市▽伊丹市▽西播磨水道企業団 【中国・四国】▽鳥取市▽松江市▽岡山市▽呉市
【九州】▽福岡市▽大牟田市▽別府市▽水俣市▽宮崎市▽那覇市▽沖縄市
水道用水供給事業
▽山形県企業局▽茨城県▽埼玉県企業局▽北千葉広域水道企業団▽大阪府▽広島県▽福岡県南広域水道企業団▽沖縄県 |
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下水道施設の被害予測/国交省 |
国土交通省下水道部は14日、下水道機構会議室で「第1回大規模地震による下水道被害想定検討委員会」(委員長=田中和博・日本大学教授)を開いた。委員会では大規模地震に備えて、管きょと処理場・ポンプ場の統一的な被害予測手法について検討していく。被害予測は、従来含まれていなかった非液状化地盤についても行う。首都圏4都県及び東海2県を事例として下水道被害額、下水道機能支障人口及び被害による影響を試算する方針だ。 委員会で提示された被害想定手法によると、管きょ被害率は過去の被害実績から、地盤条件及び管種ごとに平均的被害率を算出する方法となっている。あわせて上限値、下限値から被害率の幅を提示する方針だ。 処理場・ポンプ場については地盤条件、耐震化状況から被害のタイプを分類する手法が提示されている。 |
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管理職と技術で講習会/日水協中国四国地方支部 |
日本水道協会中国四国地方支部はこのほど、高知市の高知会館で管理職講習会、萩市の萩グランドホテルで技術講習会を開催し、両講習会で会員約150人が参加するなか、合計6題の講演が行われた。 |
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業務改善の成果を発表/横浜市水道局 |
横浜市水道局は5日、「第3回水道局業務改善推進大会」を中区の市教育文化ホールで開いた。当日は、市民や市職員など250人の来場者の前で「お客様のためにチャレンジ」している同局職員が、意欲的に行っている改善活動の成果事例や職員提案を発表した。 所属での改善事例(5件)・職員提案(4件)の発表と同局施策研究会(水道局版アントレプレナーシップ制度)の取組状況報告が行われた。 |
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上海市交流団が横浜市訪問/水道施設を視察 |
中国・上海市水務局の職員3人で構成する「上海市水道技術交流団」が、11月28日から12月2日まで横浜市水道局を訪問し、山梨県道志村の水源林や西谷浄水場などの視察を通じて水道局との交流を深めた。 |
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“耐震強化”支援を/水団連・要望活動 |
日本水道工業団体連合会(幡掛大輔会長)は14日、平成18年度政府予算について要望活動を展開。関係各省及び衆参両議院議員を訪問し、3水道(上・工・下水道)の整備促進や耐震性強化事業に対する財政支援措置の拡大などを求めた。財務省は一般会計予算の歳出削減を4年ぶりに前年度当初より減額する方針を固めている。同連合会では「3水道は国民生活に不可欠であり安全性の確保は先送りできない」としている。 |
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盛岡市に新型薬注ポンプ/西原ウォーターテック |
西原ウォーターテック(大川哲社長)はこのほど、大容量・無脈動でシール構造を持たない新型の薬品注入ポンプ「縦型シールレスポンプ」を盛岡市水道局の浄水場に納入した。 同薬注ポンプは、縦型シールレスポンプ、小出し槽、コントローラ、薬品流量計のセットを基本構成とし、回転容積型ポンプを採用することで脈動がなく薬品の定量移送を可能にした。 |
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第2回講演会を開催/浄水技術研究会 |
浄水技術研究会(森田豊治会長)は2日、東京都港区のニッショーホールで第2回講演会を開催した。今回は『ISO/TC224ベルリン会議報告と今後のスケジュールについて』(吉村和就・ISO/TC224WG3上水道部会長)、『新しい浄水技術導入のための水道事業評価・監査について』(眞柄泰基・北海道大学公共政策大学院特任教授)の2テーマについて講演が行われ、水道事業体や企業関係者ら約150人が参加した。 |
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海外視察で参加者募集/水団連 |
日本水道工業団体連合会(幡掛大輔会長)は平成18年3月16日から22日までメキシコで開催される第4回世界水フォーラムにあわせて海外視察ツアーを実施、参加者を募集している。 同ツアーでは世界水フォーラムへ参加の他、メキシコ国立水道管理局(水利局)やメキシコシティ高地給水、民営化施設、ミネラルウォーター製造所などを視察予定。 |
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