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第4264号    9月 14日発行




中国の“上下水道協会”設立/水の再利用が課題に
 中国城鎮供水排水協会(CUWA)の設立大会が11日、中国・北京のクラウンプラザホテルで開催された。CUWAは、中国城鎮供水協会に中国土木工程学会水工業分会と中国市政工程協会城排水業委員会が合併したもので、これにより水道と下水道分野が一体化した団体が設立された。中国では人口の増加、急激な都市化と工業化が進み、国のさらなる発展には水問題の解決が必須。なお、会長には李振東氏が就任した。
「過去40年で最高の論文」/'79年の丹保・渡辺氏の研究/IWA『ウォーター・リサーチ』誌
 IWAが発行している学術誌である「ウォーター・リサーチ」誌は、8月号において、過去40年にわたって同誌に掲載された学術論文の中で、丹保憲仁氏(放送大学長)と渡辺義公氏(北大教授)が1979年同誌に発表した論文『アルミニウム・フロックの密度に関する研究』が最も優れた論文であることを発表した。
“見える下水道”PR/いきいきフェスティバル開催
 平成18年度「下水道の日・いきいき下水道フェスティバル」が7日、東京・日比谷公会堂ホールで市民代表など約1,500名が参加して開催され、国土交通大臣賞の表彰式が行われた。全国各地でも9月10日の下水道の日を中心に様々な行事が展開される。
ミスト散布の実証実験も/調査研究の概要を報告/大阪市水道高付加価値型技術開発委員会
 大阪市水道高付加価値型技術開発委員会(委員長=高田至郎・神戸大学工学部教授)の第3回委員会がさきごろ、同市内で開催された。委員会は水道技術の向上および高付加価値型の技術開発を調査研究するもので、今回は調査研究成果に基づく施策展開の説明、調査研究概要の報告が行われ、委員が意見を交換した。また、調査研究の一環として、水道水を活用したミスト散布によるヒートアイランド対策の実証実験が行われた。
業務全般の包括委託へ/太田市水道局
 太田市水道局は、水道事業の業務全般を包括して業務委託する方針を決定、10月3日に局庁舎で「太田市水道事業包括業務委託プロポーザル説明会」を開催する。
 委託期間は平成19年4月1日から平成24年3月31日までの5年間。事業者の選定には、今までの水道事業での受注実績および地元企業を考慮するとしている。
競争入札で受託者決定/東京都水道局
 東京都水道局は平成19年4月から、台東区、荒川区、墨田区における水道メータの定期検針業務および中止精算業務に、新たに委託する料金徴収整理業務を加えた上で、競争入札により受託者を決定することにした。23区の他区域については、今回の実施状況の検証結果を踏まえて、20年度以降に順次実施する予定だ。
 受託者は、インターネットによる公募(今年12月実施予定)を行い、応募のあった事業者の資格を審査し、指名競争入札により決定する。応募するためには、事前に入札参加資格の登録が必要になる。
広報板イメージアップで表彰/東京都下水道局
 東京都下水道局は8月29日、第27回「工事広報板等イメージアップコンクール」の表彰式を行い、7工事10社が表彰された。
 同コンクールは、同局の実施した下水道工事で、施工者が設置した広報板および工事現場環境を審査し、表彰するもの。
局OBも参加し防災訓練/名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局は8月30日、同市千種区の鍋屋上野浄水場に地域住民、局OB災害協力員ら約80人を集め合同防災訓練を開催した。また市内12小学校でも同日、地域住民との合同防災訓練を行うとともに、市役所西庁舎内の同局本庁では局司令室訓練などを実施した。
復旧工事完了し通水を再開/広島県送水隧道崩落事故
 広島県送水隧道崩落事故の復旧工事が完了し、11日から通水再開した。事故後17日ぶりで、一般家庭はすでに船舶給水などで24時間給水しており、4社で続いていた県営工業用水の断水が解消した。
 送水量は事故前と同量の約28万立方m/日。崩落部分の延長は当初45mと想定して掘削してきたが、3日間で貫通し、計測の結果10.5mと判明。側壁の倒壊や巨石の塁重も発生していなかった。
技術士の役割で討議/日本技術士会55周年記念大会
 日本技術士会は6日、東京都新宿区の京王プラザホテル(分科会会場は工学院大学)で第33回技術士全国大会「創立55周年記念大会」を開催した。大会の基本テーマは「知の創造―技術士の役割―」。最近の事故や事件には深層に技術的問題の関与を指摘されることが多い。技術者の倫理や対応すべき課題はどの様なものなのか。記念式典や分科会では、今後の技術士のあり方についても討議された。
豪水道公社のシステム受注/富士通オーストラリア
 富士通はこのほど、子会社の富士通オーストラリアがメルボルン最大手の水道公社ヤラ・バレー・ウォーター社からコンピューターシステムの運用・管理を受託したと発表した。契約は7年間で約18億円。PCやネットワーク、サーバの運用管理のほか、音声コミュニケーションや顧客情報、課金といった基幹システムの運用も行う。
注目集めた日本の技術・製品/IWA北京会議
 IWAの第5回世界会議・展示会が10日から開催されている。(14日閉幕)
 展示会では、日本水道協会、日本水道工業団体連合会、日本水フォーラムが主催するジャパン・パビリオンが設営され、7社が出展。
北米市場で普及加速へ/三宝伸銅工業
 三宝伸銅工業(堺市・橋田隆雄取締役社長)の鉛レス銅合金『エコブラス』が北米市場で着々と普及している。
 なお、エコブラスは鉛を含まない銅合金。切削や鍛造など加工性に優れるとともに、高い強度を有する。また応力腐食割れ・脱亜鉛腐食の問題を同時解決し、水道メーターや各種バルブなど水道関連機器の材質としても普及している。
非破壊検査システム販売/三井造船
 三井造船は7日、上下水道施設(RC構造)などの鉄筋の配置状況やコンクリート欠陥などを3次元映像で立体的に表示する、ハンディタイプの高性能非破壊検査システム(MPLA―245Aレーダシステム)の販売を始めた。
桑名市から新規受託/ジェネッツ
 ジェネッツ(本社・千葉市)は、桑名市ガス・水道部より検針、窓口、収納、開閉栓業務を新規に受託し、10月1日から業務を開始する。受託企業の選考はプロポーザル方式で行われ、同市によれば年間1,000万円の経費削減が見込まれるという。
膜ろ過研修会を開催/水道センター
 水道技術研究センターは7~8日の2日間、平成18年度膜ろ過浄水施設維持管理研修会(宇都宮会場)を開催した。
 初日は、特別講演以外にも「膜ろ過浄水施設維持管理マニュアル」、「MF/UF膜ろ過設備の維持管理」、「NF膜ろ過設備の維持管理」をテーマに講習が行われ、2日目には、瀬尾浄水場(日光市)の膜ろ過システムを見学した。