水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報



バックナンバー

第4269号   10月  9日発行




今後5年間に影響/下水協が要望活動
 日本下水道協会は4日、東京・ルポール麹町で理事会を開き、平成19年度下水道予算について前年度を上回る事業費の確保などを求める要望を決議、理事会終了後に財務省、国土交通省、総務省、国会議員に対し要望活動を展開した。経済財政諮問会議の基本方針によると、19年度から5年間歳出改革を進めることが決まっており、公共投資は最大5.6兆円削減される。19年度予算はこれまでの単年度予算という位置付けでなく、今後5年間の下水道予算の基本となる重要な意味を持つ。そのため下水道関係者は危機感を持っており強力に予算確保を訴えていく方針だ。
海外調査の参加者募集/水道センター
 水道技術研究センターは第18回海外(オーストラリア・ニュージーランド)水道技術視察調査の参加者を募集している。
 ◇ 内容 主要都市の水道施設及び水道技術などの視察調査▽安全な水を確保するための最新の研究・技術の調査(1.ベンディゴ浄水場・メルボルン2.グレートウエリントン・ウエリントンなど)▽水道事業の経営形態の調査(1.オーストラリア・水道サービス協会・メルボルン2.ウォーター・ケアー・サービス公社・オークランドなど)
 ◇ 日時 平成19年1月14日(日)~1月27日(土)14日間
 ◇ 申込期限 平成18年10月31日(火)、定員30名になり次第締切り
 ◇ 費用 62万円予定、詳しくはHP参照
水の写真コンテスト/~入賞作品67点決まる~/本紙主催
 水道産業新聞主催の『水の写真コンテスト』の審査会が4日、日本水道会館で行われた。最優秀賞(厚生労働大臣賞)に福田勝さんの「水に遊ぶ」が選ばれたのをはじめ、67点の入賞作品が決定した。
今年の応募総数は2950点。予備審査を通過した833点から入賞作品が選考された。
 【上位入賞者】(敬称略)
 ▽最優秀賞(厚生労働大臣賞)福田勝(下関市)「水に遊ぶ」
 ▽優秀賞(日本水道協会会長賞)高橋光男(中間市)「泉」▽優秀賞(全国簡易水道協議会会長賞)門脇一啓(大牟田市)「川遊び」
 ▽特別賞(日本水道工業団体連合会会長賞)宮内勇(銚子市)「大地を潤す」▽特別賞(水道技術研究センター会長賞)田中みのる(大分市)「円形分水」
 ▽特別賞(給水工事技術振興財団理事長賞)小林礼子(富士見市)「おっとっと」▽特別賞(水道産業新聞社社長賞)久保勝敬(金沢市)「度胸試し」
アジア・太平洋水フォーラム発足
 フィリピン・マニラのアジア開発銀行本部庁舎で9月27日、アジア・太平洋水フォーラム(APWF)の発足式典が行われた。APWFはアジア・太平洋の人々が地域内の水に関わる共通した課題や取り組みの知識・経験を共有し、水問題解決を推進することが必要との共通認識から設立が決定した地域内ネットワーク。
 設立式典では、世界の水問題解決に尽力した橋本前会長の遺志を継ぐ形で、森喜朗・元総理・日本水フォーラム会長が「アジア・太平洋地域の水問題解決には地域内の協力が重要である」と挨拶。また、各国の首脳級を集めて「アジア・太平洋水サミット」を2~3年毎に開催することが決定され、第1回が07年秋に大分県で開催される。
各委員会が中間報告/水道センターe―WaterⅡ
 水道技術研究センターが進めているe―WaterⅡプロジェクトの研究評価委員会(渡辺義公委員長、茂庭竹生副委員長)が先月29日、綾瀬浄水場(神奈川県内広域水道企業団)で開かれた。各委員会が行っている研究の途中経過を報告。会合修了後には浄水場内に設置されている合同実験施設の視察も行われた。
 なお、プロジェクトの詳しい内容は、24日にNewEpochプロジェクトと合同で開催される「中間報告会・合同セミナー」(東京・新宿NSビル、午前10~午後5時)で披露される。
都市下水中の微量物質テーマに/21世紀水倶楽部
 NPO法人・21世紀水倶楽部の「研究集会」が10月19日、東京・虎ノ門パストラルで開催される。「都市下水中微量物質の追跡」をテーマに、土木研究所の鈴木穣・上席研究員ら、3人の専門家が最前線の調査研究を披露する。
 定員は60人。参加費は会員・行政関係者は無料、一般3000円。12日までの事前申し込みが必要。詳しくは21世紀水倶楽部ホームページ(http://www.21water.jp/)で。
公立小学校で直結給水/都内の48校を対象に/東京都水道局
 東京都水道局はこのほど、公立小学校の水飲栓直結給水化モデル事業を来年度にも実施していく方針を明らかにした。水道水を蛇口から直接飲用しない習慣が若年層を中心に蔓延している昨今、小学校に水筒持参で通う児童も少なくないという水道関係者にとっては由々しき事態となっている。これを重く見た同局は工事費を負担してまでも安全でおいしい水を子供達に届けることで“水道の復権”を目指す。
府営水道のPR拠点完成/大阪府水道部
 大阪府水道部は守口市大庭町の庭窪浄水場に水道見学施設を建設し、9月30日に関係者約100人が集まるなか完成記念式典を開催した。体験型の見学施設となるもので、今後は府営水道PRの拠点として活用していく。
石原知事「東京水」を絶賛/都議会本会議
 石原慎太郎・東京都知事は9月27日、都議会本会議で東京水道が培ってきた水道文化を次世代に引き継いでいくことの重要性を訴えた。
「この文化を次世代に引き継ぐことは我々の大きな責務であり、公立小学校の水飲栓をはじめとする直結給水化の推進等により、高度浄水処理した東京の水の品質の高さを広く発信していく」と水道復権に取り組んでいく意欲を示した。
品質認定者を募集中/東京都下水道局
東京都下水道局は、水再生センター、ポンプ所等で使用する下水道主要機器について品質認定を行っているが、現在の品質認定の有効期限が今年度で満了となるため、平成19年度から21年度までの品質認定者を募集している。受付期間は今月31日まで。同局発注の設備工事で設置する主要機器は、品質認定を受けた者の機器から選定する。
 受付場所・連絡先は同局経理部契約課調査係(℡03―5320―6562)まで。申請に必要な資料・様式は同局ホームページ(http://www.gesui.metro.tokyo.jp/)からダウンロードする。審査結果は19年3月31日までに申請者宛に通知するとともに、同局ホームページに名簿を掲載する。
堀川浄化へ雨水吐き改造/名古屋市上下水道局
 名古屋市上下水道局は9月10日、市民団体ら約60人を集め、同市北区に整備した『堀川浮遊ゴミ除去施設』の運用開始式を行った。この施設は、堀川を浄化する市民団体の取組みのなかで生まれたアイデアを採り入れたもので、同局と緑政土木局が共同で建設した。
市役所紹介イベントを開催/横浜市
 横浜市はさきごろ、市役所などが行っている仕事を子どもたちに紹介する「子どもアドベンチャー2006」を市内各所で開催、水道局と環境創造局も参加した。両局のコーナーには多くの児童・生徒が訪れ、普段経験できない実験・観察などを通じて水道・下水道に強い関心を持ったようだった。
TOCに特化し利き水/千葉県水道局おいしい水懇話会
 千葉県水道局はさきごろ、同局水質センターで「第4回おいしい水づくり計画策定懇話会」を開催した。
 同会は、おいしい水をユーザーに供給するため県水道局独自の水質目標を提言するほか、目標達成のための施策の助言、おいしい水づくり計画案を提示するもの。毎回、においや味に関係する物質を対象に利き水を行っている。
 今回は、有機物濃度(TOC)の違いによる利き水を行ったほか、前回の利き水の結果報告(カビ臭)、水質目標項目と数値設定のまとめ作業、懇話会開催前には、委員による水質センターの視察を行った。
緊急地震情報を配信/日本鋳鉄管
 日本鋳鉄管は2日、同系列のJFEシステムズと三菱スペース・ソフトウエアが立ち上げた緊急地震情報配信サービス「MJ@lert(エム・ジェイ・アラート)」および受信・警報装置「緊急箱」の販売を本格化することを明らかにした。当面は水道事業体など先行利用者向けに販売していく。今月18日~19日の2日間、秋田市で開催される水道展にも出品を予定している。
国交省・中島局長に要望/全業協
 全国下水道整備事業者団体協議会(葉山莞児会長)は4日、中島正弘・国土交通省都市・地域整備局長に対して、平成19年度下水道事業予算要求額の確保を要望した。
安定供給体制を確立/石崎製作所
 石崎製作所(本社=東京都大田区)はこのほど、ステンレス製チャッキバルブ「スモレンスキチャッキバルブ」の在庫強化を進め、安定供給体制を確立した。
 同社では、チャッキバルブにおいてステンレス製品の納期がタイトになっていることを確認。チャッキバルブの安定供給のためにも在庫の拡充が必要と判断し、従来の同社基準在庫量の120%の確保に踏み切った。
遠隔監視で新技術開発/日立プラントテクノロジー
 日立プラントテクノロジーはこのほど、長距離無線通信が可能な無線センサネットワークシステム「ZigNET」を開発し、データセンシング用遠隔監視通信技術として販売を開始した。配線工事が不要でコンパクトな機器構成となっており、条件の厳しい屋外への設置や工業用計測にも対応できる。また、日本で初めて約10キロという長距離無線通信を可能にした。
オゾンの最新知見披露/日本オゾン協会
 日本オゾン協会は10月26・27日の両日、東京都江戸川区のタワーホールで「第24回オゾン技術に関する講習会・見学会」を開く。講習プログラムは次のとおり。なお、27日の午後は東京都水道局朝霞浄水場の高度浄水施設を見学する。
 講習会参加費は会員2万2千円、非会員3万2千円、学生5千円で、講習会は先着200名、見学会はそのうち先着50名で申込みを締め切る。申込み・問い合わせは同協会事務局(TEL03・3583・5210、FAX03・3583・1461)まで。
改正独禁法で意見交換/水団連
 日本水道工業団体連合会は9月29日、東京・市ヶ谷の日本水道会館で講演会「改正独占禁止法の施行状況と企業におけるコンプライアンス体制」(講師=小室尚彦・公正取引委員会経済取引局総務課課長補佐)を開き、改正独禁法の主要なポイントや今年1月に実施されたアンケート調査結果などを紹介した。また講演後には、公正取引委員会の姿勢について意見交換が行われた。
配管講習会開く/給排水設備研究会
 給排水設備研究会は9月8日、15日、22日の3日間、千葉県柏市の須賀工業柏研究所で第4回配管技能講習会を開き、各種配管材の施工方法について実習を行った。
芝保護材を販売/三菱樹脂
 三菱樹脂は今秋から、芝生保護材「芝想い」の販売を強化する。芝想いは、マットタイプとブロックタイプの2種類を容易。芝生の上に敷き込むだけで踏圧、すり切れから芝生を保護し、美しい芝地を保持できる。
1日に営業開始/スミケイ銅管販売
 住友軽金属工業の完全子会社であるスミケイ銅管販売(本社=東京都千代田区、林建城社長)は1日、営業を開始した。
今後は銅管と継手をセット販売できる強みを生かした提案型営業やゼネコンとの共同研究を推進していく。
静岡市内で勉強会/JFEスチール
 JFEスチール静岡支社はこのほど、静岡市内でJFE静岡鋼管会の会員である商社・特約店を対象に「鋼管に関する勉強会」を開いた。