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第4297号    2月  5日発行




料金制度を見直し/日水協・調査委
 日本水道協会は1日、第1回「水道料金制度特別調査委員会」を開いた。委員会の検討事項は、1.逓増度の緩和2.更新・再構築費用を確保するための資産維持費の算定方法など。逓増度の緩和は近年、地下水利用の専用水道を導入する企業が増加し、大口需要者の使用量が急減しており、水道事業運営に影響が出ていることを受けてのもの。日水協が発行する水道料金算定要領が改定されるのは平成9年以来となる。
19年度予算説明会に300人/下水協
 日本下水道協会は1月29日、19年度下水道事業予算説明会を開催。国交省、総務省の担当者がそれぞれ解説、会場となった霞ヶ関東京會舘には約300人が訪れた。
森田実氏の水道サロン/参加申込はセンターまで
 水道技術研究センターが2月16日(金)に開催する水道技術懇話会“水道サロン”(講師=森田実氏)の参加申込を受け付け中。本紙連載「水の時代を生きる」でお馴染みの森田氏が、今年の政治展望を大いに語る。
 今回のサロンにはセンター会員でなくても参加可能。先着160人で締め切り。希望者は電子メール(jwrcsalon@jwrc‐net.or.jp)に氏名・団体名・役職を明記して申し込みを。参加費用は1人につき1000円。
 開催場所は東海大学交友会館阿蘇の間(霞が関ビル33階)。時間は午後3時30分から5時までの予定。
「管理と経営」が視点に/下水道政策研計画小委員会
 今後10年間という中期の下水道政策のあり方と整備目標を検討する下水道政策研究委員会「計画小委員会」の第7回会合が先月29日、開かれた。昨年9月の中間報告後、検討会を設けて審議されていた管理経営上の課題解決に向けた施策について話し合ったほか、下水道での役割分担に関する論点を整理した。計画小委は個別委員会での審議結果を踏まえ、今年度内に最終報告を取りまとめる。
優良事業者制度など検討/給水財団
 給水工事技術振興財団は1月30日、第1回給水装置の維持管理推進検討委員会を同財団会議室で行った。優良工事事業者制度など地域に根ざした工事事業者の育成策やインターネットなどを利用した関係者相互の情報交換の仕組みについて検討し、平成19年度中に具体策を取りまとめる。
基本問題委WG作業方針を確認/簡水協
 全国簡易水道協議会は1月30日、「簡易水道基本問題検討調査委員会」の拡大ワーキンググループを開き今後の作業方針などについて意見交換した。
~安全でおいしい水プロジェクト次期推進計画~/東京都水道局
 東京都水道局は、平成18年度で終了する安全でおいしい水プロジェクト推進計画に続く計画として、19年度から21年度までを計画期間とする「安全でおいしい水プロジェクト 蛇口回帰推進計画~安全でおいしい水を次世代に伝えるために~」を策定した。蛇口から直接水を飲むというわが国が誇る水道文化を次世代に継承していくことを目的に、3ヵ年で重点的に取り組む施策を重点施策に位置づけた。また、重点施策を効果的に進めるため、指標による目標管理を行っていく。
計画策定へ提言書/千葉県水道局おいしい水懇話会
 千葉県水道局はさきごろ、同局本庁舎で「第6回おいしい水づくり計画策定懇話会」(座長=佐々木弘子・聖徳大学教授)を開催。同会がまとめた「おいしい水づくり計画」策定における水質目標の提言(改訂案)を同局へ提出した。
“砧膜ろ過”急ピッチで/東京都水道局
 東京都水道局が整備する砧浄水場と砧下浄水所の膜ろ過施設は、3月の完成に向けて設備関連工事、周辺整備工事が急ピッチで進んでいる。躯体はすでに完成しており、今月中旬には膜モジュールを設置する予定だ。
 膜ろ過設備の施工は水道機工(株)が担当しており、膜モジュールは東レ(株)製。PVDF製の中空糸型精密ろ過膜(MF膜、孔径0.1μm)で、ケーシング方式で設置する。ろ過方式は外圧式による全量ろ過。主系膜ろ過装置は6基(3基×2系統)で、1基あたりのモジュール数は22本。回収系膜ろ過装置は2基(1基×2系統)で、1基あたりのモジュール数は5本となっている。回収率は99.9%を誇る。
水力発電設備の整備進む/札幌市水道局藻岩浄水場
 札幌市水道局と北海水力発電(株)(ほくでんグループ)が共同事業として実施する藻岩浄水場の水力発電事業は、4月1日からの本格運用を目指して発電所新設工事が進められている。近く発電機が発電所に搬入され、今月下旬からは試運転が行われる予定だ。
 発電所新設工事は、北海水力発電(株)が発注しており、日本工営(株)と太陽電設(株)が請け負っている。冬季の工事であるため、作業は十分な注意が必要になる。
 使用水量は1.057立方メートル/秒、有効落差は44.57メートル。発電設備の最大出力は330kWから360kWに増強する。また、設置する水車は横軸フランシス水車を採用する。
技術研修施設を整備/倉敷市水道局
 倉敷市水道局はさきごろ、水道技術研修施設を片島浄水場内に整備した。技術力の継承や水道技術職員の技術向上・育成などを図るもので、技術並びに事務の全職員を対象にコースを設け、「鋳鉄管接合」や「初期操作」など各研修を平成19年度から実施する。
安全管理者講習会開く/東京都流域下水道本部
 東京都下水道局流域下水道本部は1月12日、八王子水再生センターで第11回下水道工事安全管理者講習会を開き、企業から100名が参集した。
施工企業対象にNS形管講習会/米子市水道局
 米子市水道局はさきごろ、NS形(大口径)講習会を同局中庭で実施した。同市がNS形ダクタイル管(φ500)を採用するのに当たり、施工業者への実技講習やレベル向上を図るもので、約60名が参加した。
他事業体に研修内容紹介/東京都水道局
 東京都水道局は20~23日の4日間、他の水道事業体を対象に、同局研修・開発センターの実技系施設を使用した研修紹介(デモンストレーション)を行う。技術やノウハウの継承が叫ばれる中、研修施設として国内最高レベルにある同センターを他事業体にも活用してもらうことが目的。
 見学する場合には、15日までに連絡が必要。連絡先は同センターの細川善樹・研修課長(電話03-5483-2368)まで。
下水道の持続的発展へ情報交換/大流の会総会
 大阪府、大阪市ならびに府内各都市における下水道事業のOBと現役職員で構成する『大流の会』の2007年度総会が26日、大阪市中央区のOMMビル内で開催された。会合には会員ら約100人が参加し、議事や報告事項に続き、懇親会を開催した。
維持管理事業を強化/東芝
 東芝は、上下水道プラントにおける電気計装設備の構築で培った技術力と、総合電機メーカとしての技術力を活かし、上下水道向け設備市場のライフサイクル全般にわたるソリューション事業を強化する。顧客内の民間活用のニーズに呼応し、顧客のパートナとしての位置づけを築くことが狙い。
上下水道事業を分割/三井造船
 三井造船は31日、上下水道施設事業部門を会社分割し、4月1日付で同社100%子会社の三造環境エンジニアリング株式会社へ承継すると発表した。
 同社の環境・プラント事業本部では、上下水道施設事業を中核事業の一つとして展開してきたが、当該施設普及率の向上により成熟市場となっていることや、運営管理を含む包括契約など発注形態の多様化により企業間の競争が激化していることから「本事業は厳しい環境下に置かれている」との見方を強め、31日開催の取締役会で、上下水道施設事業を分割し同社100%子会社に吸収承継することを決定した。
オリエンタル建設と10月に合併/白石
 オリエンタル建設と白石はこのほど、取締役会で合併することを決め、合併契約書に調印したことを明らかにした。合併予定期日は10月1日。
 オリエンタル建設はプレストレストコンクリート橋梁建設の大手としてコンクリート橋梁上部工工事が主たる事業。白石は上下水道分野を始めととする各種分野でのニューマチックケーソンの最大手として橋梁下部工工事、配水池の補強など一般土木工事が主たる事業となっている。
国内工場を機能別再編/山武
 山武は、国内工場を機能別に再編し、生産体制の最適化を進める。グループ全体については19年度以降に検討する。
4月に製品価格値上げ/コスモ工機
 コスモ工機は1日、平成19年4月1日より製品価格を15~18%値上げすると発表した。
 同社製品の主原料である鋼材や銑鉄、鉄スクラップの価格は、国内外の需要好調に伴う引き締まりを背景に上昇を続けている。また、溶湯添加剤、鋳鉄副資材、ニッケル、銅、亜鉛および石油精製製品であるプラスチック、ゴム、塗料の価格高騰に加え、輸送費などの値上げを受けた同社では「製品の安定供給を最優先に生産性の向上や配送システムの改良、経費削減などの経営努力を続けてきたが、内部でのコスト高吸収は困難であり、採算的に極めて厳しい状況」と判断。今年4月からの製品価格の値上げに踏み切る。
創立20周年を盛大に祝う/東京水道サービス
 東京水道サービスは1日、昭和62年に前身の水道総合サービス(株)として設立してから20周年を迎えたことを祝し、東京都新宿区のヒルトン東京で創立20周年記念祝賀会を開催した。
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