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2008年(平成20年)  3月  6日(第4388号)






最先端の管路技術を開発/New Epoch
 水道技術研究センターは4日、都内の会議室でNewEpochプロジェクト第9回管路研究委員会を開いた。平成17年度から産官学の共同で進められてきた管路施設の機能診断・評価に関する研究はいよいよ今年度で終了する。委員会も最後の開催となった。委員会では平成19年度基礎研究・基礎実験について報告されるとともに、最終成果報告書案について審議。計画的な管路の維持管理や更新を支援する、同プロジェクトの成果に注目が集まっている。

7テーマが研究終了/下水道機構技術委員会
 下水道新技術推進機構は3日、今年度第3回「技術委員会」(委員長=田中和博・日大教授)を開催した。汚泥処理技術共同研究委員会など各委員会から、今年度終了する7テーマについて説明され、了承した。会議終了後には松井三郎・委員長代理(京大名誉教授)が松井大悟・理事長に、技術委員会が終わったことを報告した。19年度で終了した研究はマニュアル化され、広報・普及活動される。

実務指導者研究集会開く/簡水協
 全国簡易水道協議会は4~5日、第40回水道実務指導者研究集会を全国町村会館で開催した。全国の市町村職員や賛助会員企業から160人が参加。国の担当官や学識者らから2日間、しっかり講義を受けた。

環境ナノ・バイオ工学センター長に/北大の渡辺義公教授
 北海道大学大学院工学研究科の渡辺義公氏は3月末で退職するが、引き続き4月1日より、「環境ナノ・バイオ工学研究センター」(仮称=21年度開設)センター長に就任する予定となっている。
 2月29日午後、札幌市で開かれた渡辺氏の最終講義のあとの退職記念パーティーで、三上隆・北大大学院工学研究科長が明らかにした。

新・流動炉に注目維持管理費を削減/土木研究所
 独立行政法人土木研究所は先月29日、平成19年度「土研新技術ショーケースin東京」を野口英世記念会館で開いた。社会資本ストックの機能向上や防災技術、環境保全・コスト縮減といった各テーマから新技術が発表されたが、下水道関係では「過給式流動炉・下水汚泥の加圧流動燃焼システム」が紹介され注目を集めた。

下水道事業の広域化/本田補佐が講演
 下水道新技術推進機構は3月13日、会議室で第259回技術サロンを開催する。今回の講師は国土交通省下水道部の本田康秀・下水道事業課課長補佐。講演テーマは「下水道事業の広域化」。定員は80名。参加費は無料。希望者はHPで参加申込書を印刷し、ファクスで申し込む。

中期経営プランを策定/札幌市下水道事業
 札幌市建設局は、平成19年度から23年度を計画期間とする「札幌市下水道事業中期経営プラン」を策定した。厳しい財政状況が続く中においても、下水道の役割を果たし、使用料を値上げすることなく安定した経営を続けていくことを目的にしており、事業計画として4つの柱を掲げる。必要な事業を集中的かつ計画的に進めることで、収入に見合った事業量にするのをはじめ、施設を集約し運転することで効率的に運営するなどとしている。

座長が意見書を提示/千葉県水道局おいしい水懇話会
 千葉県水道局が昨年策定した「おいしい水づくり計画」の進行管理等を行う「おいしい水づくり推進懇話会(座長=佐々木弘子・聖徳大学教授)」の今年度の最終会合が2月22日、ちば野菊の里浄水場で開催された。懇話会では、浄水場を見学した後、同局からおいしい水づくりに向けた様々な取組が報告され、佐々木座長からは「おいしい水づくり計画」推進にあたっての意見書が出された。

全管理職研修を実施/東京都水道局
 東京都水道局はさきごろ、新宿区立角筈区民ホールで同局全管理職を対象に3部構成で研修を行った。どの講演も、現在同局が直面しているタイムリーな課題についてのものであり、参加した管理職は熱心に聴き入っていた。

創業50周年で祝宴開く/共立機巧
 薬品注入ポンプメーカーである共立機巧の創業50周年記念感謝の集いが23日、名古屋市中区の名古屋国際ホテルで開催された。会場には従業員とその家族ら約120人が集まり、日頃の労を労うとともに、次の50年に向け決意を新たにした。

尾鷲市でカード決済/GMOペイメント
 クレジット決済サービス大手のGMOペイメントゲートウェイは、4月より三重県尾鷲市に水道料金のクレジット決済を可能とする「公共クレジットカード決済サービス」を提供する。

技術担当者会議を開催/企業団協関東
 全国水道企業団協議会関東地区協議会は、東京・市ヶ谷の水道会館で技術担当者会議を開催した。同会議では、日本水道協会の佐藤雄典・水質専門監が「送・配水の水質管理」と題して登壇。水質検査や給水栓の水質監視、水質事故対応について説明した。

30,000人が来場/テクニカルショウ
 神奈川県産業貿易振興協会、横浜市工業会連合会、神奈川県、横浜市の主催による工業技術・製品総合見本市「テクニカルショウヨコハマ2008(第29回工業技術見本市)」が、2月13~15日、パシフィコ横浜で開かれた。神奈川県下の企業を中心に321社、398小間の出展があり、3日間で30,122人が来場した。