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2008年(平成20年)  8月 14日(第4425号)





ビジョン実現へ一歩ずつ/粕谷明博厚労省水道課長に聞く
 「嵐のような1週間でした」。今月1日付で厚労省水道課長に就任した粕谷明博課長はその職の忙しさを振り返りながらも、それだけ大事な仕事だと気を引き締める。水道行政そのものとは離れても、水資源関係に長く携わった経験が生きてくる。総合的な水マネジメントの中で水道の立場を明確にするべき、と眼差しは鋭い。自身に課された役割を聞かれれば「水道ビジョンをどう具体化していくか」とキッパリ。その手腕に期待だ。

再生水にスポット/国交省・日本の水資源
 国土交通省は「平成20年版日本の水資源」を発表した。気候変動による渇水リスクが増大していることから、雨水・再生水の利用を進めるなど限られた水資源を有効に活用する統合的水資源マネジメントへの転換について提案されている。

住民・学会・行政が議論/水シンポinちば
 水に関する諸問題について住民・学会・行政がその枠を越えて話し合おうという「水シンポジウム」が7日、千葉市の幕張メッセで開催された。土木学会水理委員会(現在の水工学委員会)の呼びかけで平成8年に始まったこのシンポは、全国各地で開催され今年で13回目となった。
 今回は「水を知ること、川を知ること、ちばから発信」をメーンテーマに、4つの分科会で議論。それをもとに全体会議では「日本にいても世界中の水問題解決に貢献できる」「関係者の連携・協働と役割分担が重要」「維持管理を含めた持続可能な地域社会づくりが必要」「流域水循環系健全化は、地域の誇りの再生・復権」などを“『みず』から始めるよりよい地域づくり”としたメッセージにまとめ、発信した。

下水道とプロ野球がコラボ/人孔レプリカ
 下水道事業のイメージアップへ―。広島市下水道局と広島東洋カープがタイアップして製作された「カープ坊やマンホールレプリカ文鎮」が9月初旬から販売される。価格3,500円、限定1,000個。他の政令都市の下水道局でも、全国各地に本拠地を構える球団とタイアップしてグッズを販売してはいかが?

広域化巡り本格議論開始/神奈川県内水道事業検討委員会
 神奈川県内の水道施設の共通化・広域化等を検討する「神奈川県内水道事業検討委員会」の初会合が11日、横浜市のワークピア横浜で開かれ、同委員会の運営や今後の検討体制とスケジュールについて討議、会長には眞柄泰基・トキワ松学園理事長(北海道大学客員教授)が選出された。昨年11月の「今後の水道事業のあり方を考える懇話会」の提言を受けて設置された同委員会は、平成22年度のとりまとめを目指して作業を進めることになる。水道事業の広域化に向けた動きが各地である中、同委員会がどのような方向性を示すのか注目される。

一体的体制構築へ議論/東京都水道局運営体制諮問委
 東京都水道局と監理団体(東京水道サービス(株)、(株)PUC)による一体的事業運営体制について助言する東京都水道局運営体制諮問委員会(委員長=浅岡省吾弁護士)の第6回会合が7月24日、都庁第二本庁舎で行われ、平成19年度の監理団体への業務移転状況や一体的事業運営体制の構築状況などについて討議した。
 18年度に設置された同委員会は、今年度で最終年度を迎える。

水道産業ビジョンを発表/水道産業戦略会議WG
 水道産業戦略会議ワーキンググループ(WG、委員長=本山智啓・PUC顧問)は6日、我が国の水道が進むべき事業展開について産業界の意見を集約し、中間報告「水道産業ビジョン2008~水道事業の新たな展開と官民連携のあり方~(仮称)」を発表した。具体的事例などを加味し、自由民主党の「水の安全保障に関する特命委員会(中川昭一会長)」などに提出する。

榎本県議会議長が視察/神奈川県内(企)
 榎本与助・神奈川県議会議長は7月17日、神奈川県内広域水道企業団の相模原浄水場と社家取水管理事務所を視察したほか、本庁舎で若手職員と意見交換を行った。榎本議長は長年、水問題に取り組み、特に水質分野に詳しい。今回の視察は、同企業団の事業、施設を調査することと、同企業団と受水団体を1つの組織にできないかを調べるのが主な目的。

海底送水管工事が完成/福山市水道局
 福山市水道局の海底送水管布設工事がこのほど完成した。同市南部の鞆町と仙酔島間を東西に結ぶもので、海底部送水管には鉄線がい装型ポリエチレン送水管(φ150、延長539メートル)、陸上部送水管にはポリエチレン送水管(φ150、延長141メートル)を採用し、布設船法で施工した。請負者は五洋建設(株)で、請負金額は約1億7,700万円となっている。

四国地方で取水制限や減圧給水
 四国地方の各ダムでは7月の少雨に伴い、取水制限を実施している。これに伴い、香川県内7市町、松山市で減圧給水が行われている。

9月にセミナー/施設協
 日本下水道施設業協会は、9月2日15時30分~18時まで、東京・新川の馬事畜産会館で下水道循環のみち研究会・第5回セミナー「下水道エネルギー循環利用に果たすガス業界の役割」(講師=日本ガス協会・前田洋氏、大阪ガス・大隅省二郎氏)を開く。
 参加費は会員・公共団体職員は1,000円、その他は2,000円。問合せ申込みはFAX(03-3552-0993)まで。