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日中水パネルが盛況/「水博覧会」記念イベント |
中国の水問題解決に向けた取り組みや日本の役割について各分野の専門家らを交えて考えを深めようという「日中水パネル」(日本水フォーラムなどが主催)が1日、東京・霞ヶ関の東海大学校友会館で開催された。日中両国政府の取り組みや中国での水ビジネスをテーマにしたパネル討論が行われ、予定の時間をオーバーするほどの盛況ぶりだった。 |
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水道の国際貢献へ弾み/日水協が推進室設置 |
水道界の国際貢献に弾みをつけようと日本水道協会は1日、研修国際部国際課に「水道事業国際貢献推進室」を立ち上げた。水道事業体がどういう活動をできるかということを念頭に置きながら、海外の水道事業についての情報収集などを行うという。産業界とも連携を図りながら活動を進めていく方針だ。松井庸司・研修国際部次長(国際課長)が室長を務める。 |
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下水道普及率71.7%/国交省平成19年度末 |
国土交通省下水道部は22日、平成19年度末の下水道処理人口普及率が71.7%になったと発表した。前年度より1.2%増加し、整備人口は約9,111万人となった。普及率が7割を超えた一方で、人口5万人未満の中小市町村の普及率は42.7%、町村の普及率は43・7%、普及率が50%を下回る都道府県は14県にも上るなど早急な整備が必要な状況だ。なお下水道、農業集落排水、合併処理浄化槽等の合計普及率である汚水処理人口普及率は83.7%となった。 |
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川副氏が委員長に/日水協・事務常設委 |
日本水道協会は8月28日、第128事務常設調査委員会を開き、10月の名古屋総会に上げる委員長報告などについて審議した。 なお、東京都の人事異動のため空席になっていた委員長には、川副英二・横浜市水道局副局長兼総務部長が互選により就任した。 |
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各地域と連携で防災訓練 |
平成20年度『防災の日』総合訓練は1日、東南海・南海地震を想定し、首相官邸では応急体制の実施体制を図る政府本部運営訓練を行ない、さらに近畿府県、静岡県、八都県市と連携した合同訓練も実施した。福田康夫首相は大阪府岸和田市の救助訓練を視察した。 |
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雑司ヶ谷幹線再構築工事事故調査報告書を取りまとめ/東京都下水道局 |
東京都下水道局は1日、『雑司ヶ谷幹線再構築工事事故調査報告書』を取りまとめた。同事故は、先月5日に発生したもので、老朽化した管きょを更生する工事において突発的な局所的集中豪雨による急激な水位上昇により5名の工事作業員が流され、死亡した。報告書には、作業中止の基準や再開条件等の事故再発防止策等が示された。同局では、報告書をもとに雨天時における安全管理の強化を推進していく。全国的に突発的豪雨が多発していることから、他自治体においても今回の報告書や現在、国交省で検討されている大雨時の管きょ工事の安全対策の手引きを参考にした対策の整備が急がれる。 |
人命確保のために設置する
救助用ロープを説明 |
管きょ復旧や応急給水など/都の合同防災訓練 |
8月31日、東京都・中央区・江東区合同防災訓練が行われた。晴海、銀座、木場、亀戸駅周辺、羽田空港、横田基地、赤坂プレスセンターでそれぞれ訓練が実施された。 東京都水道局は、漏水した水道管の応急復旧作業や給水車による応急給水訓練などを行った。 東京都下水道局は、下水道管復旧訓練を実演。管きょに詰まった土砂を高圧洗浄するとともに、管の破損箇所を内面被覆工法(SPR工法)で補修した。実際に応急復旧の様子が見えるように管きょはアクリル管が使用された。この訓練には、猪瀬直樹・副知事が視察に訪れ、中村益美・技監が訓練の説明を行った。 |
給水車による応急給水訓練(水道局) |
20年度資材需要まとめる/水団連 |
日本水道工業団体連合会は、今年5月に都道府県に対して実施した「平成20年度水道事業計画調査」(厚生労働省)を基に、水道事業体の更新計画や水道資材の需要動向などをとりまとめた。 |
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防災総合訓練に700人/尼崎市 |
平成20年度尼崎市防災総合訓練(本部長=白井文・同市長)が8月28日、同市の武庫川左岸河川敷で開催された。訓練は兵庫県南東部の直下型地震(M7.6)で、震度6強の揺れと大型台風の上陸を想定し、同市関係機関をはじめ、「特例市災害時相互応援に関する協定」に基づく三重県四日市市の関係者ら約700人が参加した。 |
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落語定席でミスト散布/大阪市水道局 |
大阪市水道局の「ドライ型ミスト装置導入サポート制度」を利用したドライ型ミスト散布が、同市北区の落語専門定席「天満天神繁昌亭」で行われている。同制度は同局が㈱レンタルのニッケンと連携し、6月から▽導入プランの設計・工事▽保守サービス▽ミスト散布に係る水道料金単価の減免(58円/立方m(税抜))を行っているもので、8月2日にミスト散布開始記者発表会が「天満天神繁昌亭」正面入口で行われた。 |
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夏イベントで終日賑わう/大阪市水道記念館 |
大阪市水道局は8月23日から2日間、水道記念館夏休み恒例のイベント「水と親しむ」を開催した。空気圧で飛ばす水ロケットや水棲生物との触れ合い体験、スライム作りなどが行われ、多くの家族連れらで終日賑わった。 |
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来館者数150万人を達成/東京都水の科学館 |
8月29日、「東京都水の科学館」の来館者数が150万人を達成した。 水の科学館は平成9年に開館し、平成17年3月に100万人を達成。それから3年5ヶ月をかけて150万人を達成した。 |
150万人突破を祝いくす玉開き |
18編の研究成果を報告/東京都水道局水質報告会 |
東京都水道局はこのほど、平成20年度水質報告会を同局本郷庁舎で開き、18編の研究成果が報告された。また、水道水質における危機管理について佐藤親房・同局水質センター所長が特別講演を行った。 |
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