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新JISメータで検討会開く/日水協 |
日本水道協会は10月22日、同協会会議室において「新JIS水道メータへの対応に関する検討会」の第1回目の会合を開催した。これは、平成17年の計量法省令改正に伴って平成23年4月以降は新基準水道メータを調達しなければならないことへの対応法を検討するもの。検討会委員は、有識者と水道事業体関係者で構成され、アドバイザーとして厚労省水道課、経産省産業基準ユニット計量行政室の幹部、オブザーバーとして給水工事技術振興財団やメータメーカー関係者も同席して新水道メータへのスムーズな切替に向けて活発な意見・情報交換が行われた。 |
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第51回通常総会で報告/工水協 |
日本工業用水協会(会長=神田真秋・愛知県知事)の第51回通常総会が10月30日、東京・千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれ、関係者約120人が出席。これまで前年度事業報告・決算のために6月に行っていた臨時総会を通常総会として開催することなどを盛り込んだ平成22年度事業計画案などが了承された。21年度会長表彰も行われ、功労賞10人、勤続賞は50人だった。 |
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厚労大臣表彰に100人 |
厚生労働省は10月30日、平成21年度生活衛生事業功労者(水道関係)の大臣表彰受賞者を発表した。水道の普及発展や、水道に関する有益な調査研究、技術の改善などに特に顕著な功績のあった個人を表彰するもので、今回は上水道関係88人、簡易水道関係12人の計100人だった。 |
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大阪でマニュアル講習/下水道機構 |
下水道新技術推進機構は10月16日、技術マニュアル活用講習会を大阪市西区の大阪科学技術センターで開催した。関係者ら約80人が出席する中、雨天時浸入水対策計画策定など9件の技術マニュアル・資料が紹介された。 |
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これまでの取組まとめる/GCUS |
下水道グローバルセンター(GCUS)は10月15日、これまでの活動状況とこれからの活動予定について公表した。GCUSでは、国別・テーマ別に活動グループを作っており、各グループでは今後、活動内容に応じて下水道関連企業、地方公共団体等に参画を呼びかけるとともに、産学官の関係機関と連携を図っていくとしている。 |
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今月にもマニュアル策定/国交省・下水道BCP検討委 |
国土交通省は10月13日、今年度3回目となる下水道BCP策定マニュアル(地震編)検討委員会(委員長=中林一樹・首都大学東京大学院教授)を東京都新宿区の下水道新技術推進機構会議室で開き、前回委員会での委員の意見を基に修正したマニュアル案について審議した。同省では、審議結果を踏まえて修正を加え、今月にもマニュアルをとりまとめる方針だ。 |
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平成21年度主任技術者試験が全国で/給水財団 |
給水工事技術振興財団は10月25日、平成21年度給水装置工事主任技術者試験を全国8都市(9会場)で実施した。東京会場となった東京・杉並区の明治大学和泉校舎では約3,000人が試験に挑んだ。合格発表は12月10日。厚生労働省と同財団に合格者の受験番号が掲示され、同財団ホームページにも同様に掲載される。 |
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e―Pipeの研究状況など報告 |
水道技術研究センターは10月27日、第27回管路技術委員会を同センター会議室で開き、今年度の研究事業などについて承認した。このうち、e―Pipeプロジェクトについては、今年度の研究実施状況に加え、平成22年度の研究事業計画(案)についても報告された。 |
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府内市町村へ経緯など説明/大阪府・市水道事業統合協議 |
大阪府水道部と大阪市水道局は28日、大阪市中央区のプリムローズ大阪で『府市水道事業統合に関する市町村説明会』を実施した。大阪府・市間で合意したコンセッション型の指定管理者制度についての、府内市町村への初めての説明会となり、出席者からは「統合によるメリットが見えない」など様々な意見が出た。 |
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水安全計画の策定へ取組む/釧路市上下水道部 |
釧路市上下水道部は8月25日付けで水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を取得し、さきごろ認定証授与式が日水協で行われた。授与式には藪田守・釧路市公営企業管理者と折原眞規子・同上下水道部水質管理課長が出席し、御園良彦・日水協専務理事から認定証が手渡された。 |
認定証を手にする藪田管理者(中) |
この人に聞く 水道メータの国際動向に精通/計工連国際法定委副委員長 山本弘氏 |
日水協はこのほど、『新JIS水道メータの対応に関する検討会』を発足させたが、本紙では同検討会に学識者として参画している旧通産省OBの山本弘氏のインタビューを実施。山本氏は、(社)日本計量機器工業連合会国際法定計量調査研究委員会副委員長を務めるなど、水道メータをはじめとする計量機器の国際動向に通じた計量分野の権威として知られる。ここでは、水道メータの新JIS化に関する動向と方向性についてお聞きした。 |
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国内最大級の安全柵一体蓋/阿南電機 |
阿南電機(本社・大阪市、長尾正信社長)は、同社が開発した安全柵一体型の開口蓋(製品名「90ハッチ」)の設置を、東京都水道局の朝霞浄水場排水処理所内で工事を進める元請の建設会社から受注した。 「90ハッチ」は操作人数1~2名により、90秒以内で床蓋を簡単に開閉できる画期的な製品で、全国の上下水道事業体などで広く採用されている。今回工事の設置時期は来年4月を予定しており、開口寸法は国内最大規模となる。 |
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田中氏(千代田設備)が優勝/技能五輪全国大会 |
第47回技能五輪全国大会が10月23日から26日までの4日間、茨城県日立市を主会場として開かれ、配管職種では田中雄人氏(千代田設備)が優勝した。次回大会は神奈川県で開催予定。 同大会には40職種、983名が参加。このうち配管職種には34名(うち女性2名・3年ぶりの女性参加)が出場し、日立市の日立製作所大甕体育館で24日から6時間30分の競技時間で腕をふるった。大会では全国管工事業協同組合連合会、日本空調衛生工事業協会が準備や競技実施等運営に協力した。 |
優勝した田中雄人氏 |
鈴木社長自ら見解述べる/鈴木社長自ら見解述べる |
10月22日に開催された「日水協・第1回新JIS水道メータへの対応に関する検討会」には、オブザーバーとして水道メータメーカー4社(愛知時計電機(株)、(株)金門製作所、高畑精工(株)、東洋計器(株))関係者も出席した。愛知時計からは鈴木登社長が自ら出席し、メーカーサイドの意見を述べた。 |
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道路陥没が増加傾向に/管路協関東 |
日本下水道管路管理業協会関東支部は、平成21年度下水道管路施設管理技術セミナーを開き、下水道管路の現状や課題などを紹介した。 セミナーでは、道路陥没の現状について「管路施設の老朽化などに起因した道路陥没が増加傾向にある。平成19年度は全国で4,700箇所、関東では1,704箇所で発生している。布設後30年経過により陥没箇所数が急増する傾向にある」と説明。 |
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光F協・田中氏が講演/設備協講演会 |
東京下水道設備協会は10月16日、東京都新宿区の新宿ファーストウエストで公開講演会を開いた。田中威夫・日本下水道光ファイバー技術協会技術部長が講師を務め、「海外水事情~マレーシアレポート」と題して講演した。 |
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脇 雅史会長(参議院議員)に聞く/(社)全国さく井協会が創立35周年 |
(社)全国さく井協会が創立35周年を迎え、10日に「創立35周年記念式典」を行う。同協会は創立以来、地下水の保全・開発、さく井技術の向上を図り、国土の保全と国民生活の向上に大きく貢献してきた。近年では災害対策用井戸、水道水源井戸、地下水人工涵養、地下ダム、雨水浸透施設の推進など幅広い分野で事業を展開している。本紙では同協会創立35周年を機に脇雅史会長(参議院議員)にインタビューし、35年の歩みや将来展望などを聞いた。 |
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12月に技術講演会開く/浄水技研水道技セ |
浄水技術研究会と水道技術研究センターは12月7日13時30分から、東京都千代田区の自動車会館で「第8回浄水技術講演会~甦れ水道・持続可能な水道サービスの実現に向けて~」を開催する。 |
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