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2011年(平成23年)  5月 30日(第4660号)






上下水道は削減率5%に/今夏の電力使用制限
 経済産業省は25日、東日本大震災の影響により今夏実施する、電気事業法に基づく電力使用制限の具体的内容を公表した。電力使用のピーク時などを基準に、原則として15%削減が示されたが、使用制限がかからない「適用除外」として、降雨による増水を大量に排水する際の下水道・排水機場が挙げられた。また「制限緩和」の中では、生命・身体の安全確保に不可欠な需要設備として上下水道が挙げられ、削減率は5%に抑えられた。制限緩和の適用を受ける場合には、緩和を受けようとする日の14日前までに東北または関東の経済産業局に申請が必要になる。

段階的復旧方策を近く提示/国交省・下水道地震・津波検討委
 国土交通省下水道部は24日、下水道地震・津波対策技術検討委員会(委員長=濱田政則・早稲田大学教授)の第2回会合を仙台市内のホテルで開き、段階的応急復旧方策のあり方などについて審議した。段階的応急復旧方策については、審議の成果をまとめて近く被災自治体に示す予定。また、会合に先立ち、同市の南蒲生浄化センターの視察も行った。

水道水への影響過程を議論/厚労省・放射性物質対策検討会
 厚生労働省水道課は26日、第2回水道水における放射性物質対策検討会(座長=眞柄泰基・トキワ松学園理事長)を同省省議室で開き、水道水への放射性物質の影響メカニズムや水道水中の放射性物質の低減方策、モニタリング結果を踏まえた中長期的な取組について、事務局が提示した資料や各構成員提出の資料に基づき議論を行った。

給水装置工事主任技術者試験の受付開始/給水財団
 給水工事技術振興財団は、今年度の給水装置工事主任技術者試験の受験申請受付を開始した。受験者の利便性を高めるため、今年度から申請書類一式は同財団ホームページからダウンロードし入手する方法に変更した。

工事歩掛改定点など解説/簡水協・6月に水道実務講習会
 全国簡易水道協議会は、6月23日午後1時から東京都港区のニッショーホールで水道事業実務講習会を開催する。都道府県及び市町村の水道担当者や同協議会の賛助会員などが対象。今回は、名倉良雄・厚生労働省健康局水道課課長補佐が「最近の水道行政の動向」について、最上屋知弘・同課課長補佐が「平成23年度国庫補助事業に係る積算基準・工事歩掛―歩掛改定の要点」について、佐藤康彦・日本ダクタイル鉄管協会主幹が「平成23年度国庫補助事業におけるダクタイル鉄管(GX管)」について講演する予定。

公民共同企業体で水道運営へ/広島県企業局
 広島県企業局は26日、「水道事業に係る『公公民』連携勉強会」の報告書を明らかにした。これからの水道事業の目指す姿として、「公民共同による新たな企業体の設立」を提示。公設民営方式による事業運営を目指し、業務範囲の拡大や広域的管理などを図りながら、水ビジネスの海外展開にも取り組むとしている。

箱根地区包括委託へ基礎調査/神奈川県企業庁
 神奈川県企業庁が箱根水道営業所管内の業務を包括委託するための基礎調査を行うことになった。調査では、事業範囲や委託スキーム、事業者の選定方法や委託先との業務分担・リスク分担、委託先のモニタリング手法などの課題を抽出するという。調査業務は公募型プロポーザル方式により、3者の応募から、(株)日本経済研究所に決定。委託期間は来年3月15日まで。

「浸水対策月間」節電を意識/東京都下水道局
 東京都下水道局が毎年、雨期に向かう6月を「浸水対策強化月間」と定めて実施している浸水対策への理解を呼びかけるPRや施設点検などの取り組みが、今年は夏の節電対策を意識した内容となる。

次世代形割T字管で初施工/大成機工
 大成機工が開発した次世代形割T字管が13日、関西地方の都市の既設管から新規宅地造成地の給水用として分岐する配管工事で初採用され、滞りなく順調に工事を終了した。
 次世代形割T字管は、割T字管の分割方向を変えることにより、剛構造を実現し、既設管軸方向の寸法を最小としたもの。バルブについても、新構造の不断水穿孔専用のバルブとして新たに開発されたもので、重量が大幅に軽減されたうえ、バルブの極短面間により分岐軸方向の寸法を最小とし、掘削寸法の削減を実現した。

「ルミナスカメラ」新開発/日本水機調査・東芝テリー
 日本水機調査と東芝テリーは不断水挿入式管内撮影カメラ『ルミナスカメラ(NH―40)』を開発した。従来機より光量が4倍アップし、大口径管の撮影が可能、さらにカメラヘッドには自動水平機能、カメラ部と挿入装置を分離するなど様々な新機能を搭載している。現在、全国水道管内カメラ調査協会の認定を申請中で、9月から販売を開始する。

スムーズな調査へ緊急提言/管路協
 日本下水道管路管理業協会は6月9日、東京都中央区のロイヤルパークホテルで、「東日本大震災における災害調査報告と災害時の被害調査への緊急提言」を行う。

「ほんまや」がモンド金賞に/大阪市水道局
 大阪市水道局のペットボトル水『ほんまや』がモンドセレクションの第50回ワールドセレクション金賞を受賞した。国内の自治体が製造・販売するペットボトル水が金賞を受賞するのは初めてになる。24日にはベルギーのブリュッセル市で授賞式が行われた。

東京エコン建鉄を吸収/ジオスター
 セグメントなどのコンクリート二次製品の製造販売を手がけるジオスターは16日、鋼製セグメントメーカーの東京エコン建鉄を吸収合併すると発表した。両社は16日に合併契約を締結、6月下旬に開催される定時株主総会の承認を得られれば、10月1日付で合併する。

計画策定など技術的支援で委託契約/桑名市・NAWS
 桑名市上下水道部と名古屋上下水道総合サービス(株)(NAWS)は、2日、桑名市水道事業計画策定などに対する技術的な支援を目的として委託契約を締結した。今年3月に桑名市、名古屋市、NAWSの3者で締結した「桑名市・名古屋市水道事業に係わる技術協力等に関する基本協定」と「同協定に基づく実施協定」に基づくもの。

2処理場の維持管理を包括委託/神戸市
神戸市は4月1日から、鈴蘭台処理場並びにポートアイランド処理場の維持管理業務を包括委託している。条件付一般競争入札を行い、受託者はいずれも(株)ニチジョー(本社・神戸市)。委託期間はいずれも平成27年3月31日までで、落札金額は鈴蘭台処理場5億4390万円、ポートアイランド処理場3億1290万円となっている。