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2011年(平成23年) 6月 27日(第4666号)
一般社団移行へ委員会設置/工水協通常総会
水道マンの誇り示す/御園専務がAWWA総会で基調講演
維持管理、健全経営で議論/今後の汚水処理検討会有識者等委
新会長に中島立命館大教授/水環境学会総会
健康のため水を飲もう/平成23年度ポスター完成
セメントは基準値2倍まで許容/放射性物質含む汚泥の取扱
下水道中期経営計画を策定/神戸市
漏水が原因でガス管損傷/京都市で
IWAアジア太平洋地域会議/東京会議 開幕まであと97日!
首都圏7事業体PR
海外展開タイでスタート/埼玉県企業局
企業の海外展開を積極的に支援/神戸市
沿岸部の下水道施設など津波対策検討/東京都
御堂筋共同溝工事の最新技術に注目/顧問技師会関西支部
「震災に強い都市を次世代に」/21世紀水倶楽部
製造業者の申請を受け付け/横浜市環境創造局
PSI発生土を水田に直接施用/PSI協会
水処理などで67%増益/神鋼環境ソリューション
総合流域管理で研究大会/水資源・環境学会
石飛課長が水管協で講演
業界団体総会
緊急遮断弁など出展/環境展開く
マグマロック3工法で研修/日本スナップロック協会
耐震性の高さをアピール/EX・ダンビー協会
一般社団移行へ委員会設置/工水協通常総会
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日本工業用水協会(会長=大村秀章・愛知県知事)は22日、第54回通常総会を都内で開催した。役員の選任では、協会専務理事に7月1日付で芳田丈夫・総務部長が就任することなどが承認された。また、平成22年度事業報告や財務諸表、収支計算書、監査報告も承認された。これまで検討を行ってきた協会の事業と組織のあり方については、最終報告を行うとともに、今後は「組織等の見直し委員会(仮称)」を設置し、組織の見直しと一般社団法人移行のための定款の見直しを進めることが報告された。
水道マンの誇り示す/御園専務がAWWA総会で基調講演
日本水道協会の御園良彦・専務理事は、現地時間の13日から16日まで米国ワシントンD・Cで開催されたアメリカ水道協会(AWWA)の年次総会に出席、初日には「東日本大震災と水道の対応」と題した基調講演を行った。また、ジョセフ・マンツァー・AWWA会長やデビット・ラ・フランス・AWWA専務理事をはじめとする米国関係者との交流も深めた。
維持管理、健全経営で議論/今後の汚水処理検討会有識者等委
国土交通省、農林水産省、環境省の3省は6日、農林水産省会議室で、今後の汚水処理のあり方に関する検討会有識者等委員会(座長=岡田光正・放送大学教授)の第4回会合を開いた。
今回は、全国の市町村長を対象に行ったアンケート結果からの意見をたたき台に、汚水処理施設の効率的な整備方法や維持管理推進の手法、健全な経営についてのディスカッションが行われた。また、東日本大震災の被害状況などについての報告も行われた。
新会長に中島立命館大教授/水環境学会総会
日本水環境学会は16日、東京都江戸川区のタワーホール船堀で、第31回通常総会を開催した。平成22年度の事業報告と決算案、23年度事業計画案と予算案、公益社団法人移行にともなう定款の変更について審議し、いずれも了承された。また、理事、監事、顧問、参与の選任と名誉会員の推挙が行われた。新会長には、中島淳・立命館大学理工学部教授が選任された。総会後には、表彰式と受賞者講演、特別講演が行われた。
健康のため水を飲もう/平成23年度ポスター完成
「健康のため水を飲もう推進運動」(委員長=武藤芳照・東京大学教授)のポスターが完成した。
今年度のポスターは、可愛らしいイラストで飲水の大切さを訴えたデザインなど、計3種を作成。
同委員会(事務局=水道産業新聞社)では、協賛団体を募集している。協賛金は一口5万円で、事業体名をポスターに刷り込むことも可能。暑い夏を前に運動が白熱してきた。
セメントは基準値2倍まで許容/放射性物質含む汚泥の取扱
放射性物質を含む汚泥のセメント利用では、クリアランスレベルの2倍まで許容される場合も―。政府の原子力災害対策本部がまとめた「放射性物質が検出された上下水処理等副次産物の当面の取扱いに関する考え方」では、汚泥を利用して生産する物については、市場に流通する前にクリアランスレベル以下になることが合理的に確保されれば流通することを容認している。
下水道中期経営計画を策定/神戸市
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神戸市は、新たな下水道事業中期経営計画『こうべアクアプラン2015』を策定した。経営目標に「単年度収支の均衡を図り、健全で安定した経営」を掲げ、計画期間は平成23~27年度の5カ年で、事業費は980億円。4つの整備目標に基づき、11の施策を実施する。
漏水が原因でガス管損傷/京都市で
京都市で20日午前4時40分ごろ、配水管が破損し同市西京区内の約1500戸が断水した。さらに漏水に伴い、隣接して埋設されていたガス管が損傷、ガス供給が停止状態となった。破損した配水管は昭和50年布設のA形ダクタイル鋳鉄管(φ400)。腐食により直径約10㌢の穴が開いた。同市上下水道局では、酸性土壌の対応としてポリエチレンスリーブ装着の管の布設を進めているが、破損した配水管はまだスリーブを被覆していなかった。
IWAアジア太平洋地域会議/東京会議 開幕まであと97日!
このコーナーは、今年10月2日から6日まで開催される、第4回世界水協会アジア太平洋地域会議(4th IWA-ASPIRE)の準備状況を、月1回程度で上下水道関係者の皆様にお伝えしていきます。
首都圏7事業体PR
昨年の夏に引き続き今年も東京水道局や横浜市水道局など首都圏の7事業体が、都県域を越えた広報を展開することになった。
海外展開タイでスタート/埼玉県企業局
埼玉県企業局がタイで、JICA「草の根技術協力プロジェクト」をスタートさせた。今月2日に前澤工業と締結した「水・インフラの海外展開に関する連携協定」にもとづいた取り組みも開始した。6日から11日まで、石田義明・公営企業管理者ら5人がタイを訪れ、現地要人との会談や視察を行った。
企業の海外展開を積極的に支援/神戸市
神戸市は地元企業などの要請に基づき、海外展開を積極的に支援している。昨年11月に「水・インフラ整備に関する国際貢献の新たな取り組み」の基本方針を策定し、国際貢献とともに、神戸経済の活性化や技術・技能継承の一助に期待している。現在のところ、平成22年11月に(株)神鋼環境ソリューション(本社・神戸市)、同23年1月に神栄(株)(同)と、水・インフラ事業の海外展開などに関する相互協力を、円滑に推進するため、協定を締結している。
沿岸部の下水道施設など津波対策検討/東京都
東京都が地震・津波・高潮対策の基本方針の取りまとめに着手した。東日本大震災を踏まえ打ち出した「東京緊急対策2011」に沿ったもの。建設局、港湾局、下水道局が連携して「地震・津波に伴う水害対策技術検証委員会」(委員長=山田正・中央大学理工学部教授)を設置。委員会から技術的な提言を得て、都のこれまでの取り組みの検証と強化に繋げる。
御堂筋共同溝工事の最新技術に注目/顧問技師会関西支部
水道顧問技師会関西支部はさきごろ、会員約50人が参加するなか、平成23年度総会と見学会を実施した。
「震災に強い都市を次世代に」/21世紀水倶楽部
NPO法人21世紀水倶楽部はさきごろ、下水道新技術推進機構の会議室で「東日本大震災をどう受け止めるか」をテーマに緊急研究集会を開催した。
製造業者の申請を受け付け/横浜市環境創造局
横浜市環境創造局では現在、下水道用電気・機械設備のうち主要な製品の製造業者の平成24年度用選定申請を受け付けている。製造業者を指定することで下水道設備の信頼性向上、長寿命を確保し良好な施設の稼働の維持を図るもの。
PSI発生土を水田に直接施用/PSI協会
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NPO法人ポリシリカ鉄協会(=PSI協会)は、埼玉県越生町や地元農家と連携してPSI浄水発生土を農地還元する「PSI浄水発生土リサイクル・モデル事業セカンドステージ」を展開している。19日には、同町の大谷地区で、PSI浄水発生土を直接施用した水田に、PSI浄水発生土入り育苗培土を使って育苗した水稲で田植えを行った。今秋には、米の収量や水稲の成長を分析し、PSI浄水発生土の施用の効果を検証していく。
水処理などで67%増益/神鋼環境ソリューション
神鋼環境ソリューションは、神戸市灘区の同社会議室に機関投資家・アナリスト・報道関係者らを集め2010年度の決算概要を説明した。
大型案件の売上が一巡した影響で、水処理、廃棄物処理関連の売上高は対前年度比約16%減の696億円になったが、アフターサービス事業などが堅調に推移し、経常利益は同67%増の35億円となった。D/Eレシオは0・89倍から0・08倍と、有利子負債を大幅に圧縮。財務体質の強化を図った。
総合流域管理で研究大会/水資源・環境学会
水資源・環境学会(会長=土屋正春・滋賀県立大学特任教授)は4日、2011年度研究大会(第27回大会)を長岡京市内で開催した。今回は「総合流域管理」をテーマに、基調講演や自由・テーマ論題の発表、総合討論が行われた。
石飛課長が水管協で講演
水道運営管理協会の設立総会後に厚生労働省の石飛博之水道課長が「大震災の教訓~今後の水道にどう活かすか」をテーマに講演した。
業界団体総会
組合員の加入促進強化/東管協組
東京都管工事工業協同組合(理事長=木村昌民・木村工業社長)は5月25日、東京都港区の赤坂コミュニティぷらざで平成23年通常総代会を開き、平成23年度事業計画などを決めた。また、役員改選が行われ、木村理事長が再選された。
更新の「技術マニュアル」を/日本グラウンドマンホール工業会
日本グラウンドマンホール工業会は16日、東京都千代田区のルポール麹町で定時総会を開いた。平成23年度事業計画などを決めるとともに、役員の改選を行い、浦上紀之会長(日之出水道機器社長)らが再選された。今年度は、下水道新技術推進機構と「GM(グラウンドマンホール)の調査・診断・更新に関する共同研究」を1年間実施し、設置環境別の既設GM劣化状況などを客観的に調査・検討して、その成果を技術マニュアルにまとめる。地方公共団体に計画的なGMの更新を促し、需要喚起につなげたい考えだ。また、工業会が今年、設立20周年を迎えたことを記念して、毎年会員を対象に行っているアンケートの結果を過去20年分まとめた資料を作成する。
工法の普及一層拡大を/全コン防食協会
全国コンクリート水槽防食協会(会長=渥美和裕・大成機工特別顧問)は5月27日、東京・市ヶ谷のグランドヒル市ヶ谷で第19期定期総会を開き、平成23年度事業計画などを決めた。
緊急遮断弁など出展/環境展開く
2011NEW環境展&地球温暖化防止展が5月24日~27日の4日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された。
マグマロック3工法で研修/日本スナップロック協会
日本スナップロック協会(会長=喜多島恒・東亜グラウト工業顧問)は26日、東京都新宿区の東京トラック総合会館で、継手部やマンホールと管きょの接続部を非開削で耐震構造に改善する「マグマロック3工法」(マグマロック工法・マグマロック工法mini・NGJ・マグマロック工法NGJ)の技術・営業研修会を開いた。
耐震性の高さをアピール/EX・ダンビー協会
EX・ダンビー協会(会長=白澤洋・クボタシーアイ部長)は5月27日、東京都品川区の品川プリンスホテルで第6回定例総会を開き、平成23年度事業計画などを決めた。また東北地方で震災の被害調査を実施していくことを明かにした。