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2011年(平成23年)  8月  1日(第4675号)






水道復興支援連絡協議会が初会合/厚労省
 厚生労働省水道課は25日、「東日本大震災水道復興支援連絡協議会」の初会合を盛岡市内で開き、協議会が支援する岩手県内の3水道事業体(大船渡市、陸前高田市、大槌町)の被害・復旧状況や、3事業体を支援するにあたり想定される業務や課題についての報告などがあった。東日本大震災では、沿岸部の事業体で地震だけではなく、津波による甚大な被害が発生しており、復興に向けては被災事業体に対するさまざまな支援が必要になっている。被災事業体に支援事業体をマッチングさせ、復興への歩みを進める今回の取り組みへの注目が集まっている。

国交省下水道部長に岡久氏/8月1日付人事
 国土交通省水管理・国土保全局下水道部長に8月1日付で岡久宏史氏が就任した。また、岡久氏の後任の同部下水道事業課長には日本下水道事業団関東・北陸総合事務所長兼東日本本部副本部長を務めた塩路勝久氏が就任した。前下水道部長の松井正樹氏は同日付で日本下水道事業団理事(事業統括担当)に就任した。

水道復興支援連絡協議会が現地視察
 翌日の26日には、水道復興支援連絡協議会による現地視察が行われた。石飛課長はじめとする協議会メンバーは、今回支援する大船渡市、陸前高田市、大槌町を訪問し、被災事業体から被害や復旧の状況、今後の取り組み、国への要望などについて説明を受けた。また、大船渡市では戸田公明市長、陸前高田市では戸羽太市長に面会し、石飛課長が復興に向けてできる限りの支援を行う考えを示した。


下水道展'11東京が閉幕
 東京ビッグサイトで開かれていた下水道展'11東京が29日、盛況のうちに閉幕した。4日間の期間中、約8万891人が来場し、下水道に関する最新の技術・ノウハウに触れた。また、期間中には下水道への関心を高めるためにさまざまなイベントも行われた。

上下水道施設にも被害/豪雨の三条市など
 7月28日からの豪雨により、新潟県をはじめとする各地で上下水道施設にも被害が出た。
 水道事業は、五泉市、三条市、十日町市、田上町等で断水が発生。三条市や同市等に用水供給を行っている三条地域水道用水企業団では高濁度(原水濁度が約6千度まで上昇)や導水管の露出等により、広い範囲で断水や水圧低下となった。同市に対しては、名古屋市が30日に応急給水活動や関連調整のために10名の上下水道局職員を派遣し、支援活動を行なっている。

下水道展・学生ツアー
 下水道展の併催企画として7月28日、「学生ツアー」が開催された。未来ある学生に下水道展の見学を通じて下水道事業の一端を知ってもらい、下水道関連企業の生の声を聞くことで今後の活動に生かしてもらうため今回はじめて企画されたもの。全国から約30人が参加した
 ◆最新技術に感心
 下水道展で目を輝かせていたのは学生だけではなかったようだ。東京都の松田二郎・下水道局長が7月28日、展示ブースをぐるり1周。

柏井西側に高度浄水導入/日量36万t“高度率”7割に/千葉県水道局
 千葉県水道局は柏井浄水場西側施設に高度浄水処理施設を整備する方針を固めた。施設能力・日量36万立方mの全量に、「オゾン+生物活性炭+再凝集」の高度浄水システムを追加導入するもの。柏井浄水場は印旛沼系の東側施設ですでに高度浄水を導入しており、利根川系の西側も追従する格好だ。この西側施設は同局5つの浄水場のうち、最大の施設能力を誇る。完成すれば、全浄水場の高度浄水処理率が現在の32%から、平成30年度には69%まで向上するという。来年度から設計に入り、建設工事は26~29年度。同局では事業の事前評価書をさきごろ公表、パブリックコメントや学識経験者らによる評価委員会での評価などを経て、整備方針を正式決定する。

岩手中部(企)、26年事業統合へ/北上市など構成3市町と
 岩手中部広域水道企業団(企業長=髙橋敏彦・北上市長)が構成市町の北上市、花巻市、紫波町と水道事業統合へ向けて今年10月に覚書を締結することが決まった。平成26年4月の水道事業統合を目指し、本格的な準備に入る。

来年度の予算措置求め霞ヶ関に要望/大都市水道管理者
 大都市の水道事業管理者が7月20日、平成24年年度国家予算での水道事業に対する財政措置などの強化を求め、要望活動を実施した。幹事都市を務めた神戸市の大森伸一・水道事業管理者を先頭に、18都市の管理者ら事業体幹部が霞ヶ関を行脚。災害対策の必要性をはじめ大都市の水道を取り巻く状況を説明しながら、要望書を関係各省に提出した。

「水ビジネス研究会」に55社が参加/神奈川県企業庁
 神奈川県企業庁が募集していた「かながわ水ビジネス研究会」に企業など55社が参加することが明らかになった。研究会では、箱根水道営業所管内をフィールドとして活用し、水道事業の新たなビジネスモデルづくりを行うことにより、同庁が企業などと連携した「かながわ方式による水ビジネス」の確立を目指す。

最優秀賞に日之出水道(プレゼン賞)とクボタ(テクニカル賞)/下水道展出展者表彰
 下水道展11東京では、優れた展示や技術を表彰する新たなイベントとして「出展者表彰」が設けられ、クボタグループがテクニカル部門、日之出水道機器がプレゼン部門で最優秀賞を受賞した。また、両部門でそれぞれ6者が優秀賞に選ばれた。下水道展最終日の29日には表彰式が行われ、安中德二・下水協理事長から受賞者に、表彰状と副賞が手渡された。受賞者からは「励みになる」という声が多く、下水道展活性化につながる取り組みと言えそうだ。


森田実氏が下水道展見学
 『水の時代を生きる』(上下水道のための公共事業必要論・本紙刊)などの著作がある政治評論家の森田実氏が28日、下水道展を見学した。

展示にも震災の影響色濃く/下水道展'11
 東日本大震災の影響で東京電力の電力供給能力が不足しているため、下水道展も節電対応を余儀なくされた。各出展者ともブース照明にLEDライトを採用するなど、消費電力量削減の取り組みが目立った。

ニーズ高まる配ポリ管/POLITEC技術講習会
 配水用ポリエチレンパイプシステム協会(POLITEC)はこのほど、東京都中央区の東京八重洲ホールで第3回水道配水用ポリエチレン管・継手施工技術講習会を開いた。午前の部、午後の部を合わせて76人が参加。POLITECの施工マニュアルをテキストに、座学と実技講習に熱心に取り組んだ。