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2012年(平成24年) 1月 19日(第4714号)
官民が活発に意見交わす/23年度下水道意見交換会議
5要件満たせば交付対象に/更生工法による下水管きょ改築
剰余金は若手育成に/IWA―ASPIRE組織委
3月に実務指導者研究集会/簡水協
大阪市の4月加入は困難/大阪市・大阪広域水道(企)
横浜市環境創造局・渡邉氏が講演/施設協・循環のみちセミナー
災害時の水確保呼びかけ/横浜市水道局
産業界団体賀詞交歓会
PSI環境フォーラムの参加者募集/ポリシリカ鉄協会
下水道啓発の絶好の機会に/エコプロダクツ2011
「環境計画」素案の提案をコンペ/東京都水道局
官民が活発に意見交わす/23年度下水道意見交換会議
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日本下水道協会は17、18日の2日間、平成23年度下水道意見交換会議を同協会会議室で開催した。地方公共団体や業界団体などに共通する施策テーマについて、官民一体となって意見交換を行い、下水道事業の効率的執行に資することが目的。17日は調査設計・施設・管理グループ、18日は土木建設グループに分かれて行った。今年度は「東日本大震災の復旧・復興」が施策テーマ。災害復旧に関する契約事務を両グループ共通の話題とし、調査設計・施設・管理グループは査定事務の一層の効率化、土木建設グループは災害復旧・復興の早期実施について活発に意見を交換した。
5要件満たせば交付対象に/更生工法による下水管きょ改築
国土交通省下水道部は6日付で、都道府県の下水道担当課長、政令指定都市の下水道担当部長宛に「下水道管渠の更生工法による改築に関する交付対象の運用について」とする事務連絡を、下水道事業課企画専門官名で行った。社会資本整備総合交付金などの交付対象となる更生工法による管きょ改築について、要件を示している。日本下水道協会から「管きょ更生工法における設計・施工管理ガイドライン(案)」が昨年末に発刊されたことに伴う措置。
剰余金は若手育成に/IWA―ASPIRE組織委
第4回IWAアジア太平洋地域会議(IWA―ASPIRE)の第6回組織委員会(委員長=大垣眞一郎・国立環境研究所理事長)が12月22日、東京都庁で開かれ、剰余金の処分案について了承した。また、会議の開催結果や成果などをまとめた報告書を作成することなどが事務局から報告された。
3月に実務指導者研究集会/簡水協
全国簡易水道協議会は、3月6日と7日に東京都千代田区の全国町村会館で、第44回水道実務指導者研究集会を開く。全国の水道行政、事業体で指導的立場にある担当者などを対象に研修を行うもの。東日本大震災に学ぶ教訓や人口減少時代における経営など、2日間で6人の講師による講演を予定している。
大阪市の4月加入は困難/大阪市・大阪広域水道(企)
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大阪広域水道企業団企業長の竹山修身・堺市長は16日、大阪市役所で橋下徹・大阪市長と会談し、大阪府域一水道を目指す方向性を確認する一方、橋下市長が掲げた今春の企業団加入は困難であると説明した。また、両者は、企業団、大阪市、企業団構成の府内42市町村からなる協議の場を設け、大阪市加入に関する諸課題を検討することで合意した。
横浜市環境創造局・渡邉氏が講演/施設協・循環のみちセミナー
日本下水道施設業協会は16日、東京都中央区の同協会会議室で下水道循環のみち研究会セミナーを開いた。横浜市環境創造局下水道計画調整部長の渡邉聡氏が講師を務め、同市の下水道事業の現状と展望を解説。平成28年度に施設が稼動する予定のPFIによる下水汚泥燃料化事業など温室効果ガス削減のための新たな施策や、水ビジネス国際展開に関する活動状況を紹介し、「公民連携による積極的な取り組みを進めていく」と話した。さらに、埋め立てが延期されることになった放射性物質を含む下水汚泥焼却灰の取り扱いについて、課題と今後の対応方針を説明。「埋め立ての安全性について市民、関係者の皆さんにあらためてしっかりと説明していくとともに、焼却灰の安全性向上、処分場における安全性向上に関する一層の対策も検討していく」との意向を示した。
災害時の水確保呼びかけ/横浜市水道局
横浜市水道局はこのほど、広報紙「広報よこはま特別号『よこはまの水』」の災害対策特集号=を発行、全戸配布し水の備えを市民に呼びかけた。同局では1月から3月までを災害対策の強化月間と位置づけ、各種PRを展開しており、その一環。
産業界団体賀詞交歓会
変革で良い会社へ/キッツ
キッツ(堀田康之社長)は5日、東京千代田区の帝国ホテルでキッツグループ新年賀詞交歓会を開き、水道や流通の関係者ら多数が駆けつけた。
災害協定拡充図る/建設業関係11団体
建設業関係11団体は5日、東京都港区の東京プリンスホテルで平成24年新春賀詞交歓会を開いた。冒頭、主催団体を代表して日本建設業連合会の野村哲也会長(清水建設会長)は「新年は災害対応体制の更なる強化を行ない、国民の生命と暮らしを守り、地域の安全・安心に貢献する、そうした建設産業の役割をしっかりと果たしていきたい」と挨拶し、「行政などとの災害協定の拡充、新たに作成した災害対応基準に基づくマニュアルの整備や日常訓練など、平時の準備も含めて、本部と支部、支部同士の連携を更に強化していきたい」と具体的方針なども紹介した。
共同研究進める/千葉県水道管協同組合
千葉県水道管工事協同組合(臼倉進理事長)は6日、千葉市美浜区のホテルスプリングス幕張で新年賀詞交歓会を開いた。
PSI環境フォーラムの参加者募集/ポリシリカ鉄協会
特定非営利活動法人ポリシリカ鉄協会は2月23日、東京都中央区のホテル・マリナーズコート東京で「第6回PSI環境フォーラム」を開催する。
フォーラムでは、平成22年度から実施している「PSI発生土リサイクル・モデル事業」の成果報告などを中心としたこれまでの活動報告を行うとともに、最新の水事情や震災復興に関する講演を行うなど、水道と農業の連携を深める機会を提供する。開催日時は、2月23日13時~17時(講演会)、17時15分~18時30分(懇親会)。参加費は、講演会無料、懇親会5000円。申し込みや問い合わせは、同協会事務局(TEL03―3426―2967、FAX03―3426―5379)まで。
下水道啓発の絶好の機会に/エコプロダクツ2011
子どもたちに下水道のPRを!
国内最大級の環境展示会「エコプロダクツ2011」が12月15日から17日までの3日間、東京ビッグサイトで開かれた。例年、上下水道関連の企業も数多く出展している展示会だが、今回は「21世紀の下水道を考える会」が下水道新技術推進機構、月島機械、前澤工業、ハネックス、日本下水道光ファイバー協会と共同出展した。ブースの位置は、例年大変な賑わいを見せるメタウォーターの隣。考える会、メタウォーターとも、クイズコーナーを設置して下水道の啓発を目的としたオリジナルグッズやリーフレットを配るなど、工夫をこらした展示を行った。授業の一環で来場した小中学生を中心に多くの人が訪れ、まさに“シナジー”が発揮された?
「環境計画」素案の提案をコンペ/東京都水道局
東京都水道局が同局の新たな「環境計画」を策定するために情報収集・分析や計画素案の提案を受けようと委託先を募集している。現行の環境計画が平成24年度で終了するためで、新たな環境計画策定にあたっては局外の情報を含めた多様な観点からの検討が必要との判断から。