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2012年(平成24年) 1月 26日(第4715号)
下水インフラに6600億円/国交省・カタールインフラプロジェクト
ミス日本「水の天使」に酒井美帆さん
EXPANDで「成熟化」/第300回下水道機構技術サロン
地域ビジョンの策定を/厚労省・厚労関係部局長会議
大震災の経験・教訓を次世代に/神戸市水道局が講演会
災害対策“共助”呼びかけ/横浜市水道局
新石川浄水場が通水・供用開始/技術の蓄積"集大成"に/沖縄県企業局
BCP策定部会を設置/横浜市環境創造局
「スーパー配管工」に10人追加/東京都水道局
水質検査の信頼を取り戻せ!/検査機関の聴講、熱心に
横浜ウォーターが3月27日にフォーラム
東京都管工事組合が創立80周年/記念インタビュー 理事長 木村 昌民氏
GX形の出荷実績200㎞突破/日本ダクタイル鉄管協会
羽田コンクリートを完全子会社に/ゼニス羽田
金、銀、銅賞は千代田設備が独占/技能五輪全国大会
復興へ除染やがれき処理/廃棄物団体連合会
65周年で原点回帰へ/東京管工機材商
業界のあるべき姿を模索/日本金属継手協会
技術・技能を磨く/三多摩管工事組合
本社を移転/NAWS
中国の下水道事情を解説/設備協公開講演会
JASISの出展者募集開始/日本分析機器工業会・日本科学機器団体連合会
下水インフラに6600億円/国交省・カタールインフラプロジェクト
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国土交通省とカタール国政府は15日、「インフラプロジェクト及び下水管理技術に関するセミナー」を同国ドーハで共催した。セミナーでは、日本企業が技術を紹介するプレゼンテーションが行われ、再生水や下水汚泥の資源化技術が注目を集めた。セミナー後には津島恭一・国土交通大臣政務官とアブドゥーラ・アティーヤ・行政監督庁長官との会談も行われ、両国の友好と経済関係の一層の発展に向けた協力を確認するとともに、日本での次回セミナーの開催に合意した。
ミス日本「水の天使」に酒井美帆さん
2012年度ミス日本グランプリ決定コンテスト(主催=ミス日本コンテスト事務局)が23日、東京都内のホテルで開催され、今年度から設けられたミス日本「水の天使」には、神奈川県出身の大学生、酒井美帆さん(20)が選ばれた。
「水の天使」は、生命を支える水のために努力する人々や、世界の水インフラの発展に貢献できる日本の経験と技術をわかりやすく伝えることが使命。「21世紀の下水道を考える会」協議会と日本水道工業団体連合会が協賛している。
EXPANDで「成熟化」/第300回下水道機構技術サロン
下水道新技術推進機構の技術サロンが12日、第300回を迎えた。記念すべき回の講師となった加藤裕之・国土交通省下水道部下水道企画課下水道事業調整官は「下水道のEXPAND」と題し、今後の下水道事業の展開について講演、循環のみち下水道の「成熟化」に向けた考えを述べた。
地域ビジョンの策定を/厚労省・厚労関係部局長会議
厚生労働省は19、20日の2日間、全国厚生労働関係部局長会議を同省講堂で開いた。健康局では、外山千也局長が説明を行い、水道分野については、31.0%に留まっている基幹管路の耐震適合率を向上させるために積極的な予算執行と補助金活用を求めた。また、現行の水道ビジョンを見直して策定する「新水道ビジョン」に関連して、都道府県版水道ビジョンをはじめとする地域水道ビジョンを策定するよう、出席した都道府県・政令市・中核市の担当者に呼びかけた。
大震災の経験・教訓を次世代に/神戸市水道局が講演会
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大震災の経験や教訓を次世代に―。神戸市水道局は19日、「1・17/3・11の経験と教訓を~阪神・淡路大震災から17年を迎えて~」を、同局たちばな職員研修センターで開催した。来るべき災害に備えた的確な対応に向け、講演やパネルディスカッションが行われ、兵庫県内の水道職員ら約120人が参加した。
阪神・淡路、東日本の両大震災の被害者に黙祷後、三浦久人・同局技術部長が「阪神・淡路大震災を風化させず、耐震化推進を」と挨拶。碇川豊・岩手県大槌町長は「復興への歩み」として、支援の感謝と津波復興計画の概要を述べた。
災害対策“共助”呼びかけ/横浜市水道局
横浜市水道局が19日、横浜公園内に設置してある60tの災害用地下給水タンクを使った応急給水のデモンストレーションを行った。近隣に勤める人らが参加し、手押しポンプでの水の汲み上げや給水袋への注水を体験した。同局では1月から3月まで災害対策のPRを強化。特に“共助”の大切さを強調しており、この日のデモもその一環だった。
新石川浄水場が通水・供用開始/技術の蓄積"集大成"に/沖縄県企業局
沖縄県企業局新石川浄水場(16万5600立方m/日)の供用開始式典、通水式が19日に現地で開かれた。従来の基幹施設である旧石川浄水場(15万立方m/日)に代わる本島中南部への給水拠点として、企業局の技術力を結集して建設され、沖縄県の水道の安全、安定への大きな貢献が期待されている。仲井眞弘多・沖縄県知事の代理として出席した与世田兼稔・副知事や、石飛博之・厚生労働省水道課長、企業局OBなど、県内外の関係者約250人が参集し、同浄水場の門出を祝った。
BCP策定部会を設置/横浜市環境創造局
横浜市環境創造局はさきごろ、第3回横浜市下水道事業経営研究会(座長=河野正男・横浜国立大学名誉教授)を開いた。研究会では、下水道事業の経営に関することや今後の方向性を審議しており、平成24年度末に報告書をまとめ、次期計画策定のための提言を行う。
「スーパー配管工」に10人追加/東京都水道局
東京都水道局が優れた配管技能と経験を持つ配管工だと認定する「スーパー配管工」に今年度、10人が認められた。平成18年度の制度開始以来6回目の認定で、スーパー配管工は合計61人になった。先月22日、都庁で認定式が行われ、認定証とスーパー配管工の証であるバッジとメダルが渡された。
水質検査の信頼を取り戻せ!/検査機関の聴講、熱心に
「水質検査における精度向上と信頼性確保のための講習会」が11日、都内で行われた。日本水道協会が昨年12月に発行した「水質検査・管理業務等委託積算要領」について解説するもので、水質検査の登録検査機関等から約170人が参加した。主催はNPO法人水・環境分析技術支援ネットワーク(理事長=安藤正典・武蔵野大学客員教授)。安藤理事長は挨拶で「特に中小の事業体では職員の退職により水質管理が出来ていない状況。新たな水質管理体制が必要であり、それを担うのが登録検査機関だ。検査機関にはこの要領の体制を早急に整えてもらわないと水道水に格差が生じてしまう」と警鐘を鳴らした。
横浜ウォーターが3月27日にフォーラム
横浜ウォーターは3月27日に「第1回横浜WATERフォーラム~公民連携による海外水ビジネス展開の最新動向~」を横浜市中区の大さん橋ホールで開催する。海外水ビジネス展開における経済産業省の成長戦略や、それを側面から支援するJICAの制度的・金融的支援の最新内容、民間企業の最新動向、水道事業体の先行事例などを発信する。
東京都管工事組合が創立80周年/記念インタビュー 理事長 木村 昌民氏
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東京都管工事工業協同組合(木村昌民理事長)が創立80周年を迎え、27日、東京西新宿の京王プラザホテルで「創立80周年記念式典」を開く。創立80周年の節目にあたり、木村理事長に組合の歴史や現状、将来展望などをインタビューした。
GX形の出荷実績200㎞突破/日本ダクタイル鉄管協会
日本ダクタイル鉄管協会は、新耐震管「GX形ダクタイル鉄管」の出荷実績が200㎞を突破したと発表した。平成22年11月の初施工から平成23年12月末現在までの14カ月間で、268事業体に採用され、出荷延長は239㎞に達した。12月の出荷実績は45㎞。
羽田コンクリートを完全子会社に/ゼニス羽田
ゼニス羽田(塩見昌紀社長)は11日、4月1日に羽田コンクリート工業(仙波昌社長)を完全子会社にすると発表した。方式は、株式交換による経営統合で、11日に開催した両社の取締役会で承認され、株式交換契約を締結した。
金、銀、銅賞は千代田設備が独占/技能五輪全国大会
ものづくりの基盤となる各種技能について、若手技能者が“職人技”を競い合う「技能五輪全国大会(第49回、主催=中央職業能力開発協会、後援=厚労省、国交省ほか)」が12月16日から19日までの4日間、静岡市のツインメッセ静岡などで開かれた。管工事業者などが参加する「配管職種」部門には32選手が参加し、千代田設備(新潟市)所属の3選手が金賞、銀賞、銅賞を独占した。
復興へ除染やがれき処理/廃棄物団体連合会
日本廃棄物団体連合会は5日午後6時より、東京霞ヶ関の東海大学校友会館で新年賀詞交歓会を開いた。
冒頭、岡澤和好会長は、「新年における最大の課題は大震災からの復興だ。東北の元気のためにも放射性物質を含む廃棄物処理、除染、がれき処理に全力をあげたい」と語り、会員に協力を呼びかけた。
65周年で原点回帰へ/東京管工機材商
東京管工機材商業協同組合(理事長=小泉久則・コーザイ社長)は6日、東京都文京区の東京ドームホテルで新年賀詞交歓会を開いた。
小泉理事長は「当組合は65周年を迎えるが、原点に戻り、協会活動を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。
業界のあるべき姿を模索/日本金属継手協会
日本金属継手協会(会長=鎌田純一・日立金属配管機器カンパニープレジデント兼ファインフロー事業部長)は10日、東京都千代田区の銀行倶楽部で平成24年新年賀詞交歓会を開いた。
技術・技能を磨く/三多摩管工事組合
三多摩管工事協同組合(松田英行理事長)は12日、東京都立川市で新春賀詞交歓会を開いた。
交歓会の冒頭、挨拶した松田理事長は「今年は市町へ委託されていた水道事務が返還され、都へ一本化される。これに伴い契約方法などが変更されるが、3年をかけて徐々に変えていくことになった。この間に十分準備していきたい。また、昨年は水道メンテナンスセンターを立ち上げた。今後もお客様の信頼を得るべく努力していきたい。厳しい環境下で生き残るためには技術・技能を磨くことが必要だ。昨年は技能オリンピックや技能グランプリに出場したが、職人の技を磨いてこれからもチャレンジしていきたい」と決意を述べた。
本社を移転/NAWS
名古屋上下水道総合サービス(NAWS)は30日付で本社を移転する。移転先は次のとおり。
〒453―0016 名古屋市中村区竹橋町35―22 TEL052―459―0355(代)、FAX052―451―3961
中国の下水道事情を解説/設備協公開講演会
東京下水道設備協会は12月15日、東京都新宿区で公開講演会を開いた。日水コン事業統括本部技術顧問の竹島正氏が「海外水事情~中国レポート~私が見た下水処理場の現状と課題」と題して講演。2010年にJICA短期専門家として2カ月間、中国・昆明市の下水処理場で技術指導にあたった経験をもとに、中国の下水道を取り巻く状況や処理場の特徴などを解説した。当日は80人以上が聴講し、産業界関係者の関心の高さがうかがわれた。
JASISの出展者募集開始/日本分析機器工業会・日本科学機器団体連合会
日本分析機器工業会と日本科学機器団体連合会は16日、両団体で主催する分析科学機器の展示会「JASIS2012」の出展申し込み受付を開始した。申し込みは、展示会のホームページ(
http://www.jasis.jp
)から。申し込み締め切りは、3月16日。