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2012年(平成24年)  5月 28日(第4743号)






影響最小限へ正念場/交付金化、一部事務組合への配慮要望/企業団協 第56回総会
 企業団関係者の思いが集結だ。全国水道企業団協議会(会長=小林眞・八戸圏域水道企業団企業長、八戸市長)の第56回総会が24日、新潟東港地域水道用水供給企業団の開催担当により新潟市内のホテルオークラ新潟で開催された。春に開催した一連の地区協議会総会での議論を集約。一括交付金の制度設計や、電力確保対策、震災対策事業などへの財政支援をはじめ、企業団が抱えている多くの課題解決へ向け、国や関係機関に支援と理解を求めていくことを改めて確認した。

ヘキサメチレンテトラミンが原因/排出事業者も特定/利根川水質事故
 利根川水系の浄水場で水質基準値を上回るホルムアルデヒドが検出された問題で、厚生労働省などの調査で原因物質は「ヘキサメチレンテトラミン」だと分かった。また、埼玉県は立ち入り検査で同物質を取り扱っている事業者を特定。事業者はヘキサメチレンテトラミンを含む廃液の処理を利根川流域にある産業廃棄物処理業者に委託していた。この物質は熱硬化性樹脂の硬化促進剤や農薬の有効成分を安定させる補助剤、ゴム製品製造の際の反応促進剤などに広く用いられる。

GKP発足/下水道広報プラットホーム
 下水道をめぐる新たな情報交流の場として「下水道広報プラットホーム(GKP)」が近く発足する。エネルギー関連産業、海外水ビジネス、環境教育など幅広い分野での可能性を秘めた下水道の価値をより多くの国民が共感し、下水道界のブランド力を高めることが目的。事務局を務める日本下水道協会は今月中に立ち上げるホームページで会員の募集を始める。

「信頼失う前に対策を」/実務講習会開く/簡水協
 全国簡易水道協議会は23日、都内で水道事業実務講習会を開いた。県や市町村の水道担当者ら約300人が参加し、最近の水道行政などについての説明を受けた。

安全な水の確保テーマに検討会
 厚生労働省水道課は11日、新水道ビジョン策定検討会の第4回会合を開催した。「安全な水の確保」を特定テーマに挙げ、▽水質汚染事故の状況▽水質検査の信頼性確保に向けた取り組み▽クリプトスポリジウム対策▽水安全計画の普及促進▽鉛製給水管への適切な対応▽貯水槽水道の管理▽飲用井戸の管理▽水道未普及地域への対応―などについて現状の取り組みと課題を整理。NPO法人・水道千葉からの話題提供もまじえ、委員から意見を募った。

青山浄水場改良工事が本格化/設備更新と耐震化推進/場内切り回しで大規模工事/新潟市水道局
 新潟市水道局が実施している「青山浄水場施設整備事業」の関連工事が本格化している。平成22~26年度の工期で実施している今回の整備事業は、ポンプ施設整備、自家発電設備、施設耐震化などを行う改良事業で、総事業費は41億4750万円。基幹施設のリニューアルに併せて耐震性向上も図ることで同市の水供給システムの一層の安定化を目指している。

瀋陽水務集団と協定締結/川崎市上下水道局
 川崎市上下水道局は23日、中国・瀋陽市の瀋陽水務集団有限公司との間で「川崎市上下水道局と瀋陽水務集団有限公司の友好協力協定」を締結した。上下水道分野における相互の理解と友好を深め、互恵的な協力関係を構築することを目的に、相互に職員を派遣し技術面、経営面で交流・協力を進める。また、ビジネス面での協力促進にも努める。調印式には、平岡陽一・川崎市上下水道事業管理者と張国祥・瀋陽水務集団有限公司董事長が出席、協定書に署名し握手を交わした。

電力使用制限の除外・緩和を/関西電力に要請書を提出/企業団協関西地区協議会
 全国水道企業団協議会関西地区協議会は22日、関西電力に対して『水道事業の安定した電力供給の確保に関する要請書』を提出し、計画停電が実施された場合の適用除外や緩和を訴えた。

洛西地域の腐食対策を推進/京都市上下水道局、ガス管損傷事故踏まえ
 京都市上下水道局は昨年6月に同市洛西地域で発生した配水管破損によるガス管損傷の件で、損害賠償として大阪ガスに9億8900万円を支払うことを決定した。今後は、洛西地域の酸性土壌による腐食対策として、平成24~25年度に約40億円を投入し、約13㎞の配水管布設替えに取り組む。

“一滴ルール”再確認を/東京都下水道局・雨天時安全管理研修会
 東京都下水道局は17日、都庁都民ホールで、「最近の気象~雨天時の安全管理講習会~」を開催した。同研修は平成20年8月に発生した雑司ヶ谷幹線再構築工事での事故の再発防止策の一つ。工事受注者や東京都下水道サービス、下水道メンテナンス協会、局技術職員などを対象に雨天時の安全管理・安全対策事例の紹介、気象講習などを行っている。今回は約250人が参加した。

「とやまの水」モンド金賞に/富山市上下水道局
 富山市上下水道局のペットボトル入り水道水『とやまの水』が国際的な品質コンクール『2012年モンドセレクション』において『ビール、水ならびにソフトドリンク部門』で金賞を受賞した。6月4日にはギリシャのアテネで授賞式が行われる。

仙台市でGXソフトを初施工/裾野広がるGX形耐震管路/清水合金製作所
 清水合金製作所が新発売した耐震型ソフトシール仕切弁「GXソフト」が仙台市で採用され、3月21日に同市宮城野区内で初施工された。その後の施工も順次トラブルなく順調に実施され、これまでに初回発注分については施工を完了している。GXソフトは管路の耐震化と長寿命化を実現する同社期待の新製品。GX形ダクタイル鉄管が順調に実績を伸ばし続ける中で、同社では仙台市での順調なスタートを弾みに今後の普及拡大を目指す方針。

簡易型膜装置の仕様策定を/東洋紡・松井氏が代表理事に/膜分離技術振興協会
 膜分離技術振興協会は11日、東京都中央区の東実健保会館で定時社員総会を開いた。今年度事業計画・予算などを決めたほか、役員を改選し、代表理事には栗田和夫・東洋紡績取締役に代わり、松井敬之・同社執行役員バイオ・メディカル事業本部長が就任。常務理事に柳康夫・三菱レイヨンアクア技術統括室室長が就いた。

給水装置のJIS改正へ/来年4月に一般社団移行/日本バルブ工業会
 日本バルブ工業会(会長=田渕宏政・タブチ社長)は15日、東京都内で第33回通常総会を開き、今年度事業計画・予算などを決めた。来年4月1日付での一般社団法人移行を目標に申請準備を進めるほか、広報委員会を中心にバルブ産業振興のためのPRに努める方針だ。

飯能市で地域見守りサービス/第一環境
 第一環境は9日、水道検針業務を受託している埼玉県飯能市と「地域見守り活動に関する協定書」を締結した。協定は、同社検針員が、業務中に支援や保護を求められた場合や訪問世帯で異変を発見した場合に、同市水道部に連絡するもの。水道部は、その情報を福祉部など、必要な部署に連絡する。

公益目的事業さらに充実/管路協関東支部
 日本下水道管路管理業協会関東支部(支部長=高杉憲由・高杉商事代表取締役)は15日、東京都港区のホテルJALシティで第4回全体会を開き、今年度事業計画・予算などを決めた。また役員を改選し、高杉支部長を再任した。

災害に強い井戸PR/全国さく井協会中央支部
 全国さく井協会中央支部(知久明支部長)は10日、群馬県伊香保町で第38回通常総会を開き、平成24年度事業計画などを決めた。

震災の復旧支援を/日本空調衛生工事業協会
 日本空調衛生工事業協会(会長=有馬修一郎・三機工業特別顧問)は23日、第64回定時総会を開き、事業計画や業界実践スローガンを決めた。

八田水利技師の業績紹介/台北駐日経済文化代表処
 台北駐日経済文化代表処は9~24日まで、東京都港区の公邸で台湾の烏山頭ダムや水路網の建設などの建設に携わった八田與一技師の業績を紹介する展示会を開いた。台日文化交流をさらに育む催しとして、氏の没後70年を記念して開かれたもので、自筆のノートや写真が展示された。