水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報


バックナンバー

2012年(平成24年)  6月  7日(第4746号)





熱中症予防 水を飲もう/「健康のため水を飲もう」推進運動
 いよいよ夏が目前に迫ってきた。熱中症に注意が必要な季節の到来でもある。毎年、熱中症は日本各地で発生、昨年は病院に搬送された人が4万人に上ったとの報告もある。厚生労働省は先月30日、都道府県などに熱中症予防に関する事務連絡文書を発出し、注意喚起するよう要請している。そうした中、「健康のため水を飲もう」推進運動が注目されている。運動では、熱中症予防には水分補給が効果的だとして、こまめに水を飲むことを強力にPR中だ。

安中理事長が辞意表明/「原点に戻り方向見定め」/下水協
 日本下水道協会は5日、平成24年度第2回理事会を協会会議室で開き、安中德二理事長が辞意を表明した。安中理事長は辞意表明にあたり「後輩の皆さんには山積している課題に対して一つひとつ丁寧に対応してほしい。原点に戻って考え直すことを習慣づけて方向を間違えないようにしていただきたい」と下水道の未来を託した。次の理事長は6月22日の定時総会で決まる。

ベンチマーキングなど解説/水道サロン
 水道技術研究センターは5月21日、第116回水道技術懇話会(水道サロン)を開いた。テーマは「上下水道のマネジメントシステムとベンチマーキング」。講師を藤木修・日本水工設計東京支社副支社長が務め、国際展開を進める上での業務評価のあり方などについて講演した。

水道工学研修受講者を募集
 国立保健医療科学院は9月18日から10月26日までの約6週間、「短期研修・水道工学研修」を開催する。現在、受講者を募集している。
 水道水の安定供給とその安全性・快適性の向上を図る上で必要な水道工学などに関する最新の専門知識と技術を養うことを目的にした研修で、水道界の第一線で活躍している講師陣から指導を受けることができる貴重な機会となっている。

耐震管展示リニューアル/GX形の吊り上げ披露も/八戸圏域水道企業団
 八戸圏域水道企業団の白山浄水場前に設けられている耐震管展示コーナーがこのほどリニューアルされ、3日、同企業団の水道フェスタに併せてお披露目された。展示コーナーでは耐震管への理解を深めるため、日本で最初のS形耐震管から最新のGX形耐震管までの実物を展示している。

下水道の財源確保を求め/役員会で諸課題を検討し/関西地方下水道協会
 関西地方下水道協会は5月28日、大阪市中央区ヴィアーレ大阪で役員会を開催した。役員候補者の推薦や下水道事業の財源確保と社会資本整備総合交付金の拡充など5件の会員提出問題を検討した。

応急給水拠点の運用法など/都と市町が意見交換/多摩水道連絡会総会
 東京都水道局多摩水道改革推進本部は5月14日、都営水道の区域の26市町と同本部の情報共有・意見交換の場である多摩水道連絡会の総会を同本部立川庁舎で開いた。同本部側からさまざまな話題が提供され、それを基に意見交換を行った。また、議事終了後には、仮設給水栓を利用した応急給水の実演も行い、視察した市町の職員は高い関心を示していた。

指定管理者PRで記念イベント/神戸市水の科学博物館
 「神戸市水の科学博物館」の指定管理者が5月1日から、大阪水道総合サービスとなったことをPRする記念イベントが同月26・27日、同博物館内で行われた。「ふれあい縁日まつり♪」と題されたイベントでは、利き水コーナーや水の不思議実験などが催され、家族連れで賑わった。

各地で水道週間行事
水道フェスタに2000人が来場/八戸圏域水道企業団
 八戸圏域水道企業団は3日、同企業団庁舎と白山浄水場敷地内で水道フェスタ2012を開催した。地元企業や町内会などの後援もあり、地域をあげてのイベントになっており、当日は市民ら約2000人が来場した。
 小林眞・同企業団企業長(八戸市長)が「おいしくて安心して飲める水を安定的に供給するためにがんばっている水道事業について理解していただきたい」とあいさつし、イベントがスタートした。ステージでは地元の中学生による吹奏楽演奏や地元出身のアーティストのライブなどがあり大いに盛り上がった。また、同企業団が行っているポスターコンクールとフォトコンテストの表彰式も行われ、受賞者に小林企業長から表彰状と盾が渡された。

15分でボトル水500本を配布/埼玉県企業局
 埼玉県企業局は4日、水道週間をPRするため、埼玉県水道協会と協力して新三郷浄水場の高度浄水処理水をペットボトルに詰めた「彩の水だより」と水道週間キャンペーンうちわをJR浦和駅西口で配布した。当日は、同県のマスコット「コバトン」も参加した。「彩の水だより」とうちわはそれぞれ500本ずつ用意したが、午前9時の配布開始からわずか15分でなくなるほどの人気だった。

5000人飲み比べを実施中/東京都水道局
 東京都水道局は、水道週間のイベントとして「東京水飲み比べ5000人キャンペーン」を都内8会場で順次実施している。キャンペーン初日の2日には、キャンペーンの先頭に立つ「チーム水滴くん」の結成・出発式を東京・お台場のダイバーシティ東京プラザで開き、同チームのキャプテンに就任した元プロ野球選手の宮本和知さんのトークショーや飲み比べを行った。
 増子敦・東京都水道局長は、高度浄水処理により安全でおいしい水道水を提供していることや、ミネラルウォーターに比べ水道水は環境への負荷が少ないことなどを説明。「ぜひ飲んでいただきたい」と来場者に呼びかけた。また、宮本さんは「このキャンペーンを通じて一人でも多くの人に東京の水道水の安全性を知ってもらいたい」とキャプテンとしての抱負を語った。

クイズ通じて水道への理解深める/神奈川県企業庁
 神奈川県企業庁は、県内5カ所で水道週間キャンペーンを実施した。5日にはJR・江ノ島電鉄鎌倉駅前でキャンペーンを行い、来場者はクイズを通じて水道への理解を深めたほか、県営水道のマスコット「カッピー」との記念撮影を楽しんだ。また、水道相談コーナーも設けられた。

パネルで応急給水拠点を紹介/横浜市水道局
 横浜市水道局は、市内各区で水道週間イベントを実施した。このうち、戸塚区でのイベントは5日に開催した。クイズやパネル展示による災害時応急給水拠点の紹介、写真による東日本大震災被災地支援の報告などを行った。同局では、災害時の備蓄用としてボトル水「はまっ子どうしThe Water」の9Lセットを販売しており、その問い合わせに訪れる人もいた。

体験型イベントで水循環の大切さPR/川崎市上下水道局
 川崎市上下水道局は2日、川崎駅前のアゼリア中央広場で「かわさきみずみずフェア」を開き、「水をのもう」「水をまなぼう」など5つのテーマで上下水道事業を紹介した。
 同フェアのコンセプトは、“水循環”で、初めて下水道事業も一緒にPRした。また、今年4月に「水源域に関する協定」を締結した山北町の特産品を販売した。イベントでは、楽しみながら水に親しんでもらうため、水道水とミネラルウォーターの飲み比べを行う利き水や凝集実験、微生物の観察など体験型イベントを中心に実施。特に利き水が好評で、行列を作っていた。

淺利市長を先頭にキャンペーン/豊中市
 豊中市上下水道局は1日、水道週間行事として阪急豊中駅前と千里中央駅前で街頭キャンペーンを行った。淺利敬一郎・市長を先頭に阪口博・上下水道事業管理者など幹部職員、諸角誠・大阪広域水道企業団北部水道事業所長らが、同企業団製造のボトル水約3000本などを配布した。

浄水場見学は臨時ツアーも/神戸市水道局
 神戸市水道局は水道週間中、イベントと街頭PRなどを行った。イベントは2・3日、奥平野浄水場施設見学会、スタンプラリーなどが催され、見学会は臨時ツアーを設けるほど盛況だった。また、消防自動車の展示・放水体験などが子どもたちの人気を集め、2日間合計で約900人が来場した。
 また、1~7日まで、市内6カ所で行われた街頭PRでは、同局キャラクターの「一滴ちゃん」も登場し、ポケットティシュなどを配布した。なお、水道週間中、給水管の修繕・改良工事費を2割引にした。

来場者数が過去最高に/阪神水道企業団
 阪神水道企業団は2日、「尼崎浄水場特別開放イベント2012」を開催した。恒例のキャラクターショーが人気を集めるとともに、2コマ漫画の描写、絵本の読み聞かせなどのコーナーが催された。
 また、共催の尼崎市水道局ブースでは、水道水とミネラルウォーターの飲み比べや、その紙コップを利用した輪投げなどが行われ、来場者数は過去最高の約3200人を記録した。

耐震化促進で検討会設置/災害時の事業体支援強化へ/水団連
 日本水道工業団体連合会(会長=幡掛大輔・クボタ特別顧問)は1日、東京都千代田区の東京會舘で第46回通常総会を開き、役員の選任を行い、幡掛会長を再任した。また平成24年度の事業計画・予算を報告した。
 24年度は、重点事業として、上下水道・工業用水道施設の耐震化の促進活動、自然災害などの復旧活動に対する産業界の対応強化に取り組んでいく。

循環型水資源の一体管理を検討/30年先の協会のあり方検証/日本下水道施設管理業協会
 日本下水道施設管理業協会(会長=金俊和・データベース社長)は31日、東京都港区のTKPガーデンシティ品川で第1回定時社員総会を開き、平成24年度の事業計画・収支予算を決めた。また、役員改選で金会長を再任したほか、副会長に青木八州・石巻環境サービス社長、小林誠・水ing専務を選任した。

災害用井戸の設置を/全国さく井協会
 全国さく井協会(会長=脇雅史・参議院議員)は25日、東京八重洲のカンファレンスセンターで第38回通常総会を開き、平成24年度事業計画などを決めたほか、一般社団法人の定款案を了承、来年4月1日付けで新法人の登記を行う運びとなった。また、役員改選が行われ、脇会長が再選された。

今秋から技能者レベルランク認定/関東配管工事業協同組合
 関東配管工事業協同組合(理事長=當木仁・當木工事代表取締役)は23日、東京都品川区のゆうぽうとで第8回通常総会を開き、平成24年度の事業計画、予算を決めた。

下水道の新たな課題とらえ/「震災後」の環境に対応を/施設協
 日本下水道施設業協会(会長=松木晴雄・メタウォーター会長)は29日、東京都内で通常総会を開き、23年度事業・決算を承認したほか、役員を改選。正副会長を再任した。

廃棄物処理が大幅増収/2011年度決算を発表/神鋼環境ソリューション
 神鋼環境ソリューションはこのほど、2011年度(2012年3月期)の決算(連結)を明らかにした。全体の売上高は前期比15億円増、経常利益は同10・9億円増の増収増益となっている。セグメント別では廃棄物処理、化学・食品機械が好調に推移し、減収となった水処理をカバーした。2012年度についても増収増益の予想であるが、セグメント別では水処理の増収を見込んでいる。

防犯、災害時対応で連携へ/ジェネッツ、東金警察署と管内1市2町が覚書締結
 ジェネッツは31日、東金警察署、東金市、大網白浜町、九十九里町と「安全・安心まちづくり」に関する覚書を締結した。同日、東金市役所で開かれた締結式には深澤貴社長が出席。住民の安全・安心を守るために最大限尽力する意向であることを表明した。今回の覚書は、水道のカスタマーサービスに携わる企業が地域の防犯、災害時対応に広域的に協力するもので、基幹的なインフラである水道事業が、住民サービス向上への複合的な貢献という観点で大きなポテンシャルを持つことを示す事例と言えそうだ。

災害時協定の範囲拡大/三多摩管工事協同組合、東京都水道局
 三多摩管工事協同組合(松田英行理事長)と東京都水道局は5月24日、都庁で「災害時における水道施設等の応急措置の協力に関する協定」を締結し、協力範囲を拡大した。