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2013年(平成25年)  2月 14日(第4803号)





ICT活用の課題を抽出/技術提案や活用事例を公募/国交省・検討会
 国土交通省下水道部は6日、第2回下水道におけるICT活用に関する検討会(座長=山田雅雄・中部大学客員教授)を下水道新技術推進機構で開いた。下水道事業における課題(ニーズ)のうちICT技術で解決できると思われる課題の候補と、これに対応するICT技術(シーズ)の整理方法について、次回以降のマッチングに向けた検討を行った。この日は会合前にICT活用事例の現地視察も行い、委員は東京ゲートブリッジに配置された計測システムのセンサー機能を見学した。

「水循環基本法案」提出へ/水制度改革議連
 水循環に関する施策を総合的・一体的に推進し健全な水循環を維持・回復させることを目的とした「水循環基本法」の成立をめざす水制度改革議員連盟が12日、第6回総会を開き、同法案を現在会期中の第183回通常国会で成立させる活動方針を確認した。昨年7月の段階で全党・会派の合意を取りつけ準備を進めていたものの、その後の衆議院解散につながる政局の影響で国会提出に至らなかった経緯がある。

「議論を見守りたい」/安倍総理
 衆議院予算委員会で8日、小宮山泰子氏(生活)が水循環基本法の必要性について安倍総理に質問した。小宮山氏は、超党派の議連で水循環基本法に取り組んできた経緯を説明するとともに、「外国資本による水源地の買取という大きな問題がある。これは条例だけでは済まされない」と述べ、見解を求めた。
 これに対し安倍総理は、「水資源の確保や環境保全の観点から、水の適正な利用を通じた健全な水循環を確保することが重要と考える」と語り、基本法の必要性を確認。さらに、「超党派の国会議員の方々による議論を政府として見守っていきたい」との見解を述べた。

政府から説明聴取/上下水道の老朽化などテーマに/参院調査会
 参議院の「国際・地球環境・食料問題に関する調査会」が6日開かれ、日本の水問題への取り組みの現状と課題について政府から説明を聴いた。調査会は、課題認識や取り組みを調査し立法措置に繋げるために開かれるもので、現在、世界の水問題と日本の対外戦略を検討している。この日は、国土交通省、厚生労働省、総務省、林野庁、外務省、法務省の幹部を政府参考人として呼び、質疑応答を行った。

やっぱり今年も速かった!!/名古屋「金鯱」V2
 頂に輝く金のシャチホコ―。下水道界冬の名物企画「下水道職員健康駅伝大会」が9日、横浜市の三ツ沢公園陸上競技場で開催。名古屋市上下水道局の「金鯱」チームが32分08秒のタイムで優勝した。2位の川崎市上下水道局「カッピー君」チームに45秒差をつけるぶっち切りで2連覇。過去6年で5回目のVとなった。キャプテンの石神浩治さんは「名古屋市は上下水道100周年の真っただ中。過去の偉大な先輩方からの力を借りての結果だと思っています。今後もさらに飛躍していきたいと思います」と話した。

水の大切さ発信したい/「水の天使」横山さん
 2013年度ミス日本「水の天使」横山林沙さんが6日、国土交通省下水道部、厚生労働省水道課、日本下水道協会を表敬訪問し、「水の大切さを発信していきたい」と抱負を述べた。国交省では岡久宏史・下水道部長らに上、厚労省では石飛博之・水道課長らに=同中、下水協では小村和年・会長(呉市長)らに面会した。

評議員会で事業経過を報告/給水財団
 給水工事技術振興財団(理事長=藤田賢二・東京大学名誉教授)は7日、都内で第2回評議員会を開催した。理事と評議員の選任、平成24年度事業経過報告と正味財産増減予算(補正後)、25年度事業計画と正味財産増減予算について了承した。

下水道技術検定1種の合格発表
 日本下水道事業団(JS)は8日、第38回下水道技術検定(第1種)の合格者を発表した。受験者数109人のうち合格者は17人だった。合格者の氏名と受験番号は、戸田市のJS研修センター庁舎内への掲示のほか、JS本社でも閲覧が可能。またホームページにも掲載している。本人には書面で通知した。2種と3種については、すでに昨年12月21日に合格発表を行っている。

「県内1水道」に向け前進/企業団設立し統合促進へ/香川県水道広域化協が中間とりまとめ
 香川県と17市町の首長で構成する香川県水道広域化協議会(会長=浜田恵造・香川県知事、以下「広域化協議会」)の第2回会合が7日、同県庁内で開かれた。広域化の基本方針、組織体制の構想などを盛り込んだ中間とりまとめ案を審議し、了承した。今後は各水道事業者の参画を募り、広域水道事業の組織として企業団を設立。事業統合の促進、業務共同化など弾力的対応を図りながら、「県内1水道」に向けた協議を重ねていく。

BCPを巡り情報交換/水道技術交流会を開催/京都市、名古屋市
 京都市上下水道局・資器材・防災センターで1日、同局と名古屋市上下水道局は『防災に係る水道技術交流会』を実施した。今回はBCP(事業継続計画)を巡り、情報交換シートを活用した意見交換、同センターの視察などを行った。
 両局は、『18大都市水道局災害相互応援に関する覚書』に基づき、互いが災害時の第一幹事都市となる。災害発生時には迅速な応援活動を行えるよう、これまでも合同防災訓練や技術交流会を実施してきた。

研鑽の成果を広く共有/充実した内容の局内研発/東京都水道局
 東京都水道局は例年、10月に研究発表会を開催している。今年度は昨年10月9日から3日間開催され、発表件数は実に75編に達している。本紙では、1事業体の局内行事とは思えぬほどの規模と内容を誇る研究発表会の沿革・近況について改めてレポートした。

長野県で初の水道GLP/警備会社と提携し24時間対応/環境未来(株)が認定取得
 環境未来(株)が水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を取得した。同社は長野県にあり、県内では初の水道GLP認定取得となる。認定証授与式がさきごろ日水協で行われ、同社の佐倉正晃・代表取締役、川井徹哉・取締役経営管理室長、船坂鐐三・分析センターセンター長、和田凰義・分析センター衛生検査課長が出席、尾﨑勝・日水協専務理事から認定証を手渡された。

公民連携で技術継承/神保氏招き"高沈教室"/新潟市水道局
 新潟市水道局はさきごろ、水機テクノスの前社長で現相談役の神保吉次氏を講師に招いて浄水処理技術に関する研修会を開催した。これは、神保氏がかつて水道機工在籍時に同市の満願寺浄水場の沈でん池の設計を担当し施設を熟知していることから同局の大沼博幹・技術部長の発案で実現したもの。同浄水場は、旧新津市の施設で平成に入ってからの市町村合併に伴って新潟市の施設となったため、同局技術陣の主体である旧新潟市の職員が管理を担当するようになって日が浅い。民間の技術者からノウハウを吸収するこの研修には浄水部門を中心に多くの職員が参加した。

1万1600世帯が断水/導水管溶接部からの漏水で/網走市
 網走市で11日午後、市内の約6割に当たる約1万1600世帯が断水した。導水管(鋼管、昭和42年布設)の溶接部からの漏水が原因で、修繕の結果、12日朝に断水は解消した。今後は漏水原因の究明を進めるとともに、導水管の調査・点検を進める見通し。

ベトナムでの水インフラ事業で進展/官民連携で実現目指す/神戸市、神鋼環境ソリューション
 神戸市と神鋼環境ソリューションは、ベトナム・ロンアン省において、工業用水供給事業の調査・計画を進めてきたが、その進捗に伴い同社と(一財)神戸すまいまちづくり公社および(財)神戸市水道サービス公社などが出資して現地に工業用水事業会社を設立し、この事業の施設整備や管理運営に参画していくことを明らかにした。このような官民連携による新興国における水インフラ整備は全国初の取り組みとなる。

水中VOCの極低濃度測定実現/1台でループ、トラップモードが/日本電子
 日本電子の次世代型ヘッドスペースオートサンプラ「S―trap(ストラップ)HS」が、極低濃度の水中VOCやカビ臭などを測定できるとして好評だ。2008年の発売以来110台以上を販売している。
 ストラップHSは、これまでのサンプルループによるヘッドスペース法では対応できなかった極低濃度測定を可能とするトラップモードを標準搭載。用途に応じて1台でループモードとトラップモードを選択できるのも大きなメリットだ。最大で50検体を連続分析。また、同社の四重極質量分析計「JMS―Q1050GC」を組み合わせることで、測定水中カビ臭の基準値の10分の1の1pptの検出保証を実現している。

産業界団体賀詞交歓会
耐震化積極支援で活路開く/水道バルブ工業会
 水道バルブ工業会の平成25年度賀詞交歓会が1月18日、彦根市内の彦根キャッスルプラザで開催された。会員ら約50人が集まるなか、閉塞感からの“脱皮”に向け、水道用バルブの耐震化、老朽化対策の推進へ会員一丸で協力・貢献することなどを確認した。

追い風の状況を生かす/全管連
 全国管工事業協同組合連合会(大澤規郎会長)は1月17日、東京品川の品川プリンスホテルで新年賀詞交歓会を開いた。
 冒頭、挨拶した大澤会長は「緊急経済対策で防災・減災対策の中核は公共事業だ。我々に追い風が吹く状況が生まれつつある。全管連は行政や関係団体と連携して上下水道でインフラに携わると共に、災害時の応援に従事していく。これからも国の防災対策を通じて水道の耐震化促進、老朽化した水道施設の整備、地域社会に貢献し、この好機を最大限生かして働きかけをしていきたい」と強調した。

メンテナンスセンターを充実/東管協組
 東京都管工事工業協同組合(木村昌民理事長)は10日、東京都港区の八芳園で平成25年年詞交歓会を開催した。
 木村理事長は「私道内のオールステンレス化、貯水槽水道の直結給水化による増径工事の局施工などに協力していきたい。また、組合員の増強やメンテナンスセンター事業の充実を図っていく」と決意を語った。

市民に一層のアピールを/日本バルブ工業会
 日本バルブ工業会(田渕宏政会長)は1月15日、東京千代田区の銀行倶楽部で新年賀詞交歓会を開いた。

インフラ整備に全力/さく井協会中央支部
 全国さく井協会中央支部(知久明支部長)は1月18日、東京中央区の東京建設会館で新年賀詞交歓会を開いた。

新政権で受注増加期待/東空衛
 東京空調衛生工業会(是常博会長)は1月15日、東京丸の内の東京会館で新年賀詞交歓会を開いた。

技能者ランク制度で技能向上へ/関東配管工事業協同組合
 関東配管工事業協同組合(理事長=當木仁・當木工事代表取締役)は1月22日、東京都品川区のゆうぽうとで平成25年新年賀詞交歓会を開いた。

企業人事/社長に前田常務/荏原製作所
 荏原製作所は4月1日付で、前田東一取締役常務執行役員を社長に昇格する。矢後夏之助社長は取締役会長に就く。

耐震化推進へ政治に期待/"まどかTV"で水道PR/坂本水団連専務理事
 水団連の坂本弘道・専務理事は先月28日、元・参議院議員の円より子氏がインターネット動画配信する『円(まどか)テレビ』に出演。円氏との対談の中で、水道施設耐震化や国際貢献の意義など水道PRに努めた。