水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報


バックナンバー

2013年(平成25年)  3月 14日(第4811号)





「水飲もう! 元気なくらしの 合言葉」/シンボルマーク&標語決まる
 熱中症や中高年の脳梗塞など水分不足が原因で起きる健康障害を予防しようと、こまめな水分補給を呼びかけている「健康のため水を飲もう」のシンボルマークと標語が決まった。昨年10月から2月まで募集していたもので、鵜飼祥世さん(35歳・長野県)のシンボルマークと、山野大輔さん(37歳・大阪府)の標語が最優秀賞に選ばれた。これらは、平成25年度の同運動の啓発ポスターなどに使用されることになる。年々拡大する、「健康のため水を飲もう」の取り組み。ひと目で分かるマークと、覚えやすいキャッチフレーズを得て、さらに勢いを増しそうだ。

経営戦略構築へガイドライン/新会計制度の対応を要請/管理者会議開く/総務省
 総務省は6日、全国都道府県・指定都市公営企業管理者会議を同省講堂で開き、木幡浩・公営企業課長、宮澤彰夫・公営企業経営室長、大沢博・準公営企業室長が平成25年度の地方公営企業関係施策について説明した。
 25年度は、インフラ更新時代における公営企業の経営戦略構築を支援するためガイドラインを策定する。また、地方公営企業会計制度の見直しについては、26年度予算から適用されることから、早急に準備を進めることを求めた。主要施策の中では、前年度に引き続き臨時的な対応として、簡易水道事業、下水道事業については一般会計からの繰り出し分を事業債に振り替える措置を行う。

精度管理研修会開く/厚労省
 厚生労働省水道課は2月27日、「水道水質検査精度管理に関する研修会」を同省講堂で開催した。全国から登録水質検査機関の関係者らが集まり、今年度実施した精度管理調査での留意点などについて説明した。

公民連携した事業展開など検討/国際標準化検討委
 水分野国際標準化戦略検討委員会水道部会(委員長=茂庭竹生・東海大学名誉教授、副委員長=長岡裕・東京都市大学教授)の今年度第2回会合が6日、日本水道協会で開かれた。同部会と、その下部に設置されているタスクグループ(TG)の活動や、ISO/TC224国内対策委員会の活動状況などが報告された。

極小規模処理施設を一般化/北海道苫前町の検証終わる/下水道クイックプロジェクト
 平成24年度第2回下水道クイックプロジェクト推進委員会(委員長=楠田哲也・北九州市立大学教授)が1日、下水道新技術推進機構の会議室で行われた。今回は極小規模処理施設の検証項目及び各事業体における検証状況について報告された。
 同施設は人口減少により不要となった場合も他地区への転用を可能としつつコストの縮減、工期の短縮を図ることを目的に、市販の工場製作型の処理施設を下水処理施設として活用するもの。接触酸化型(北海道苫前町、遠軽町、安平町)、膜分離型(北海道標茶町)などといったタイプ別に社会実験が行われている。

実施要綱決まる
 6月1日から7日までの第55回「水道週間」の実施要綱が決まった。水道施設・管路の耐震化の促進について国民に理解と協力を求めることや、地域水道ビジョンについて需要者への情報提供と理解向上を図ることなど7項目の実施目標を掲げた。今年は記念行事を行う。厚生労働省と水道週間の趣旨に賛同する都道府県が主催。今年のスローガンは「復興の 未来と生命(いのち) 照らす水」。

西谷の高度浄水導入見据え検討会/かび臭対策で生物活性炭/座長に滝沢東大教授/横浜市水道局
 横浜市水道局は12日、「西谷浄水場浄水処理方法検討会」の第1回目の会合を15日に開くことを明らかにした。同局は同浄水場の再整備を控えてかび臭除去を見据えた浄水処理方式の高度化を検討しており、今月までの期間で民間企業とのプラント実験も行っている。今回の検討会設置は、その知見も踏まえて、同浄水場に最適な処理方式について識者から助言を得ようというもの。同局初の高度浄水導入へ向けていよいよ具体的な検討作業が始動する。

S50形管で老朽管を更新/管路耐震化に向け東北で初採用/遠野市
 遠野市水道事務所は、宮守簡易水道配水管布設替工事(楡の木工区)において栗本鐵工所が新開発したS50形ダクタイル鉄管を採用し、工事を進めている。漏水の防止と耐震性強化を目的としたもので、東北地方でのS50形管の採用は初めて。同市の管路整備にかける強い決意をうかがわせる。
 遠野市水道事務所では、平成21年度に水道ビジョンを作成し、管路の耐震化、有収率の向上、濁水の防止など管路の総合的なレベルアップに向け、老朽塩ビ管410㎞、同鋳鉄管6.6㎞の布設替えを進めている。

企業トップインタビュー/テスコ社長 小林 千尋 氏
 昨年9月にテスコ社長に就任した小林千尋氏は昭和47年4月生まれの40歳。同社の思い切った抜擢人事によりトップとなったが、若さと営業部門で培った人脈とバイタリティーで精力的に同社を切り盛りしている。ここでは、小林氏にこれまでの足跡を振り返っていただくと共に企業トップとしての抱負を中心に伺った。

建設改良費が13.8%増/基幹施設更新・改良に重点/広島市水道局25年度予算案
 広島市水道局の平成25年度水道事業会計予算案は総額393億200万円(対前年度当初予算比0.04%増)、建設改良費97億2000万円(同13.8%増)を計上。『広島市水道事業中期経営計画』(22~25年度)が最終年度を迎え、特に基幹施設の更新・改良などに重点を置いている。

宇品浸水対策など着手/公共下水と区域外を併進/広島市下水道局25年度予算案
 広島市下水道局の平成25年度下水道事業会計予算案は総額896億7200万円(対前年度当初予算比16.5%減)、建設改良費160億4400万円(同12.1%減)を計上。宇品地区の浸水対策幹線管きょなどに着手し、公共下水道整備と市街化区域外汚水処理施設整備の併進で、汚水処理人口普及率は同0.3%増の94.9%を見込んでいる。

海外向け資源化の参画企業募集
 テクノプラン(本社=神戸市、澤井正和・代表取締役)は、「湿潤バイオマス資源化技術の東南アジア向け戦略策定」に参画する企業を募集している。JAPANブランド育成支援事業(戦略策定支援事業)の補助事業に申請し、連携して▽メタン発酵の高速化▽堆肥化の臭気対策▽省エネ化技術―などに関する最新技術を海外普及させるとしている。応募締め切りは今月21日。問い合わせは同社(電話078―597―7877)へ。

内面厚膜化塗装で講習会/6月に東京・大阪会場で/参加者募集/日本水道鋼管協会
 日本水道鋼管協会は、6月に東京・大阪の2地区で長寿命形無溶剤エポキシ樹脂塗料塗装方法の講習会を開く。これまで経験したことのない現場溶接部における厚膜化塗装の施工の品質確保を目的に工事事業者を対象に実施するもの。
 同協会は、水道用鋼管の管内外面とも期待耐用年数100年の長寿命性能を有する仕様を規格制定した。管内面の長寿命化については、無溶剤エポキシ樹脂塗料を厚膜化したもので、この仕様を反映して、日本水道協会規格も改定されている。講習会の実施内容は次のとおり。
1、実施場所、日時
 東京地区:日本水道会館7階第1会議室(東京都千代田区九段南4―8―9)、平成25年6月14日(金)
 大阪地区:AAホール本館(大阪市中央区淡路町3―2―9エビスビル)、平成25年6月21日(金)
 時間は、両会場とも13時30分から16時まで。定員は、50人で定員になり次第締め切る。
 申し込み期限は、東京地区は5月31日(金)、大阪地区は6月7日(金)。