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2013年(平成25年)  8月  5日(第4844号)






「Dr.すいどー」が教えます/レッツ!水道健診 9日から/水道耐震化推進プロジェクト
 水道耐震化推進プロジェクト会議の第3回会議が7月29日、日本水道会館で開かれた。会議の“実働部隊”であるプロジェクト検討会での検討状況が報告され、具体的な内容が明らかになった。水道PRキャラクターの愛称は「Dr.すいどー」に決定。ウェブサイト「みんなの水道クリニック」には新たなコーナーを設け内容を充実させる。モデル地域の静岡県内ではテレビCMをはじめとしたPRも開始するという。水道界を挙げた一大プロジェクトが、住民をはじめとした“ステークホルダー”の目に見える形となっていよいよ動き始めた。

8万8645人が来場/国会議員も多く視察に/下水道展'13東京が盛況のうちに幕
 東京ビッグサイトで開催されていた「下水道展'13東京」(主催・日本下水道協会)が2日、閉幕した。4日間の会期中、合計で8万8645人が訪れた。この盛り上がりは来年の「下水道展'14大阪」(平成26年7月22~25日・インテックス大阪)に引き継がれる。
 今回は多くの国会議員も視察に訪れた。国土交通省の鶴保庸介・副大臣、松下新平・政務官、坂井学・政務官(復興大臣政務官兼務)、中川郁子・衆院議員ら自民党の1年生議員で作る「水の研究会」のメンバー17人、そのほか個人で訪れた5人の計25人が来場した。

国会議員と下水道企業・団体が意見交換
 初日(7月30日)の下水道展を見学した国会議員と下水道関連企業・団体の代表者との意見交換会が東京ビッグサイトで行われた。参加した国会議員は左藤章・衆院議員、盛山正仁・衆院議員、神山佐市・衆院議員、中川俊直・衆院議員の4人。関連企業・団体からは約10人が出席。

バイオガス回収に注目/東北大・高柳氏の発表が最優秀賞に/研発ポスター表彰
 下水道研究発表会ポスター発表の表彰式が1日、東京ビッグサイトで行われた。最優秀賞は「コーヒーかすと余剰活性汚泥の共発酵によるバイオガス回収」(高柳和幸・東北大学大学院生)が受賞した。

「水道への愛着が必要」/新任管理者研修会開く/日水協
 日本水道協会は7月22日から24日の3日間、新任水道事業管理者研修会を開催した。全国から新任の管理者や部長ら事業体幹部54人が参加。公営企業の会計方式や労務、経営などをテーマにした講義やグループ別ディスカッションが行われた。
 3日目の講義では元東京都公営企業管理者で日水協専務理事を務めた赤川正和氏(現・顧問)が登壇。

新会計制度研修会も/日水協
 日水協は地方公営企業会計制度等の見直しに関する研修会を全国7地区で開催している。平成26年度の予算・決算から適用される新会計基準について実務上の詳細な取り扱いを解説したり事例を紹介することで移行事務の最終確認をしてもらう狙いがある。テキストに「水道事業における新地方公営企業会計の手引き」を使用、近く販売もされる。2日の関東会場(第2回)には165人が出席した。

水循環基本法案、秋に再上程
 さきの通常国会で衆院を通過したものの廃案になった「水循環基本法案」は10月半ばの臨時国会で再上程するよう調整される。超党派の国会議員でつくる水制度改革議員連盟(代表=石原伸晃・環境大臣)が2日に開いた第8回総会=で方針を固めた。議連代表代行の竹本直一・衆院議員は席上、「全党合意しているので早めに上程したい」と話した。

一部市町で断水長期化も/処理場の復旧も懸命に/島根・山口豪雨災害
 山口、島根両県で発生した豪雨災害から、1週間以上が経過した。5日現在で、合計1530戸が断水している。
 山口県萩市では、東部地域の簡易水道4地区で最大約1500戸が断水。3地区は解消し、配水管切断や取水施設浸水で断水中の小川地区(300戸)も、漏水修理や水質検査などを経て、9日中の通水を予定。県内5市(光市・岩国市・防府市・柳井市・山陽小野田市)、島根県浜田市の応援給水は3日で終了した。

Pipe Starsの中間報告会
 水道技術研究センターは、次世代の水道管路に関する研究(Pipe Starsプロジェクト)中間成果報告会を今月28日に発明会館で開催する。3年にわたる同プロジェクトは今年度で終了するが、最終成果報告前にこれまでの研究から有益な情報を広く提供する。

水道広域化の基本構想示す/浄配水の拠点は3市に配置/9月に基本計画を策定予定/群馬県東部地域の3市5町
 群馬県東部地域の3市5町(太田市、館林市、みどり市、板倉町、明和町、千代田町、大泉町、邑楽町)は、同地域の水道広域化の基本方針となる「群馬東部水道広域化基本構想」を策定した。現状や中長期の課題を整理するとともに、広域化の目標を設定、広域化に向けた施設整備・再構築の方針や管理体制の方針、経営方針を示した。施設整備では、施設の統廃合を進め、浄水・配水の拠点はみどり市、太田市、館林市とすることなどを掲げ、管理体制では相対的にサービス水準が低い5町を3市の水準に引き上げるとともに、少ない職員数で効率的な業務を実施するために包括業務委託を導入するなどとした。また、経営方針では施設再構築に関わる整備事業費として平成62年度までに約105億円が必要などとしている。3市5町は、24年7月に「群馬東部水道広域研究会」を設置し、28年4月の企業団方式による事業統合を目指し、検討・協議を進めている。

重要文化財や最新施設を見学/参加者から歓声や質問相次ぐ/テクニカルツアー/下水道展'13が閉幕
 東京都下水道局の施設を見学するテクニカルツアーが7月31日・8月1日に実施された。両日とも、A・Bの2コースが設定され、参加者は同局の歴史的建造物や最新技術に触れた。三河島水再生センターでは、国の重要文化財である旧三河島汚水処分場喞筒(ポンプ)場施設を見学。ポンプ室の内部に入ると、参加者からは「すごい!」「よくぞ残していただいた」と歓声があがった。

「アースくん」が貫禄の勝利/2位は大津市、3位は横浜市/全国マスコット総選挙!
 スイスイ下水道研究所のトリにふさわしく、賑やかだったのが「全国マスコット総選挙!」。結果を待ちきれずに、着ぐるみのキャラクターたちも会場に駆けつけるなか、注目の初代グランプリに輝いたのは、東京都下水道局の「アースくん」。いずれも100票台だった2位以下と大きく水を開ける351票を獲得。司会進行を務めた江戸家猫八さんも「貫禄の勝利」とうなる圧倒的な強さを見せた。

下水道と体にやさしい料理/「ハンサムキッチン」公開録画
 最終日の2日、スイスイ下水道研究所(パブリックゾーン)では、CSフジTVの料理番組「ハンサムキッチン」の公開録画が行われた。料理研究家の寺田真二郎さんとAKB48の秋元才加さんが、下水道にも体にもやさしい「エコ&ダイエット料理教室」を開催。

公募型プロポで検針・収納委託/参加申し込み期限は16日まで/常総市
 茨城県常総市は、上下水道料金等検針・収納等業務委託を公募型プロポーザルで受託候補事業者の選定を行う。委託期間は平成26年4月から平成31年3月までの5年間。提案見積金額の上限額は3億6984万円。参加申し込み書の提出期間は、8月6日から16日となっている。

半数が「水道水がおいしい」/東京都水道局飲み比べキャンペーン
 水道水と市販のミネラルウォーターの飲み比べで、半数の人が水道水の方がおいしいと回答―。東京都水道局はこのほど、水道水とミネラルウォーターの飲み比べを通して東京水のおいしさをPRする「高度100東京水飲み比べキャンペーン」の4月5日から6月30日までの結果を公表した。

ボトル水の販売が好調/岩国市水道局
 岩国市水道局は7月1日から、ペットボトル水「大吟浄の水」(500ml入り)を販売している。同局は平成18年度から、備蓄・PR用のペットボトル水を製造してきた。ただ、市民の高い評価や要請を受け、年間8400本を限定販売することとした。

一般来場者に下水道をPR/6団体がブースを出展/スイスイ下水道研究所
 パブリックゾーン「スイスイ下水道研究所」では、東京都下水道局、国土交通省、日本下水道新技術機構、埼玉県・埼玉県下水道公社、小平市、下水道高度処理促進全国協議会の6団体が、下水道関係者だけではなく一般来場者に対し、各団体の取り組みなどをPRするためブースを出展した。各ブースには、「スイスイ下水道研究所」で行われた様々な催しや展示と同様に、一般来場者が下水道を理解しやすくなるような工夫が随所に凝らされていた。

NPOが初参加/パネル展やシンポ
 下水道展にNPOが初参加した。参加したのは「NPOあらかわ学会」「NPO全国水環境交流会」「NPO鶴見川流域ネットワーキング」「みずとみどり研究会」「NPO下水道と水環境を考える会・水澄」「NPO日本下水文化研究会」「清瀬下宿ビオトープ公園を育む会」「こてはし台調整池水辺を守る会」「NPO21世紀水倶楽部」の9団体。

就任インタビュー/全国漏水調査協会会長 築山邦弘氏
 6月に開かれた定期総会で全国漏水調査協会会長に就任した築山邦弘氏(コスモリサーチ社長)に現状と課題、今後の展望などをインタビューした。

大連市の新工場が竣工/水処理装置等製造の拠点に/ナガオカ、日立造船
 中国に積極的に展開し、石油精錬、石油化工および水処理施設用設備などの分野で実績を伸ばし続けているナガオカ(三村等社長)は、中国市場の拡大に対応するため日立造船と共同で那賀日造設備(大連)有限公司を設立し、昨年大連開発区新工場建設に着手、7月10日に完成し、竣工式が行われた。新工場は水処理製造やプロセス機器の拠点となる。
 竣工式は、中国中央政府、遼寧省政府および地元大連金州新区政府の幹部をはじめ、日本在瀋陽総領事館大連出張駐在官事務所の平川智雄所長、JBIC、JETRO、欧米、アジア、日本、中国の両者の取引先などから約200人が出席して行われた。
 中国城鎮供水排水協会の李振東名誉会長(元中国建設副大臣)、中国農村供水技術協会の李代鑫常務副会長(元水利部農水局長)は北京より駆けつけ、中国政府は日本の技術を積極的に導入し、国産化することを歓迎することを表明した。
 ナガオカの三村社長は「ナガオカのインターナル設備と日立造船のベッセル設備の両者の強みを結集し、新工場をスムーズに立ち上げたい。中国では、エネルギー・水・環境などの市場の拡大が期待され、大連工場は国産化を目指す中国の国策にも合致したものである」などと工場竣工の意義を強調した。

最優秀賞は三機工業、鹿島建設/下水道展'13東京出展者表彰
 下水道展'13東京の最終日の2日、優れた展示を表彰する「出展者表彰」が行われ、三機工業・三機環境サービス(4小間以上)、鹿島建設(3小間以下)が最優秀賞を受賞した。また、8者が優秀賞に選ばれた。出展者表彰は下水道展の活性化や下水道技術の研究・開発の促進を目的として一昨年から始まった。これまでは、技術を評価するテクニカル賞と展示のデザインや創意工夫を評価するプレゼン賞の2部門だったが、今回からは、4小間以上のブースと3小間以下のブースを表彰する制度に変わった。出展者からは「表彰は励みになる」という声があり、今後も展示内容の充実に一役買いそうだ。

技術力向上と人材育成強化/水道運営管理協会
 水道運営管理協会(会長=藤田賢二・東京大学名誉教授)は7月2日、東京白金台の八芳園で第3回定時社員総会を開き、25年度の事業計画を決めた。また、役員の改選を行い、新たに水ingの水谷重夫社長を副代表理事に選任した。

昨年は1万本の実績/ツインドリル工法協会
 ツインドリル工法協会(松村行雄会長)は6月28日、東京日暮里のホテルラングウッドで第6回総会を開き、平成25年度事業計画などを決めた。
 総会の冒頭、あいさつした松村会長は「昨年は1年間で1万本の実績を上げた。累計では4万本となり、年々実績が増加している。下水道事業は維持管理の時代になっており管路施設では人孔やステップが必要不可欠だ。地方を含めてステップを更新するケースが増えており需要はまだまだある。更にツインドリル工法の普及拡大に努めていきたい」と述べ、会員の協力を求めた。

市場の掘り起こしを/エバホール関東
 全国エバホール工業会関東支部(齋藤章支部長)はこのほど、宇都宮市で第30回定時総会を開き、平成25年度事業計画などを決めた。
 総会の冒頭、あいさつした齋藤支部長は「当工業会は今年創立30周年を迎えた。下水道普及率が上限に達し需要は年々下がっているが、昨年の実績は関東地区で117%と健闘した。会員各社の販売拡大に感謝したい。もう一度エバホールの原点に立ち戻り、トータルコストの比較による利点をアピールし、固定ファンの掘り起こしを含めて市場拡大に努力していきたい。支部としてもコスト削減対策や新技術の開発にも取り組んでいく」と述べ、会員の結束を求めた。

国際委員会を設置/廃団連
 日本廃棄物団体連合会(会長=岡澤和好・日本産業廃棄物処理振興センター理事長)は、東京千代田区の東海大学校友会館で25年度総会を開き、25年度事業計画などを決めた。25年度は会員団体の海外向けの活動の情報交換などを目的として、国際委員会を設置する。岡澤会長は「国際委員会を設置して情報を共有し、同じ方向へ進んでいきたい」とあいさつした。

ISO5500で堀江氏が講演/技術研究発表会を開く/水コン協
 全国上下水道コンサルタント協会(会長=木下哲・日本上下水道設計社長)は7月5日、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで第23回技術研究発表会を開いた。同発表会は会員の技術向上や相互の技術研鑽を目的に毎年行われているもので、今年は14件の発表があった。また、今回は初の試みとして、発表会の様子をパソコン上でリアルタイムで見ることができる動画配信も行った。

水道施設管理技士講習会の参加者募集/10月に東京・大阪で/水道運営管理協会
 水道運営管理協会は、10月18日に大阪市、同22日に東京都で「水道施設管理技士(浄水・管路)受験講習会」を開く。水道施設管理技士1級、2級受験者が対象。申し込みの締め切りは、8月30日で、定員は両会場とも50人。講習会費は、協会会員・水道事業体職員は4000円で、その他は1万2000円(テキスト・昼食代含む)。
 開催日時・場所は▽大阪会場:9時30分~17時、JPL新大阪丸ビル本館A505号室▽東京会場:9時30分~17時、日本水道会館7階第1会議室。問い合わせは、同協会事務局(電話03―3533―2125、事務所移転のため8月13日以降は電話03―5245―7179)まで。

水道展出展数は過去5年で最多/水団連
 日本水道工業団体連合会は7月17日、第151回広報宣伝委員会(委員長=蔭山佳秀・JFEエンジニアリングアクア事業部長)を開いた。議題は、昨年度の旭川水道展(第46回水道資機材展示会)の実施報告と、今年10月に開催予定の郡山水道展の開催計画・予算概要について。
 郡山展示会は、日本水道協会全国総会の会場となる「ビックパレットふくしま」に隣接する駐車場で開催。最近5年間で最も多い115会員の出展を予定。