水ing(水谷重夫社長)は19日、ベトナム・ビンフック省で、国際協力機構(JICA)による円借款事業「ビンフック省投資環境改善事業」の上水道施設整備に関する建設工事請負契約を締結したと発表した。 同事業は、ビンフック省ビンイェン市と周辺地区に急速ろ過方式による日量3万立方mの浄水場や取水ポンプ場、貯水槽、圧送ポンプ場、延長約70㎞の送配水管網を整備する大型案件。都市の発展に不可欠な水インフラを整備することで、工業開発の支援や人口増加に対応することを目的としている。工期は、2014年4月から2016年4月までの2年間で、契約金額は約38億円。
発注者は、ビンフック省人民委員会で、水ingは韓国の建設会社であるHanshin
Engineering & Construction Co.,Ltd.とコンソーシアムを組んで受注している。同事業のうち、水ingは、機械・電気設備の設計・調達・据付工事を担う。 |
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