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2014年(平成26年) 11月 10日(第4950号)






下水道予算確保へ熱気/下水道事業促進全国大会を開催/下水協 
 日本下水道協会は下水道事業促進全国大会を5日、東京都千代田区の砂防会館別館で開いた。大会には下水道事業の促進を求める市民代表、事業体職員ら約800人が参加。国会議員も78人が駆けつけ予算確保を応援した。平成27年度下水道事業予算や社会資本整備総合交付金、防災・安全交付金の確保を目指すといった、大会決議が満場一致で採択されると参加者は要望書を手に飛び出した。会場からあふれる熱気で予算の満額確保へ突き進む。

水循環・災害がテーマに/名誉総裁・皇太子殿下がご臨席/国際的な水問題を議論/国連・水と衛生に関する諮問委
 国連「水と衛生に関する諮問委員会」(UNSGAB)の第23回会合が、10月29日から31日にかけて都内で開かれた。
 初日に開かれた特別セッション「水循環・水と災害」には、名誉総裁を務める皇太子殿下もご出席。会期中は、資金調達、水事業体の能力開発、衛生、モニタリングと報告、統合水資源管理、水と災害という6つ課題に関する分科会や全体会合を通じて、有識者をはじめとする委員の間で意見交換が行われた。

LESAM横浜へスクラム
 来年11月に横浜市で開催される国際水協会の戦略的アセットマネジメント会議(IWA LESAM2015横浜)の組織委員会が設置され10月24日、横浜市内で初会合が行われた。論文募集要項を決めたり、今後のスケジュールを確認。会場となる横浜シンポジアとワークピア横浜の視察も行った。組織委は同市、日本水道協会、日本下水道協会、IWAの4団体で構成している。

未普及解消や浸水対策/下水道予算確保を求め/下水道議連・総会開く
 自民党の下水道事業促進議員連盟(会長=額賀福志郎・衆院議員)は5日、党本部で総会を開いた。来年度の予算編成にあたって、未普及地域の早期解消や浸水対策、PPP/PFIの導入、下水道技術開発などの施策を推進するため、下水道事業予算の確保を求める決議をまとめた。決議は幹部に伝え要望実現を期す。

段階的高度処理普及へ/ガイドライン案骨子示す/国交省
 国土交通省下水道部と日本下水道新技術機構は10月29日、平成26年度第1回高度処理ナレッジ創造戦略会議(座長=山下洋正・国土技術政策総合研究所下水道研究部下水処理研究室室長)を開催。今年度から川崎市と東広島市が加わり、11自治体と関連団体が高度処理の推進やナレッジの活用について議論した。
 事務局からは、高度処理を推進するために作成中の「段階的高度処理普及ガイドライン(案)」の骨子が提示された。段階的高度処理を行う際の利点や注意点などを各自治体から収集し、反映した。

12月5日仙台で官民連携推進協/厚労省・経産省
 厚生労働省と経済産業省が連携し、水道事業者と民間事業者とのマッチングを目的に平成22年度に設立し全国各地で開催してきた「水道分野における官民連携推進協議会」の今年度第3回が、12月5日に仙台市内の仙台第二合同庁舎で開催される。現在、参加申し込みを受け付けており、民間は厚労省水道課に、水道事業者は日本水道協会水道技術総合研究所に申込書を提出する。締め切りは今月21日となっている。

新水道ビジョンの推進に向けて/余湖教授の基調講演など/ポリテックが札幌市で講演会
 配水用ポリエチレンパイプシステム協会(ポリテック)は10月10日、札幌市内で水道講演会「新水道ビジョンを推進するための戦略的アプローチ」を開催し、北海道内の水道関係者約140人が参加した。余湖典昭・北海学園大学工学部社会環境工学科教授による基調講演をはじめ、厚生労働省による新水道ビジョンを推進するための戦略的アプローチについての講演、札幌市水道局による事例報告などが行われ、水道事業の持続をめぐって、講演者と参加者との間で活発な質疑応答が展開された。

φ1800の連絡管を不断水で整備/弁体離脱型バタフライ弁を使用/金町浄水場送配水ポンプ所整備事業/東京都水道局
 東京都水道局は金町浄水場で、これまでの拡張に次ぐ拡張で分散している既存の第3・4・5号配水ポンプ所の機能を集約した送配水ポンプ所(仮称)を整備している。その新規施設と既存管路を連絡するための場内連絡管の新設工事を行っているが、同浄水場内の主要路線のひとつである鹿浜線(φ1800)で不断水工法による連絡工事が実施された。不断水工法は、振動・騒音が発生しないほか、既設バルブの開閉作業や流速の変化による濁水の心配がない。また、完了後の洗浄排水作業が不要なため工期の短縮にもつながるなどのメリットがある。
 鹿浜線は昭和53年に布設されたφ1800の鋼管で、水運用上の制約から大成機工の不断水工法(二重構造弁体離脱型バタフライ弁使用)を採用。既存の鋼管から同径のφ1800の管路を分岐する工事で、工事は10月22日から31日までの10日間で行われた。

秋の神戸路で健脚競う/親睦駅伝の初優勝は阪神(企)/兵庫県内水道事業体
 第1回兵庫県内水道事業体親睦駅伝大会が1日、神戸市総合運動公園周辺で開催された。同県内水道事業体で構成する日本水道協会兵庫県支部は「兵庫県内における水道事業の技術連携」に取り組んでおり、親睦の一環として初めて実施。13水道事業体の32チームが参加し、阪神水道企業団(阪水A)が優勝した。

散気装置がSPAN認証取得/マレーシアでの販売促進/ダイセン・メンブレン・システムズ
 ダイセン・メンブレン・システムズが製造販売している散気装置「パールコン」がこのほど、マレーシア政府国家水委員会(通称:SPAN)の認証を取得した。マレーシアでは、公共事業に使用する機器はすべてSPAN認証登録された製品しか使用できない。散気装置がSPANの認証を受けるのは今回が初めて。今後の同社製品のマレーシアでの販売促進が期待される。

メールマガジンの配信を開始/東京都下水道局
 東京都下水道局は1日、メールマガジン「TOKYO下水道マガジン」の配信を開始した。これまでも同局では、ホームページやツイッターなどで下水道事業に関する情報を提供しているが、メールマガジンを配信することで、下水道使用者とのコミュニケーションを一層充実させる。
 メールマガジンは、月1~2回程度の配信を予定しており、同局からの報道発表や新着情報、イベント・キャンペーンの情報などを発信する。メールマガジンの登録は、同局ホームページから行う。