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2015年(平成27年) 2月 26日(第4975号)
“持続”へ向け経営戦略を/公営企業管理者会議を開催/総務省
省エネ型水処理技術へ/埼玉県・小山川水循環センターで通水式/B-DASH
水道の研修現場を視察/都の研修・開発センター/公明党
直結給水逆流防止技術指針の作成へ/給水財団
山田雅雄氏が講演/都市と水を巡って/【GKP】3月24日に「わいがやトーク」
秩父水道の広域化へ基本構想/1市4町の事業統合へ/28年4月をめざし/10年間対象の基本計画も
災害時の応急支援で協定/被害調査や資材供給など協力/高松市とフソウ
国際感覚で難局解決を/福山で総会、報告・研修会/WTI研修交流会
都民に尽くす思いを持って/論文、職員提案など表彰/東京都水道局
管理協を表敬訪問/水の天使・柴田さん
自信持って日々の水質検査を/2回目の水道GLP更新/広島市水道局
"持続"へ向け経営戦略を/公営企業管理者会議を開催/総務省
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総務省公営企業課による「全国都道府県・指定都市公営企業管理者会議」が23日、都内で開かれた。地方公営企業の改革に向けた取り組みや地方債計画など、地方公営企業に関する平成27年度の関係施策と今後の運営について説明され、特に、経営計画の策定や公営企業会計の適用が強調された。公営企業は人口減少による料金収入の減少や増大する更新需要への対応に迫られており、厳しい経営環境にある。上下水道の持続に向け、適切な取り組みが求められる。
省エネ型水処理技術へ/埼玉県・小山川水循環センターで通水式/B-DASH
国土交通省下水道革新的技術実証事業(B―DASHプロジェクト)の「高効率固液分離技術と二点DO制御技術を用いた省エネ型水処理技術の実証研究」の開始にあたり18日、共同研究体が主催する通水式典が実証フィールドの埼玉県小山川水循環センターで行われた。主催者として土屋綱男・埼玉県下水道事業管理者、松浦將行・日本下水道事業団理事、南沢郁一郎・埼玉県下水道公社理事長、石垣真・石垣代表取締役社長、松原正・前澤工業代表取締役社長が出席。加藤裕之・国交省下水道部流域管理官、髙島英二郎・国土技術政策研究所下水道研究部長も来賓として駆けつけた。司会はミス日本「水の天使」の柴田美奈さんが務めた。
水道の研修現場を視察/都の研修・開発センター/公明党
水道施設の老朽化対策や水質の安全確保などを進めるために活動している「公明党上水道事業促進委員会」の古屋範子・参院議員(委員長)、横山信一・参院議員(事務局長)、佐藤英道・衆院議員の国会議員と、東京都議、世田谷区議らが18日、東京都水道局の研修・開発センターを視察した。同局の吉田永・局長や厚生労働省の宮崎正信・水道課長らから水道事業の現状や課題などをヒアリングし、研修現場を回った。
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直結給水逆流防止技術指針の作成へ/給水財団
給水工事技術振興財団は9日、小田急第一生命ビル会議室で第8回評議員会を開いた。辞任にともなう新たな評議員の選任、平成27年度事業計画と正味財産増減予算について審議し、すべての案件について了承を得た。
共同研究では、26年度に続き、国立保健医療科学院、給水システム協会とともに「直結給水システムにおける逆流防止措置の実地実験とそれに基づく技術指針の検討」を進める。27年度は、2年間の研究成果をもとに、中高層建物における逆流防止措置の技術指針作成に向けた検討を進める。
山田雅雄氏が講演/都市と水を巡って/【GKP】3月24日に「わいがやトーク」
下水道広報プラットホーム(GKP)は3月24日(火)の16時から日本下水道協会で開催する「わいがやトーク」の参加者を募集している。トークゲストは元名古屋市副市長、同上下水道局長の山田雅雄氏。現在は中部大学客員教授、一般社団法人名古屋環未来研究所の代表理事を務めている。山田氏はこのほど、今後の流域連携のあり方や都市・企業、市民の関わり方などを分かりやすく説いた『都市と水を巡って』(水道産業新聞社)を発刊しており、今回は同書の内容について講演する。参加費無料。ただし懇親会への参加費は1000円。申し込みはGKPのホームページから。
秩父水道の広域化へ基本構想/1市4町の事業統合へ/28年4月をめざし/10年間対象の基本計画も
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埼玉県秩父地域の水道事業広域化の基本構想がまとまった。今後50年後の将来像を見据え、秩父市など1市4町の4つの水道事業体の事業統合の方向性や実現方策を明らかにした“ビジョン”だ。「安心・安全でおいしい水を供給し続ける水道事業」を基本理念に、施設の統廃合や経年施設の更新など技術基盤に関する取り組みや、国庫補助の活用による財源確保や効率的な水運用による維持管理費の削減など経営基盤に関する取り組みなどを示している。基本構想と併せ、当面の目指すべき目標と実現のための具体的方策を示した基本計画も作成。基本構想、基本計画とも案として現在、秩父市水道部の秩父地域水道広域化準備室でパブリックコメントが受け付けられている。
災害時の応急支援で協定/被害調査や資材供給など協力/高松市とフソウ
高松市とフソウは18日、「災害時等における応急対策支援及び応急復旧資材供給に関する協定」を締結した。同市内で地震・風雪水害・異常渇水などの災害、管路破損・設備故障などの事故により、上下水道施設が被災した場合、被害状況調査や緊急措置、水道水・放流水の水質検査などの支援を行うとともに、協力して復旧資材を運搬するとしている。
協定書調印式(高松市役所内)には、大西秀人・高松市長、上床隆明・フソウ代表取締役社長らが出席。釜野清信・同市上下水道局次長の概要説明、協定書への記名押印後、両氏が握手を交わした。
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国際感覚で難局解決を/福山で総会、報告・研修会/WTI研修交流会
日本水道協会のイギリス水道事業研修修了者で構成する「WTI研修交流会」は6日、第19回総会と報告会・研修会を広島県福山市内で開催し、関係者ら約60人が出席した。総会では交流会設立貢献の功労に対し、松明淳・日水協調査部長を表彰。会長や副会長ら役員を再任した。研修会では5題の講演が行われた。
都民に尽くす思いを持って/論文、職員提案など表彰/東京都水道局
東京都水道局は6日、平成26年度東京都水道局表彰式を同局会議室で行った。中島博士記念賞の優秀賞3編、努力賞5編と、都職員提案の優良賞4件、同局職員提案の最優秀賞1件、優秀賞3件、環境特別賞2件、優良賞6件、同局職員表彰の職務精励部門8人、模範行為部門3人の受賞者に対し、吉田永・水道局長が賞状を手渡した。このうち、中島博士記念賞は、局事業の発展に貢献する優秀な論文を表彰するもの。
管理協を表敬訪問/水の天使・柴田さん
20日、2015年度ミス日本「水の天使」の柴田美奈さんが日本下水道施設管理業協会(会長=服部博光・月島テクノメンテサービス社長)を表敬訪問した。
自信持って日々の水質検査を/2回目の水道GLP更新/広島市水道局
広島市水道局は12月19日付で、日本水道協会の水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を更新した。今月9日に日本水道会館で認定証授与式が行われ、高広義明・広島市水道事業管理者、沖秀樹・同局技術部水質管理課長が出席し、尾﨑勝・日水協理事長から認定証を受け取った。
初回認定は平成18年12月で、今回は2回目の更新。