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2016年(平成28年) 2月 8日(第5055号)
新水道ビジョンへ「動こう」/仙台で地域懇談会/厚労省
経営戦略の策定など情報共有/中小規模水道問題協/日水協
健康と絆を実感!!/さいたま市が初V/第30回下水道職員健康駅伝大会
下水道にIoTを活用/維持管理費低減や一体的管理/共同研究/JS
水道広域化にCPS/3月2日にフォーラム/JWRC
新労務単価で特例措置/JS
世界一をさらに磨く方向性明示/進化と発信へ11の施策/東京水道イノベーションプロジェクトの概要
広域化や連携などテーマに/アカデミー開講も/水みらい広島が講演会
安城市でアイスピグ洗浄/工業用水管で効果を確認/昭和土木
"先義後利"で閉塞感打開へ/賀詞交歓会開く/水道バルブ工業会
民間3社と災害時協定を締結/県内初、下水施設の災害時応援/西宮市上下水道局
写真家白汚零氏が個展を開催
管路管理の「文化」に感心/西野主幹の説明に共感示す/仙台市水運用システム視察の小泉教授
健康職場をテーマに講演/日水協大阪府支部管理者講習会
27日に関東全水道人囲碁大会/締め切り迫る!15日まで
新水道ビジョンへ「動こう」/仙台で地域懇談会/厚労省
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厚生労働省水道課による「新水道ビジョン推進のための地域懇談会」が1月26日、仙台市内で開催された。新水道ビジョンに示した各施策を推進しようと平成25年度から各地で開催しているもので、今回で10回目となる。東北各地から約50人が出席、広域化や小規模水道対策など4つのテーマによるグループディスカッションが行われた。
経営戦略の策定など情報共有/中小規模水道問題協/日水協
日本水道協会は1月22日、第75回中小規模水道問題協議会(座長=佐藤和哉・登米市水道事業所長)を開いた。今回は、総務省の常木孝浩・自治財政局公営企業経営室水道・工業用水道事業係長を講師に招き、経営戦略の策定支援などをテーマにした講演が行われた。また、全国の中小規模事業体に共通する経営や技術などの5事項の問題について情報交換をした。
健康と絆を実感!!/さいたま市が初V/第30回下水道職員健康駅伝大会
節目の大会を制したのは、さいたま市! 下水道界冬の名物イベント「下水道職員健康駅伝大会」が6日、横浜市の日産スタジアムで開催された。30回目の記念の大会となった今回、優勝はさいたま市の「さいたま市Sチーム」だった。同市の優勝は初めて。2区を走った横地一久さんは「部長が退職される年に優勝できて良かったです」と、職場の“絆”の強さをうかがわせるヒーローコメントを残した。
過去最多を更新する382チームがエントリーした。北は北海道・札幌市から南は九州・福岡市まで、全国から下水道に携わる人たちが横浜に集結。ランナーや応援も含めおよそ4000人が、健康を実感し、親睦を深めた。スタジアムから歓声が途絶えることはなかった。
下水道にIoTを活用/維持管理費低減や一体的管理/共同研究/JS
日本下水道事業団(JS)は、下水道への「IoT」導入に向けた研究開発を始める。平成28年度の公募型共同研究として実施するもので、このほど共同研究者の募集を開始した。
IoTは、工場の生産設備や家電などあらゆる機器を、超小型センサーを介してインターネットに接続し、様々なデータを集めて分析することで革新的なサービスや製品を生み出そうとするもので、製造業だけでなくインフラ分野での活用も広まりつつあり、下水道でも設備の運転や保全、維持管理の投資効果の最適化に向けての活用が期待されている。
水道広域化にCPS/3月2日にフォーラム/JWRC
水道技術研究センター(JWRC)は3月2日に「水道事業CPS/IoT活用フォーラム~水道事業のスマート化に向けて~」を東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催する。今年度、経済産業省から受託し進めた水道事業におけるCPS(サイバーフィジカルシステム)実装のための調査研究の成果報告会を兼ねており、経産省や厚労省、委員会メンバーの石井晴夫・東洋大学教授、新誠一・電気通信大学教授をはじめ産・官・学の専門家による講演、パネルディスカッションを行う。現在、フォーラムの参加者を募集中で、応募方法などはJWRCホームページを参照。
新労務単価で特例措置/JS
国土交通省が2月から適用する公共工事設計労務単価を決定したことを踏まえ日本下水道事業団(JS)は、旧労務単価に基づく契約を新労務単価に基づく契約に変更するための請負代金額の変更の協議を請求をできることとするなどの特例措置を設けた。
2月1日以降に契約を締結する工事のうち、旧労務単価を適用して予定価格を積算したものであり委託団体と協議し了解を得たものについて、請負代金額を変更する。変更後の請負代金額は、「新労務単価及び当初契約時点の物価により積算された予定価格」×「当初契約の落札率」で求められる。
世界一をさらに磨く方向性明示/進化と発信へ11の施策/東京水道イノベーションプロジェクトの概要
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東京都水道局が2日に明らかにした『東京水道イノベーションプロジェクト』は、2年後に迫った2018年のIWA世界会議や2020年の東京オリンピック・パラリンピック、そして、その先の将来も見据えて取り組みを強化する具体的な施策を整理したものだ。今回、そのテーマと内容が示されたのは11の施策だが、同局では既に67の施策を打ち出すべく各関係部署で検討を進めているといい、水道事業の「進化と発信」を目指した取り組み内容が今後相次いで打ち出されることになる。
広域化や連携などテーマに/アカデミー開講も/水みらい広島が講演会
水みらい広島は1月20日、同社企画の講演会を広島市中区の広島国際会議場で開催した。石飛博之・国立研究開発法人国立環境研究所理事(元・厚生労働省健康局水道課長)が「東日本大震災の教訓に学ぶ水道広域化と官民連携の必要性」と題して講演し、広島県内事業体や企業関係者ら約200人が出席した。
安城市でアイスピグ洗浄/工業用水管で効果を確認/昭和土木
昭和土木(株)(名古屋市、江口洋一社長)は12月20日、愛知県安城市の工業用水管を「アイスピグ管内洗浄工法」で洗浄した。同県企業庁からの受注案件で、県では、これまでに、稲沢市(尾張水道事務所管内)でも工業用水管を同工法で洗浄した実績があり、従来の工法よりも断水時間が短縮できることから、安城市(西三河水道事務所管内)での実施を決めた。昭和土木(株)は、平成25年12月に設立されたアイスピグ中部地域協会(相澤宏暢会長)の会員で、中部圏を中心に営業活動を展開している。
"先義後利"で閉塞感打開へ/賀詞交歓会開く/水道バルブ工業会
水道バルブ工業会の平成28年賀詞交歓会が1月22日、彦根市内の彦根キャッスルリゾート&スパに会員ら約60人を集め開催された。閉塞感が漂う市場環境にあっても、水道事業体の課題克服に貢献する“先義”の取り組みを継続しつつ、現状打破を目指すことを誓い合った。
民間3社と災害時協定を締結/県内初、下水施設の災害時応援/西宮市上下水道局
西宮市上下水道局は1月20日、局庁舎会議室で下水道施設における民間事業との災害時等応援協定を締結した。民間事業者は神鋼環境ソリューション、住友重機械エンバイロメント、東芝の3社。下水道関連で民間との災害時協定は兵庫県初となる。
写真家白汚零氏が個展を開催
下水道をテーマにした写真のパイオニアとして知られるプロカメラマンの白汚零氏の個展が2月10日(水)から19日(金)まで、東京・神楽坂のギャラリーで開催される。
今回の個展ではあえて下水道を外し、30年以上にわたって下水道を追いかける中で出会った、水とコンクリートが織りなす平面的かつ抽象的な表情を「導」、「蝕」、「脈」の3つのテーマで浮かび上がらせる。白汚零 写真展「脈」(Hydrography)
▽会期:2月10日(水)~2月19日(金)
▽時間:11:30~19:00(最終日は17:00まで)
▽会場:ギャラリー「えすぱす ミラボオ」東京都新宿区神楽坂6―36―1神楽坂ビル2階 電話03―6228―1884
最寄駅:東京メトロ東西線神楽坂駅
管路管理の「文化」に感心/西野主幹の説明に共感示す/仙台市水運用システム視察の小泉教授
首都大学東京の小泉明・特任教授は仙台市水道局で実施された本紙特集座談会に先立って同局の水運用システムを視察。長年、システムの構築と運営に深く関わってきた同局給水部計画課の西野雅夫・主幹の説明に耳を傾けた。
健康職場をテーマに講演/日水協大阪府支部管理者講習会
日本水道協会大阪府支部は1月18日、大阪市中央区のプリムローズ大阪で平成27年度管理者講習会を会員ら約70人が参加するなか開催した。
冒頭、支部長都市を代表し、阪口博・豊中市上下水道事業管理者が「水道事業は課題が山積するが、職場環境の向上もその一つ。今回は働きやすい職場を考えたい」とあいさつ。
今回の講演は、人材活性コンサルタント代表の吉田真知子氏が『働きやすく働きがいのある健康職場を創る~ハラスメント対策~』と題して行った。
27日に関東全水道人囲碁大会/締め切り迫る!15日まで
関東全水道人囲碁同好会は27日(土)に東京・市ヶ谷の日本棋院で「第41回関東全水道人囲碁大会」(主催=日本水道工業団体連合会、後援=日本水道協会、水道産業新聞社ほか)を開催する。申し込みは15日が締切。
【開催日程】2月27日(土)、受付開始午前10時、競技開始10時30分(午後4時ごろ終了予定)
【会場】日本棋院・2階大ホール。JR・地下鉄(有楽町線、南北線、都営新宿線)市ヶ谷駅下車2分
【参加費】4000円(昼食代含む)
【申込】参加申込書をメール(igo@suidanren.or.jp)またはFAX(03―3239―6369)する。問い合わせは同好会事務局(日本水道工業団体連合会内)電話03―3264―1654まで。