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2016年(平成28年) 10月 13日(第5111号)
IWA世界会議・展示会が開幕
「東京開催への助走に」/ジャパンパビリオン
2022年は南北アメリカに決まる
日本の技術に注目集まる/IWA展示会
φ150のNS形E種管を規格化/日本ダクタイル鉄管協会
サドルレスで多口径に対応/YONE
横浜市の道志川系施設巡る/中村メタウォーター社長
飲料水備蓄・乳がん検診をPR/横浜市水道局
PRパンフレットを作成/全国漏水調査協会
上下水道局庁舎を移転/南国市
IWA世界会議・展示会が開幕
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2016年IWA(国際水協会)世界会議が9日、オーストラリアのブリスベンで開幕した。「私たちの水の未来をつくる」をテーマとした今回の会議には、世界各地から5000人を超える水の専門家が出席。14日まで8つのキーノートスピーチ、38のワークショップ、344の口頭発表、500を超えるポスター発表などを通し、参加者は水に関する様々な課題の解決に向けた活発な議論・討議を行うとともに、10日から開始された展示会には世界から200を超える企業・団体が出展。2年後の東京での開催を控える日本からも多くの関係者が参加し、展示会に設置したジャパンパビリオンをはじめ、口頭・ポスター発表や各種セッションで最新の知見を報告するなど、存在感を大いに発揮している。
「東京開催への助走に」/ジャパンパビリオン
10日に開幕した展示会には、過去最大規模となる15団体が共同でジャパンパビリオンを設置、2018年に世界会議・展示会を東京で開催することを踏まえ、官民が連携して日本の優れた技術を世界に向けて積極的にアピールしている。
2022年は南北アメリカに決まる
8日、世界会議・展示会の開幕に先立って、IWAの理事会と戦略評議会の合同会議が開催された。
会議では、副会長の選挙を行い、オーストラリアのトム・モレンコフ氏(上級副会長)とウガンダのシルバー・ムギシャ氏が選ばれるとともに、古米弘明・東京大学大学院教授が役員を継続することなどを確認した。また、2022年世界会議の開催地域を南北アメリカ地域に決定した。
日本の技術に注目集まる/IWA展示会
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10日、2016年IWA世界会議の展示会が開幕、200を超える世界の水関連企業・団体が技術や製品などをPRした。日本からは15団体がジャパンパビリオンに共同出展し、日立造船、住友電気工業も単独でブースを出展した。
φ150のNS形E種管を規格化/日本ダクタイル鉄管協会
日本ダクタイル鉄管協会は6日、NS形ダクタイル鋳鉄管E種管(NS形E種管)のφ150を規格化した。
サドルレスで多口径に対応/YONE
消防、防災、救助機器やバルブ類を製造・販売するYONE(京都市中京区、米田豊彦社長)はこのほど、サドルを使用せず、管路の穿孔部に本体を直接取り付ける3D SEAL分水栓(以下、3D分水栓)を開発した。サドル付分水栓が抱える様々な技術的課題を克服する新製品として、11月9~11日開催の京都水道展に出展する。
横浜市の道志川系施設巡る/中村メタウォーター社長
中村靖・メタウォーター社長が9月26日、横浜市の水源の1つである道志川が流れる山梨県道志村の水源林をはじめ道志川系統の各施設などを、清塚雅彦・同市水道局配水部長、富井孝・同局事業推進部長らの案内を受けて視察した。
飲料水備蓄・乳がん検診をPR/横浜市水道局
横浜市水道局は10月の乳がん月間を中心として、乳がんと乳がん検診についての知識の普及・啓発を図ることを目的に活動しているピンクリボンかながわと協力し、災害に備えた飲料水の備蓄と乳がん検診の大切さをPRしている。
同局は、備蓄飲料水「横浜水缶」のラベルに、乳がんの早期発見・治療の大切さを広く社会へ伝えることのシンボルマークであるピンクリボンのロゴを表記した「ピンクリボン缶」を製造、1箱(1本500mlが24本入り、計12L)あたり1800円(税込)で販売する。また、局が実施するイベントなどで乳がん検診を啓発するチラシやティッシュなどを配布する。
PRパンフレットを作成/全国漏水調査協会
全国漏水調査協会はPRパンフレットを作成した。パンフレットでは協会の概要、組織図、主な活動、資格認定制度、技術資格試験、技術講習会、主な発行図書が紹介されている。A4版二つ折り4ページで、1700部作成して日本水道協会の会員に送付した。
上下水道局庁舎を移転/南国市
高知県の南国市上下水道局は局庁舎を移転し、11日から業務開始した。