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2016年(平成28年) 11月  3日(第5116号)





水道法改正含む骨子案/厚労省
 厚生科学審議会生活環境水道部会に設置されている「水道事業の維持・向上に関する専門委員会」(委員長=滝沢智・東京大学大学院教授)の第8回委員会が10月26日、厚生労働省で開かれた。委員会報告書の骨子案が“たたき台”として示され議論された。骨子案では、水道事業をめぐる現状と課題を整理した上で、今後の水道行政で講じるべき施策の基本的な方向性を明示。各課題に対する具体的な対応を示している。この中には、適切な資産管理を進めるために、水道事業者に「台帳」の整備を義務付けることや、指定給水装置工事事業者制度の改善に向け、指定に5年の有効期限を設けるといった、水道法の改正が必要なものも多く含まれている。委員会での議論は大詰めを迎えた。

水素の案件形成を後押し/国交省
 国土交通省下水道部は10月24日、平成28年度の第1回水素社会における下水道資源利活用検討委員会(委員長=田島正喜・九州大学水素エネルギー国際研究センター客員教授)を日本下水道事業団で開いた。

接続方策マニュアルを発刊/下水協
 日本下水道協会は下水道への接続率を向上するため、「接続方策マニュアル」を発刊した。

第17回総会開く/水制度改革議連
 水制度改革議員連盟(代表=石原伸晃・衆院議員)は10月27日、衆議院第一議員会館で第17回総会を開いた。

国家試験一斉に
 給水装置工事主任技術者試験が10月23日、給水工事技術振興財団により実施された。全国9会場で行われ、受験者数は1万4514人(出願者数1万6716人)だった。合格発表は11月30日に。

企業長・事務局長経営会議を開催/全国水道企業団協議会
 全国水道企業団協議会は13日、大阪市中央区のシティプラザ大阪で第47回企業長・事務局長経営会議を開催した。

水道初、JCM設備補助事業活用/横浜ウォーター
 横浜市水道局が100%出資する横浜ウォーターは、環境省の「二国間クレジット制度(JCM)資金支援事業のうち設備補助事業」を活用して、ベトナム国ダナン市におけるCO2削減事業を実施する。

給水80周年記念イベント開く/千葉県水道局
 千葉県水道局は10月30日、同市にあるイオンモール幕張新都心などで給水80周年記念フェスティバルを開いた。

紋別市で地域別会議開催/北海道環境政策課
 北海道環境生活部環境局環境政策課は10月7日、紋別市で“平成28年度水道事業に係る「地域別会議」”を開催。

迅速な給水活動へ市民と訓練/福島市水道局
 福島市水道局は10月12日、飲料水兼用耐震性貯水槽を活用した応急給水訓練を行った。

海外研修生にウンディー披露/浜松市上下水道部
 浜松市上下水道部はさきごろ、JICA事業の「上水道無収水量管理対策(漏水防止対策)」の一環で海外研修生を受け入れた。

道志水源林100年フォーラム開催/横浜市水道局
 横浜市水道局は11月19日午後1時30分から午後5時、横浜市開港記念会館で開催する道志水源林100年記念フォーラムの参加者を募集している。
 参加申込は、同局浄水課記念フォーラム担当までに、必要事項(行事名(記念フォーラム)、住所、氏名、電話番号、参加人数)を記入したはがきまたは電子メール(su-josui@city.yokohama.jp)を11月11日必着で送る。

12日に大阪で震災/下水道支援報告会
 下水道講演会・意見交換会「東日本大震災の下水道支援の報告(気仙沼にて活動)」が12日、大阪市下水道科学館で開催される。

水道展にピコプラカウンタ新製品/リオン
 リオン(本社・東京、清水健一社長)は、浄水中のピコ植物プランクトンを計測できる「ピコプランクトンカウンタ」の製品ラインアップの強化を進めている。

確かな技術でライフラインを支える/明電舎沼津事業所
 明電舎は、1897年創業の電気機器メーカー。重電機器や水処理システム、産業システム機器などを主力に、昨年度は、国内受注・売上高が過去最高を記録。売上のうち、鉄道や上下水道など社会インフラ事業が6割を占めている。本紙では、明電舎の沼津事業所(静岡県沼津市)を訪れ、主力製品の製造工程を紹介いただくとともに、同社の安全衛生対策、品質管理、環境対策、人材育成についてもお話を伺った。(本紙編集部・澤美衣)

下水道施設の災害復旧支援テーマに/水コン協
 全国上下水道コンサルタント協会は、11月24日に東京都渋谷区のけんぽプラザ、30日に大阪市北区の昭和設計大阪ビルで平成28年度水コン協セミナーを開く。
 申し込みは協会ホームページから用紙をダウンロードし、必要事項を記入の上FAX(03―6806―5753)で送る。締め切りは、東京が18日、大阪が25日。参加費(2000円)は、当日会場で支払う。水コン協会員、地方公共団体職員は無料。

故藤原正弘さんを偲ぶ
 今年3月に亡くなった元・厚生省生活衛生局水道環境部長で水道技術研究センター理事長を務めた藤原正弘氏を偲ぶ会が20日、同センター、日本オゾン協会、水と未来21の主催により、東京・神田錦町の学士会館で開かれた。

22日に水質研発/日水協関東地方支部
 日本水道協会関東地方支部は11月22日、今年度の水質研究発表会を東京都新宿区の新宿明治安田生命ホールで開催する。
 参加費は無料。問い合わせは同発表会運営委員会事務局の千葉県水道局水質センターの金敷氏(電話043―296―8100、FAX043―296―0157、電子メールw-center-3@mz.pref.chiba.lg.jp)まで。

「伸縮可とう継手用変位計測装置」をPR/日本ヴィクトリック
 日本ヴィクトリックは昨年さいたま水道展で「伸縮可とう継手用変位計測装置」を発表し、管路の耐震化に向けたデータの取得を推奨している。この装置は掘削せずに伸縮可とう継手の伸縮量に加え、沈下や浮き上がりによる偏心量も監視することができるセンサー。伸縮可とう継手の上部に、計6本のセンサーを取り付けることで変位量を計測することができる。新設、既設いずれの管路でも取り付け金具を変更することで設置可能。事故が起きると影響の大きいφ800以上の導・送水管など重要管路への導入を見込んでいる。管路の耐震化を進めるには現状を的確に知ることが重要とされており、同社では耐震化の基礎データとして活用してほしいとしている。

W―eco・p協定締結/横浜市水道局・日本ウォーターテックス
 横浜市水道局は10月28日、同局本庁舎で港南区・栄区の水道メーター検針業務と料金整理業務を委託している日本ウォーターテックスとの「水源エコプロジェクト(W―eco・p)」の協定締結式を開いた。

クラレが新浄水膜を開発
 クラレはこのほど、「高フラックス型中空糸膜」を開発したことを明らかにした。これは、同社が保有する「大孔径膜」をバージョンアップさせた格好で、クリプトスポリジウム対応はもとより、除濁・除菌、原水変動対応をも可能としたことで、膜という浄水処理のツールの適用範囲を大いに拡大させるものと期待される。
 

クボタが熊本地震で被災した嘉島町調査
 宮島昌克・金沢大学教授とクボタは、熊本県嘉島町の協力を得て10月20日から21日にかけて、熊本地震で震度6強を記録した嘉島町井寺地区で、地表に断層が現れた場所の近くのφ150GX形ダクタイル鉄管の管路の挙動を調査した。

前澤育英財団が40周年/記念大会開催
 前澤工業が設立した前澤育英財団(加藤圭一・理事長)が来年2月に40周年を迎えることになり、設立40周年記念大会が10月30日、東京都千代田区の学士会館で開かれた。

インタビューアイスピグ工法の実績と展望 藤野興業(株)代表取締役(アイスピグ研究会理事) 藤野 正勝 氏
 アイスピグ管内洗浄工法は、イギリスのブリストル大学で発明された圧力管路を洗浄する特許工法。国内での実績を着々と重ねるなか、特に関西エリアでは、鉄・マンガンの除去で大きな成果を上げるなど、水道界での注目度が高まっている。本紙では、関西地方で営業活動を展開する藤野正勝・藤野興業代表取締役(アイスピグ研究会理事)にインタビューし、関西地域協会の立ち上げや、今後の展望についてお話いただいた。