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2017年(平成29年) 6月 22日(第5169号)
勉強会を踏まえモデル構築/JS
技術委員会で事業計画を説明/下水協
PPP/PFIを重点的に/骨太の方針
水道法改正案、臨時国会で/今国会審議されず
渇水対策本部を設置/水資源機構
大分で震度5強も被害なし
IWA専門家G委員長に片山准教授
水中の微生物研究委/水環境学会
宝塚へ通水・創立80年で情報交換/阪神水道企業団
簡水統合後の補助存続を/6団体合同で厚労省に要望/島根県
震災被災の水道記念館が再開/盛岡市上下水道局
あゆを下水処理水に放流/横浜市環境創造局
水道スマートメーターの本実験開始/第一環境横須賀市
新型ジョイントを開発/シンワ工業
石飛氏を招いて意見交換会/ダク協中国四国支部
日本オゾン協会総会
7月に「メンテナンス・レジリエンス」展
各地で水道週間イベント
勉強会を踏まえモデル構築/JS
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日本下水道事業団(JS)は、昨年度に埼玉県深谷市と新潟県村上市で実施した「共に考える」勉強会の成果をとりまとめた。施設、経営状況、将来の見通しなど自治体ごとの現状を分析して共有し、互いの強みを活かしながら知恵を出し合うことで、課題に対する最適解を見出す取り組みだ。多くの施設を管理運営し、市民へサービス提供している市の強みと、経営、計画、設計、工事、維持管理などを支援して全国の下水道事業の情報を把握しているJSの強みを活かした形。JSの担当者は「今年度からこの『共に考える』手法を受託業務にも導入していきたい」と話しており、自治体とJSが事業の持続的な運営に向けて「共に考える」仕組みを構築し、定着させたい考えだ。
技術委員会で事業計画を説明/下水協
日本下水道協会は2日、第84回技術委員会を開いた。事務局より平成28年度の事業報告や29年度の事業計画案の説明があった
PPP/PFIを重点的に/骨太の方針
「経済財政運営と改革の基本方針2017」いわゆる骨太の方針が6日、経済財政諮問会議での答申を経て閣議決定された。上下水道に関連する部分では、PPP/PFIの推進や公営企業会計適用の推進といった事項が盛り込まれた。平成30年度の予算編成に反映され、重点的に推進されることになる。
水道法改正案、臨時国会で/今国会審議されず
第193回国会に提出されていた「水道法の一部を改正する法律案」は会期中に実質審議に至らず閉会中審査となった。今後の臨時国会での審議・成立をめざすことになりそうだ。
渇水対策本部を設置/水資源機構
木曽川水系と吉野川水系のダムの貯水量が減少傾向にあることをふまえ水資源機構は20日、理事長を本部長とする「本社渇水対策本部」を設置し、渇水への体制を強化した。
大分で震度5強も被害なし
20日23時27分ごろ豊後水道を震源とし大分県佐伯市で震度5強を観測した地震が発生。大分県環境保全課によると21日10時現在、地震の影響による県内市町村の水道施設の被害は確認されていない。
IWA専門家G委員長に片山准教授
IWA・水中の健康関連微生物専門家グループの委員長に片山浩之・東京大学大学院准教授が、事務局長に佐野大輔・東北大学大学院准教授が就任した。
水中の微生物研究委/水環境学会
日本水環境学会水中の健康関連微生物研究委員会はさきごろ、シンポジウムを東京大学本郷キャンパスで開催した。テーマは「水環境の微生物学的安全性に関する研究の動向」で、約70人が出席した。
宝塚へ通水・創立80年で情報交換/阪神水道企業団
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阪神水道企業団は15日、「宝塚市通水開始及び創立80周年記念情報交換会~22世紀へ向けて水道用水供給事業の未来を考える~」を尼崎浄水場内で開催した。全国の水道関係者ら約140人が出席する中、熊谷和哉・水資源機構経営企画部次長の基調講演、4用水供給事業体(阪神水道企業団・埼玉県企業局・大阪広域水道企業団・沖縄県企業局)の事例講演、パネルディスカッションが行われた。翌16日には同浄水場内の施設見学会が催された。
簡水統合後の補助存続を/6団体合同で厚労省に要望/島根県
島根県市長会、島根県町村会、島根県市議会議長会、島根県町村議会議長会、日本水道協会島根県支部、同支部簡易水道部会の6団体が連名で、簡易水道と上水道の統合後の国庫補助金に関して激変緩和措置を求める要望活動を実施した。
震災被災の水道記念館が再開/盛岡市上下水道局
盛岡市上下水道局は1日、東日本大震災の影響で公開を中止していた盛岡市水道記念館の一般公開を再開した。
あゆを下水処理水に放流/横浜市環境創造局
横浜市環境創造局は15日、中部水再生センターで26回目となる「あゆの放流式」を開催した。6月の環境月間に合わせて行っており、センター内にある下水処理水が流れる水路「あゆのせせらぎ」で泳ぎ回るあゆの姿を参加者に見てもらい水環境保全の大切さをPRする。
水道スマートメーターの本実験開始/第一環境横須賀市
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第一環境と横須賀市上下水道局は、今月上旬から同市佐島の丘で、水道スマートメーターの第二実験(本実験)を開始した。戸建住宅180軒と公園内3カ所の水道メーターボックス内にUバス通信機能付水道メーターとUバスエア方式の多段中継無線機(無線子機)、5カ所の電柱に多段中継無線機(ゲートウェイ)を設置して、指針値を継続的に安定して収集できるかについて検証する。また、無線機の保守データや水道使用量の見える化の検証なども行っていく予定だ。実験期間は平成31年3月までで、水道スマートメーターの実験としては全国最大規模となる。水道スマートメーターは愛知時計電機、東洋計器、多段中継無線機は富士電機のものを使用している。
新型ジョイントを開発/シンワ工業
総合加工管メーカーのシンワ工業(本社・東京、山口浩社長)はこのほど、配管用炭素鋼鋼管(SGP)用のハウジングタイプの新型ジョイント「SATジョイント」とステンレス配管用新型ルーズフランジ「リーンズフランジ」を開発した。
石飛氏を招いて意見交換会/ダク協中国四国支部
日本ダクタイル鉄管協会中国四国支部(宮本晃支部長)は14日、意見交換会を広島市内で開催した。広島県内水道事業体の若手職員約20人が参加し、石飛博之・環境省越境大気汚染情報分析官(元厚生労働省水道課長)の講演に加え、参加者全員が3グループに分かれ、水道法の改正内容などについて意見交換した。
日本オゾン協会総会
日本オゾン協会(眞柄泰基会長)は15日、東京都水道局研修・開発センターで第16回総会を開き、平成29年度事業計画を決めた。また、役員の選任を行い、眞柄会長を再任した。
7月に「メンテナンス・レジリエンス」展
7月19日から21日、東京ビッグサイトで「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2017(主催=日本能率協会)」が開かれる。
各地で水道週間イベント
水道教室で飲み比べや実験/東北みずの会の南部氏、山田氏
東北みずの会の南部昌秀・角田市枝野自治センター長と、山田一裕・東北工業大学工学部エネルギー学科教授は8日、角田市立枝野小学校の4年生を対象に水道教室を行った。一昨年から同小学校で実施しており、今回で3回目となる。
展示や浄水場見学会/多賀城市上水道部
多賀城市上水道部は1日から7日まで、市役所1階ロビーで水道に関するパネル展示などを行った。耐震管の布設状況の工程を写真や原寸の模型を使って説明したほか、同部が行っている鉛製給水管解消事業について紹介した。
ポスター・標語作品を表彰/千葉県水道局
千葉県水道局は1日、水道週間の一環として第59回水道週間ポスター・標語コンクール表彰式を開いた。
謎解きラリーで過去最高1700人/神戸市水道局
神戸市水道局は5月28日、水道週間イベントを行った。「キテ!ミテ!ジッカン! 未来につなぐ 神戸の水道」をスローガンに、今年度から初実施の水道ジッカンウォーク特別企画「神戸の街を救え!大容量送水管大作戦―設計図に秘められた暗号―」が人気を集め、過去最高の約1700人が参加した。
みずきフェスタを開催/神奈川県内広域水道企業団
神奈川県内広域水道企業団は3日、みずきフェスタ2017を社家取水管理事務所で開き、約2100人が来場した。
白バイ乗車体験やJAXA講演/尼崎浄水場特別開放イベント
尼崎浄水場特別開放イベント2017(主催=阪神水道企業団、共催=尼崎市水道局)が3日、同浄水場内で開催された。場内のスタンプラリーや浄水処理工程見学ツアー、水の実験教室、応急給水車の展示などとともに、パトカーと白バイの乗車体験などが人気を集め、約1800人が来場した。
なごや水フェスタ大盛況/名古屋市上下水道局
名古屋市上下水道局は4日、恒例の水道週間行事『なごや水フェスタ』を鍋屋上野浄水場で開催した。当日は約1万2000人の家族連れなどで賑うなか、木曽三川流域の特産品を売買する『マルシェフェア』や浄水場施設見学ツアー、子ども向けの各種ゲームコーナーをはじめ、多彩なイベントが催された。