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2017年(平成29年) 11月 16日(第5203号)






「検査方法告示」改正へ/厚労省
 厚生労働省は水質基準に関する検査方法を定めた、いわゆる「検査方法告示」を改正する方針だ。検水の濃度範囲の上限を引き上げるよう見直すなど、5項目の改正を予定しているという。来年4月1日施行のスケジュールを念頭に、近くパブリックコメントの手続きに入る。同省水道課水道水質管理室では、同省や関係団体が開催する研修会・講演会などの機会でも改正の周知に努めていく。

Rainbows報告会開く/成果普及へ各地で/JWRC
 水道技術研究センター(JWRC)は、管路分野の共同研究プロジェクト「将来の不確実性に対応した水道管路システムの再構築に関する研究(Rainbowsプロジェクト)」の研究成果報告会を開催中。1日の大阪会場(建設交流館)を皮切りに、9日には仙台会場(トラストシティカンファレンス仙台)で開催した。全5カ所で開催する予定。
 今後の開催でも同趣旨の報告が行われる。会場と開催日時は次の通り。
 ▽名古屋会場(イオンコンパス会議室)11月22日13~17時▽東京会場(ベルサール御成門駅前)11月30日10時30分~17時▽福岡会場(八百治博多ホテル)12月15日13~17時

安全管理の徹底を要請/国交省
  国土交通省下水道部は9日付で下水道部長名の通知「死亡事故増大に伴う安全管理の徹底について」を都道府県や指定都市などに宛てて発出し、下水道工事、維持管理作業での安全管理の徹底を要請した。

今年度の表彰を発表/JS
 日本下水道事業団(JS)は1日、今年度の表彰を発表し、本社で表彰式を行った写真。

3つの共同研究を調査検討支援/下水道機構
 日本下水道新技術機構は10月25日、平成29年度第1回調査検討支援委員会(委員長=津野洋・京都大学名誉教授)を開いた。地方公共団体の下水道事業における課題を解決するための調査研究や、国の政策支援に関わる調査研究に対して技術的な助言を行い、技術委員会に報告する。

日水協に要望書/適切な検査料金の設定など協力求め/給衛協
 全国給水衛生検査協会(奥村明雄会長)が日本水道協会に対し、水質検査の適正な料金の設定に配慮することなどを求めた要望書を提出した。

カンボジアで現地調査
厚生労働省は水道産業国際展開推進事業として今年度、カンボジアで現地調査・セミナー(12月20~22日)を予定している。現在、参加者を募集中。詳細は同省ホームページに。

30年度主要事業計画を公表/東京都
 東京都はこのほど、平成30年度の主要事業計画を公表した。水道局は「東京水道経営プラン」に基づき、浄水場の更新に備えた代替浄水施設の整備や管路の耐震化など、下水道局は「東京都下水道事業経営計画」に基づいて、老朽化施設の再構築や浸水対策、震災対策などを着実に推進する。

県初、下水熱の民間利用/長野県
 長野県とシーエナジーは2日、諏訪赤十字病院での下水熱利用に向けて「下水熱利用に関する協定」を結んだ。

4大都市が合同防災訓練を実施/大阪市水道局・神戸市水道局・福岡市水道局・東京都水道局
 大阪市水道局は10月30・31日、神戸市水道局、福岡市水道局、東京都水道局と合同防災訓練を実施した。『

第66回水道衛生技術研修会を開催/関西水道水質協議会
 関西水道水質協議会は2日、大阪市都島区の大阪リバーサイドホテルで第66回水道衛生技術研修会を開催した。同研修会には会員ら約140人が出席し、水質管理の広域連携をテーマとする講演などで熱心に意見交換を行った。

審議会で3題の講演/盛岡市上下水道局
 盛岡市上下水道局は10月13日、同局庁舎で平成29年度第3回盛岡市上下水道事業経営審議会(会長=小川智・岩手大学副学長)を開いた。今回は研修会として、平野耕一郎・盛岡市上下水道事業管理者、中本信忠・NPO法人地域水道支援センター理事・信州大学名誉教授、坂本純一・同局上下水道技術監がそれぞれ講演した。

災害時の迅速な給水へ訓練/福島市水道局
 福島市水道局は10月12日、飲料水兼用耐震貯水槽を活用した応急給水訓練を実施した。震災時における迅速な給水活動のため、平成25年度から市民を交えた訓練を実施している。

雨天時浸入水対策テーマに/北の下水道場
 平成29年度第1回北の下水道場(主催=北海道建設部まちづくり局都市環境課、後援=北海道地方下水道協会)が10月26日、札幌市下水道庁舎で開かれた。
 高瀬直樹・国土交通省下水道部流域管理官付調整係長が「浸水対策と雨天時浸入水対策」、玉江祥和・日本下水道新技術機構研究第二部主任研究員が「ストキャスティック手法を用いた雨天時浸入水対策」と題して講演した。

少年サッカー大会でボトル水配布/戸田市上下水道部
 戸田市上下水道部が協賛するサッカー大会の「戸田の水来杯」第17回ちびっ子カップ(U―8育成大会)が5日、戸田市スポーツセンターで開かれた。
 同部は、優勝、準優勝、第3位、敢闘賞のカップを用意したほか、全チームと応援に来た父兄などにペットボトル水「戸田の水来」を配るなどして上下水道事業をPRした。

スマフロプラスの販売開始/自動水質測定と管理排水一体化/住友重機械エンバイロメント
 住友重機械エンバイロメントは、新製品の「配水水質自動管理装置スマフロプラス」を10月26、27日に高松市で開かれた高松水道展で初披露するとともに販売開始した。

企画力と実行力向上へ/EICA未来企画会議
 環境システム計測制御学会(EICA)は、上下水道や水環境、廃棄物の分野で将来業界や組織を担う若手技術者を育成すべく、人財育成プログラム「EICA未来企画会議」を平成28年から開講している。さきごろ、東京都台東区の台東デザイナービレッジで未来企画会議の第4回セミナーが開かれた。参加者は、同ビレッジの鈴木淳・インキュベーションマネージャー(村長)から企画の立案やターゲットに魅力の伝え方などについて説明を受けたほか、実際に企画を立案して発表した。

吉田教授、秩父広域組合の町田主幹が講演/ダク協関東支部セミナー千葉会場
 日本ダクタイル鉄管協会関東支部(木村康則支部長)は10月18日、千葉市の千葉県文化会館でセミナーを開いた。県内の水道事業体の職員をはじめ、約120人が参加。町田忠男・秩父広域市町村圏組合水道局経営企画課主席主幹と、吉田望・関東学院大学総合研究推進機構教授による講演が行われた。

工事安全管理講習会開く/東京都下水道局事故予防強化月間
 東京都下水道局では、年度末に向け多くの工事の最盛期を迎える11月を事故予防対策強化月間と位置づけ、安全管理の徹底と工事に携わる一人一人の安全意識の向上を図るため、様々な取り組みを実施している。強化月間初日の1日には、都庁で同局の工事を施工している受注者と工事監督を行っている局職員、東京都下水道サービス(TGS)社員など約600人が参加するなか、下水道工事安全管理者講習会が行われ、安全管理に優れた現場の安全対策の実例の紹介や、労働災害防止対策などをテーマとした特別講演があった。

いい井戸の日で井戸をアピール/さく井協会
 全国さく井協会(脇雅史会長)は10日、広島市で平成29年度臨時社員総会を開くとともに、「いい井戸の日2017in中国」セレモニーを行った。

千葉県水道局 公式Twitterを開設!
 千葉県水道局は公式Twitterを開設した。
 千葉県水道局のマスコットキャラクター「ポタリちゃん」が同局のイベントなどの情報を発信する。アカウント名は「ポタリちゃん」(@potarichan)。

GX形フランジレスT字管・補修弁 販売開始/横荷重に高い止水性が/クボタ
 クボタは11月からGX形フランジレスT字管・補修弁を販売開始した。同製品はフランジレス構造で継手部に可とう性を有し、地震時にバルブボックスとの衝突により生じる横荷重に対して高い止水性が期待できる。

メタウォーター第2四半期決算
メタウォーターは10月30日、2018年3月期第2四半期決算を発表した。売上高は245億1700万円(前年同期比16・2%減)、経常損失は51億2100万円(前年同期は43億8700万円の赤字)と減収減益となった。四半期純損失は35億8300万円(同25億5100万円の赤字)。

高松水道展でPPP事業紹介/東芝インフラシステムズ
 東芝インフラシステムズ(秋葉慎一郎社長)は、10月26、27日に開かれた高松水道展で、「スマート運用ソリューション」技術を活用した水道PPP事業について紹介した。

29年度技術講習会開く/水コン協関西支部
 全国上下水道コンサルタント協会関西支部は8日、平成29年度技術講習会(本部提案型)を開催した。講習会には支部会員、関西地区の下水道事業体関係者など約90人が出席、管路施設のストックマネジメント及び更生工法に関する講演が行われた。

センフィニティーシステム研究会総会
 センフィニティーシステム研究会(会長=中川喜久治・中川ヒューム管工業社長)は10月16日、東京都千代田区のルポール麹町で平成29年度定時総会・講演会を開いた。

NS形E種管で講演/ダク協が日水協東北支部講習会で
 日本ダクタイル鉄管協会は10月6日、石巻市で開かれた日本水道協会東北地方支部の平成29年度技術講習会で「NS形E種ダクタイル鉄管について」をテーマに講演した。

メンテ・サービス事業をエバジツに承継/荏原実業
 荏原実業はメンテナンス・サービス事業の一部を、同社100%子会社のエバジツに承継させる。吸収分割方式で、21日に契約を締結して平成30年1月1日に吸収分割する。

下水道4団体共催で講演会
 下水道4団体共催の講演会「下水道界からみた、下水道広報~戦略的下水道広報~」が11月29日、東京都港区の発明会館で開かれる。
参加費は無料。主催4団体の各ホームページに掲載の申込書をFAX(03―3865―3463・日本下水道管路管理業協会行)する。