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2017年(平成29年) 12月 18日(第5211号)






法改正や会計を説明/水道技術管理者研修/厚労省
 厚生労働省水道課は14日、大臣認可の水道事業体の水道技術管理者を同省講堂に集め、今年度の「水道技術管理者研修」を実施した。第三者委託による受託企業の技術管理者や水道関係団体も含めおよそ380人が参集。同課担当官が最近の水道行政の動向を説明したのをはじめ、清塚雅彦・横浜市水道局担当理事・配水部長や石井晴夫・東洋大学教授による講演、広域化をはじめとした水道事業体らによる事例報告も用意された。奇しくも60年前、昭和32年の同じ12月14日に水道法が施行されたと是澤裕二・水道課長から紹介されたこの日。先人が築いてきた水道を将来に引き継いでいく―。その責任を関係者が再認識する機会になった。

連携強化に向け合意書締結/JS
 日本下水道事業団(JS)は14日、日本下水道管路管理業協会と連携強化に向けた合意書を締結した。補完者同士がイコールパートナーとしてそれぞれの強みを活かし、相互に協力して自治体の下水道事業の実情に応じた最適解を見出すことが目的。日本下水道施設業協会、全国上下水道コンサルタント協会、クリアウォーターOSAKAとの締結に続き4例目となる。

福井市で小規模水道委員会開く/JWRC
 水道技術研究センター(JWRC)はさきごろ、小規模水道事業及び施設の再構築に関する調査研究委員会(委員長=太田正・作新学院大学名誉教授)の今年度第3回の会合を福井市内で開催した。福井市と松江市の事業体委員など12人が参加した。

トイレに流せる製品テーマに講演が/下水道機構
 日本下水道新技術機構は14日、第365回技術サロンを開いた。日本下水道協会の松宮洋介・技術研究部国際課長が「トイレに流せる衛生製品問題」をテーマに講演。40人の下水道関係者が参加した。

大阪で検討会を初開催/国交省
 国土交通省の第13回下水道における新たなPPP/PFI事業の促進に向けた検討会が11月28日、大阪市内で開催された。西日本を中心に31地方公共団体から約60人が参加した。

若手が水道界を盛り上げて
 日本水道協会の第719回抄録委員会が11日、船橋市にあるクボタ京葉工場で開催された。水道協会雑誌に投稿される海外の水道関係文献の抄録が審議され、工場見学が行われた。

工水設計指針を改訂、講習会も/工水協
 日本工業用水協会は「工業用水道施設設計指針・解説」を改訂し、来年1月10日に発刊する予定だ。
 同協会では改訂版の発行にあわせ、講習会を1月15日にTKPガーデンシティ御茶ノ水(東京・神田駿河台)で開催する。
 改訂版の購入、講習会の詳細などは同協会ホームページを参照。

管路ダウンサイジング等で討議/大都市水道局技術協議会
 大都市水道局技術協議会が7・8日の両日、神戸市で開催された。

下水道BCP訓練を実施/横浜市環境創造局
 横浜市環境創造局は、災害対応能力の向上を図るため、横浜市下水道BCP訓練を実施した。

災害対策研修会開く/神奈川県企業庁海老名水道営業所
 神奈川県企業庁海老名水道営業所はさきごろ、平成29年度災害対策研修会を同営業所で開いた。

仙台駅東口地区の浸水対策事業完了/仙台市建設局
 仙台市建設局が平成24年から整備していた仙台駅東口地区の浸水対策事業がこのほど完了した。

他都市受援実動訓練を初実施/横浜市水道局
 横浜市水道局はこのほど、西谷浄水場と洋光台水道事務所で、他都市からの応援受入を想定した受援実動訓練を初めて実施した。

北九州市で第25回定例会/大都市下水道事業団体連絡協議会
 政令指定都市と東京都の下水道関係の第3セクターで構成する「大都市下水道事業団体連絡協議会」は11月9日、北九州市で第25回定例会を開催した。

長期ビジョンの実績を評価/埼玉県企業局
 埼玉県企業局は11月24日、さいたま市の埼玉県知事公館で第2回埼玉県営水道長期ビジョン実績評価有識者委員会(委員長=滝沢智・東京大学大学院工学系研究科教授)を開いた。

「とよなか水未来構想」で答申/豊中市上下水道事業運営審議会
 豊中市上下水道事業運営審議会(会長=藤田正憲・大阪大学名誉教授)は11月27日、仮称『第2次とよなか水未来構想』(平成30~39年度)の策定に向け、淺利敬一郎・豊中市長に審議結果の答申を行った。

安全な解凍方法で講習会/盛岡市7市町
 岩手県の盛岡市、滝沢市、八幡平市、矢巾町、雫石町、岩手町、葛巻町で構成する平成29年度盛岡広域7市町指定給水装置工事事業者研修会実行委員会は11月21、22日、盛岡市内で「解凍の仕方講習会」を開いた。

下水道マニアで教養高める/相模原青陵高校
 神奈川県立相模原青陵高校は、生徒に下水道の意義と役割を伝える目的で「下水道マニアIn青陵パート2」を10月から12月にかけて行っている。全5回の授業と発表会などで構成され、社会に出るにあたっての意識・教養を高めるための総合的な学習の時間を活用して実施。

技術フォーラムを初開催/積水化学
 積水化学工業環境・ライフラインカンパニーは11月27日、東京都千代田区のJPタワーホール&カンファレンスで技術フォーラムを開き、新製品や新技術など53品目を披露した。

消化ガス発電を開始/水ing
 水ingが岩手県の北上川上流流域下水道北上浄化センター内で整備を進めていた消化ガス発電施設が完成し、1日から発電事業を開始した。

宮崎前水道課長が登壇/POLITECが釧路市で水道講演会
 配水用ポリエチレンパイプシステム協会(POLITEC)は11月29日、釧路市の釧路センチュリーキャッスルホテルで水道講演会を開いた。

支援、受援の立場から多彩な講演/管路協関西支部
 日本下水道管路管理業協会関西支部は11月28日、大阪市東淀川区内のホールで「平成29年度災害復旧支援セミナー」を開催した。

29年度活動の中間報告審議/POLITEC臨時理事会
 配水用ポリエチレンパイプシステム協会(POLITEC)は6日、東京都中央区の鉄鋼会館で臨時理事会を開き、平成29年度活動の中間報告について審議し了承した。

佐藤理事長が会見/東管協組
 東京都管工事工業協同組合の佐藤章・理事長はこのほど会見し、今年1年を振り返るとともに、来年の抱負を述べた。

「下水道施設の耐震計算例」説明会/水コン協
 全国上下水道コンサルタント協会(水コン協)は、11月15日に東京都渋谷区のけんぽプラザ、22日に大阪市北区の昭和設計大阪ビルで「下水道施設の耐震計算例(2015年版)質疑応答(Q&A)説明会~処理場・ポンプ場施設及び管路施設~」を開いた。

リン資源をテーマに講演会/NPO21世紀水倶楽部
 NPO21世紀水倶楽部は平成30年2月7日、「リン資源の課題と下水道MAP技術の展開」をテーマに、資源活用型下水道システムに関する研究集会を東京都渋谷区のけんぽプラザで開催する。学識経験者、自治体、メーカーから最新の技術の事例の紹介を行う。申し込みは同倶楽部HPから。1月26日まで。会費は会員、公的団体は無料、企業は2000円となっている。