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2018年(平成30年) 12月 3日(第5291号)
「未来につなぐ水道を」/山積する課題解決へ支援求め/日水協
委員会採決待たれる/村井宮城県知事ら意見/水道法改正案
水質研発で12編の発表/水質分析や浄水処理など/日水協関東地方支部
2日から全戸で給水再開/φ300管仮設し来春本復旧へ/周防大島町の全域断水
PTF法の下水処理場が完成/ベトナム・ホイアン市に/メタウォーター月島機械のJV
「未来につなぐ水道を」/山積する課題解決へ支援求め/日水協
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日本水道協会は11月28日、今年度第3回の運営会議を開催した。福岡市で開催した全国会議(第93回総会、水道研究発表会)を総括し、総会での決議事項を要望書にまとめた。会議後には与党幹部や自民党水道事業促進議員連盟所属議員など関係国会議員と、関係各府省庁に対して陳情活動を実施した。来年度の水道関係予算確保もあわせ、水道界が直面する課題解決に向けた支援と理解を求めた。
委員会採決待たれる/村井宮城県知事ら意見/水道法改正案
参議院で「水道法の一部を改正する法律案」の審議が続いている。11月29日の厚生労働委員会では参考人が招かれ、意見陳述を踏まえた質疑や、政府参考人への質疑が行われ法案審議された。次回委員会は4日に開かれ、採決される見込み。国会会期末は10日に迫っており法案の行く末が注目される。
水質研発で12編の発表/水質分析や浄水処理など/日水協関東地方支部
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日本水道協会関東地方支部は11月22日、さいたま市の浦和コミュニティセンターで平成30年度水質研究発表会を開いた。水質に関する12編の発表のほか、柳田貴広・厚生労働省水道課水道水質管理官が「最近の水道水質管理の動向」と題して講演した。会場には同支部会員事業体の職員ら177人が出席した。
2日から全戸で給水再開/φ300管仮設し来春本復旧へ/周防大島町の全域断水
山口県の柳井市と周防大島町を結ぶ大島大橋(延長1020m)の橋桁下部構造物に貨物船が衝突し、添架送水管(φ450鋼管がい装ポリエチレン管)の破断で、ほぼ全域の約9050戸(約1万4600人)が断水していた同町は2日から、全戸給水を再開した。断水は10月22日から約40日に及んだ。
PTF法の下水処理場が完成/ベトナム・ホイアン市に/メタウォーター月島機械のJV
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メタウォーターと月島機械の共同企業体(JV)が受注した、国際協力機構(JICA)による、ベトナムのクァンナム省ホイアン市を対象にした日本の政府開発援助の無償資金協力案件「ホイアン市日本橋地域水質改善計画」の下水処理場がこのほど完成し、ホイアン市主催の完成式典が開かれた。メタウォーターが新興国向けに開発した先進的省エネ型下水処理システムである「前ろ過散水ろ床法」(PTF法)を採用。省エネルギー、容易な維持管理、安定した処理水質、低ライフサイクルコストなどの特長を活かし、同市の名所「日本橋」地域の水質改善を図る。