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2019年(平成31年)  3月 14日(第5315号)






下水道に紙オムツ受け入れへ/価値観の違い大切に/連絡会議で考え深め/国交省
 国土交通省下水道部は5日、「Deasy実行委員会」と共催で、「下水道への紙オムツ受け入れに向けた連絡会議」を都内で開いた。オープンイノベーションによる新しいライフスタイルの実現を目指す会議で、下水道関係者のほか、オムツ、トイレ、住宅メーカーなど広い分野の様々な立場の人が集まった。第1部はゲストスピーカーによる情報提供が行われ、第2部は参加者全員がグループトークを行い、まさにオープンイノベーションな議論がなされた。

700編の口頭・ポスター発表が/水環境分野への就活企画も盛況/日本水環境学会 第53回年会開く
 日本水環境学会(会長=小野芳朗・京都工芸繊維大学副学長)の第53回年会が7日から9日まで、甲府市内の山梨大学で開かれた。全国の大学、研究機関、企業から1200人を超える会員、関係者が参加。約700編の口頭・ポスター発表に対し、活発な質疑応答がなされた。会期中、正会員・団体会員により、年会優秀発表賞(クリタ賞)、年会学生ポスター発表賞(ライオン賞)を選出する投票が行われ、多くの票を獲得した発表者に小野会長から賞状が授与された。
 クリタ賞は、栗田工業などの出捐により設立された「クリタ水・環境科学振興財団」の顕彰事業で、博士前期(修士)課程の大学院生を対象に、年会で発表した143人から14人が選ばれた。ライオン(株)の出捐によるライオン賞は、ポスター発表を行った大学、高等専門学校、短期大学在学の学生会員を対象に、116人から17人を優秀賞に選出。最優秀賞には、東京農工大学の大野哲さんが発表した「排水中の微量元素が部分硝化法におけるN2O生成に及ぼす影響」が選ばれた。



送水連絡管事業で不断水分岐工事/震災の教訓で安定性向上/弁体離脱式割T字管を取付/φ2300×φ1000/宮城県企業局
 宮城県企業局は2月5日から22日にかけて、高区・低区送水連絡管整備事業で、φ2300×φ1000の不断水分岐工事を実施した。既設の高区系送水管φ2300鋼管から新設の連絡管φ1000鋼管を分岐させるもので、制水機能を確保するために、二つ割の本体と不断水分岐用弁体離脱型バタフライ弁で構成する弁体離脱式割T字管を取り付けた。施工者はコスモ工機。(仮称)東足立制御室築造工事の一部として行った。大口径の不断水工事は全国的にも施工事例が少ないことから、21日に現場見学会を開催、県内水道事業体職員ら62人が既設管を穿孔する様子を見学した。

お客さまセンターを開所/関連業務を第一環境が受託/白石市
 宮城県白石市は1日、「上下水道お客さまセンター」の開所式を行い、山田裕一・白石市長と村上睦夫・白石市上下水道事業審議会会長、同市から水道料金関係業務を受託した第一環境の松本太郎・取締役副社長が記念のテープカットを行った。第一環境が受託した水道料金関係業務の内容は、お客さまセンターの設置を含む窓口業務、水道メーター検針、調定および調定更正業務、収納業務、滞納整理・給水停止業務、料金システム構築を含む電子計算処理業務となっており、料金システム構築に関しては、宮城県内で初の受注となる。

「じゅんかん育ち」「災害」などテーマに/国交省、下水道機構らが講演/北海道
 北海道建設部まちづくり局都市環境課は2月28日、札幌市の自治労会館で「平成30年度全道下水道事業担当者会議」を開いた。道内自治体の下水道事業担当者ら約250人が参加するなか、国土交通省や日本下水道新技術機構、自治体、道庁が講演・情報提供を行った。
 冒頭、沼上仁・北海道建設部まちづくり局都市環境課公園下水道担当課長が北海道胆振東部地震について触れ「経験を今後に活かすことが重要であり、情報共有しながら未来に引き継いでいかなければならない」と語るとともに、「会議で感じたこと、学んだことなどを自分たちの職場で発信する機会をぜひ作っていただければ」と述べた。

ROや配水管など一式受注/モルディブの開発プロジェクトで/日立アクアテック社など
 日立製作所の子会社の日立アクアテック社と日立キャピタルのシンガポール子会社はこのほど、モルディブ共和国のフルマーレ島の都市開発プロジェクトにおいて、資金融資枠の設定を含めた海水淡水化ROシステムや配水管などの設備・機器一式を受注した。受注額は880万米ドル(約9億7000万円)で、2020年6月までに納入予定。これにより事業資金の確保に時間をかけることなく、質の高いインフラの整備が実現できるという。

水力発電の普及へ新会社/海外企業らと共同出資で/フソウ
 フソウ(野村充伸社長)が国内外での水力発電事業に乗り出す。1日、南アジア・アフリカ地域で小水力発電の企画・設計・コンサルティング事業を展開するダヴォラ・キャピタル社(スリランカ)、国内外で投資事業・金融ソリューション事業を手がけるトレイダーズインベストメントとの共同出資により、「フソウハイドロパワーソリューションズ」を設立。新会社により水力発電装置の開発・製造・販売・メンテナンス、水力発電システムの企画・設計・コンサルティングを行う。代表取締役社長はフソウの工藤修・取締役が務める。