下水道関係企業が業種を超えて結集し、下水道事業の持続に向け具体的な政策提言を行うための新法人「一般社団法人持続可能な社会のための日本下水道産業連合会」が4月1日に設立する。法人設立の準備を進めている発起人会議の第3回会合で、法人名称が決定。設立時の会長(代表理事)は野村喜一・日水コン会長、副会長は中野正明・機動建設工業社長、中村靖・メタウォーター社長、長谷川健司・管清工業代表取締役、村上雅亮・NJS社長、渡邊彰彦・月島テクノメンテサービス社長が就く。事務所は東京都千代田区の内神田すいすいビル5階に事務所を置く予定だ。 法人名の英語表記は、Federationof Japanese Industryof Sewerage Service for Sustaina ble Societyで、英語略称はFJISS、呼称はフジスとなる。 新法人の設立目的は、下水道関係企業が業種を超えて幅広く結集し、国会や政府、地方公共団体などに直接現場の実情を踏まえた具体的な政策提言や要望活動を行うことで、下水道事業の持続性の確保を図っていこうというもので、ひいてはSDGsの達成にも貢献していきたい考えだ。また、近年では業務を跨いだ幅広い業務包括形態の官民連携手法の導入が進みつつあることから、新法人の活動を通じて業種を超えた各企業のネットワーク構築にもつなげていく。