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2020年(令和2年) 4月 20日(第5408号)
管路施設編ガイドラインを公表/起点は維持管理情報/CAPDサイクルを/国交省
水道包括委託の第2ステージへ/実施方針、業務要求水準書案など公表/本格的な施設更新に着手/荒尾市企業局
横河SSと共同研究で協定/電気・機械設備の故障予知など/神奈川県企業庁
スマートメーター試験導入へ/名古屋市上下水道局と協定締結/中部電力
管路施設編ガイドラインを公表/起点は維持管理情報/CAPDサイクルを/国交省
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国土交通省下水道部は「維持管理情報等を起点としたマネジメントサイクルの確立に向けたガイドライン(管路施設編)―2020年版―」を公表した。管路施設の情報管理方法、CAPD(チェック・アクション・プラン・ドゥー)マネジメントの方法、ICTを活用した効率的・効果的な点検・調査方法等を整理している。下水道管路の適切な改築、計画的・効率的な管理に向けた取り組みの進展に期待がかかる。
水道包括委託の第2ステージへ/実施方針、業務要求水準書案など公表/本格的な施設更新に着手/荒尾市企業局
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熊本県荒尾市企業局は10日、水道事業包括委託(第2ステージ)の実施方針や業務要求水準書案などを公表した。
第2ステージは、平成28年度から開始した第1ステージの委託スキームを継続し、窓口業務や料金徴収業務、水源地などの水道施設の運転管理、保守点検、施設再構築計画、アセットマネジメント、水道施設工事の発注・施工、配水設備関連業務など、水道事業の大部分と下水道事業の一部を民間事業者に委託する。事業期間は令和3年4月から5年間。第2ステージでは、本格的な施設更新に着手するのが大きな特徴となる。また、第1ステージの期間中にとりまとめられた荒尾市水道ビジョン、アセットマネジメント、水安全計画、BCM(危機管理計画、BCPなどの災害対策や事故対応に関する計画)などの中長期計画の更新業務なども行うこととなっている。第1ステージの事業スキームは、水道事業の持続に向けた中小規模事業体の先進事例として注目されたが、第2ステージでは水道事業経営のさらなる効率化に向けて官民の連携形態の確立を目指す。
横河SSと共同研究で協定/電気・機械設備の故障予知など/神奈川県企業庁
神奈川県企業庁は3月30日、県営水道の浄水場の運用データとICTやAIなどの新技術を活用した、浄水場の電気・機械設備の故障予知や劣化傾向を診断する技術の研究について、横河ソリューションサービスと共同研究の協定を締結した。研究期間は4月から令和5年3月まで。
スマートメーター試験導入へ/名古屋市上下水道局と協定締結/中部電力
中部電力は3月26日、名古屋市上下水道局と水道スマートメーターの試験導入に関する協定を締結した。同日から令和5年度末までの約4年間、市内の集合住宅約100戸に設置するスマートメーターで自動検針を行い、使用量データの取得や局システムとの連携の安定性について検証する。また、同データを活用した新たなサービスについても検討を行う。