検索
■
2020年(令和2年) 5月 14日(第5412号)
豪雨対策、電源確保を整理/「下水道BCP策定マニュアル」改訂/地震・津波、水害編/国交省
水道ビジョン改訂し11施策推進/新浄水場や配水池耐震化/水道料金を平均12・9%値上げ/姫路市
新中期経営プランを推進/使用料維持し老朽・浸水対策/広島市下水道局
新たな水供給システム構築へ/基本計画策定などの事業者募集/浄水場の休止・廃止に伴い/野田市水道部
洗浄距離が累計100㎞突破/水道分野での飛躍に注目/アイスピグ研究会
豪雨対策、電源確保を整理/「下水道BCP策定マニュアル」改訂/地震・津波、水害編/国交省
Tweet
国土交通省下水道部は「下水道BCP策定マニュアル2019年版(地震・津波、水害編)」を公表した。近年相次いだ平成30年7月豪雨や令和元年東日本台風などの豪雨災害、北海道胆振東部地震、令和元年房総半島台風での大規模停電を受けて、水害を対象に追加するとともに、広域・長期停電時における電源確保対策などについて整理しとりまとめた。
水道ビジョン改訂し11施策推進/新浄水場や配水池耐震化/水道料金を平均12・9%値上げ/姫路市
Tweet
姫路市は「姫路市水道ビジョン」を、令和2~11年度を計画期間とする新しいビジョンとして改訂した。基本理念として「すべての市民に安全で良質な水道水を安定して供給する水道」を掲げ、「強靭」「安全」「持続」の3つの基本目標のもと、11の施策の実現に取り組んでいる。「強靭」では浄水施設の統廃合も含めた規模適正化、管路約2959㎞の計画的な更新・耐震化を図る。これらの事業費確保のため、今年度から水道料金を平均12・9%値上げし、メータφ20の月20立方m使用で、378円増の2913円(税込)とした。
新中期経営プランを推進/使用料維持し老朽・浸水対策/広島市下水道局
広島市下水道局は令和2~5年度を計画期間とする新たな「広島市下水道事業中期経営プラン」を策定した。同局は4年ごとにプランを策定しており、今回は4カ年の主要施策の整備計画、計画期間中の収支や投資額を示した経営計画を一体的に取りまとめた。
プランは「ひろしま下水道ビジョン」(平成24年度~令和2年度)の施策を、計画的かつ確実に達成するための行動計画として位置付けている。人員(ヒト)・施設(モノ)・経営(カネ)を下水道資産として一体的にとらえ、アセットマネジメントを念頭に、事業の選択と集中による老朽化・浸水対策の推進、経営基盤のさらなる強化などを図る。
新たな水供給システム構築へ/基本計画策定などの事業者募集/浄水場の休止・廃止に伴い/野田市水道部
野田市水道部は1日、「配水池等水供給システム検討業務委託」の事業者募集を公告した。水道施設の最適化に向け、老朽化が進行している上花輪浄水場を休止または廃止して中根配水場を配水拠点とした送配水方法の変更に関する検証を行い、管路を含む送配水施設の基本計画、基本設計を策定するもの。
洗浄距離が累計100㎞突破/水道分野での飛躍に注目/アイスピグ研究会
Tweet
アイスピグ研究会は、今年3月末までに全国で実施した「アイスピグ管内洗浄工法」のデモ施工と現場施工の実績を公表した。累計の洗浄件数は208件、距離では108㎞となり、目標としていた「100㎞突破」を達成した。また、令和元年度は、洗浄件数・距離ともに前年度を大きく上回り、単年度で最高を記録。なかでも水道分野の伸び幅が大きく、実績全体を押し上げる結果となった。