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下水道管路マネジメント技術基準検討会/維持管理の見える化を/市民・管理者それぞれに/国交省

 国土交通省上下水道審議官グループは3月24日、第6回下水道管路マネジメントのための技術基準等検討会(委員長=森田弘昭・日本大学生産工学部特任教授)を日本下水道協会で開き、維持管理情報の見える化について議論、検討を深めた。また、埼玉県が2月にまとめた八潮市で発生した道路陥没事故に関する原因究明委員会の最終報告についての報告もなされた。

水道用資機材の安定調達を/中東情勢の影響踏まえ緊急要望/日水協

水道用資機材の安定調達を/中東情勢の影響踏まえ緊急要望/日水協

 中東情勢の影響で水道用資機材等の調達に懸念があるとして日本水道協会は、国土交通省に対し水道用資機材等の持続的な供給体制の確保に配慮するよう求める緊急要望を行った。6日、阿部秀夫・調査部長らが国交省を訪れ、筒井誠二・水道事業課長らに状況を説明、理解を求めた。一部の水道事業者では、ポリエチレン管、塩ビ樹脂、次亜塩素酸ナトリウムをはじめとする水道用資機材や燃料等に関し、入札不調等の影響が出始めているという。

管路点検や温室効果ガス削減テーマ/研究助成事業で採択/下水道機構

管路点検や温室効果ガス削減テーマ/研究助成事業で採択/下水道機構

 日本下水道新技術機構は、今年度実施する研究助成事業で3件の研究テーマを採択し7日、研究者に研究助成対象決定書を交付した。研究テーマ(採択者)は▽空気弁から投入可能な流域下水道圧送管用の自走式点検装置の開発(加古川篤・立命館大学理工学部ロボティクス学科准教授)▽調査点検データを活用した下水道管路の統計的劣化予測に基づく調査・改築意思決定支援手法の開発(笹井晃太朗・大阪大学大学院工学研究科特任助教)▽大気圧プラズマ複合処理による温室効果ガス亜酸化窒素の低減技術の開発(黒木智之・大阪公立大学大学院工学研究科准教授)―。

安房地域の4水道事業を統合/経営・技術基盤の強化へ/安房郡市広域市町村圏事務組合水道部

 千葉県安房地域の鴨川市・南房総市・鋸南町と、館山市全域と南房総市富浦・三芳地区を給水区域とする三芳水道企業団の4つの水道事業を統合し、4月1日より安房郡市広域市町村圏事務組合水道部による経営を開始した。2024年度決算での安房地域全体の給水人口は11万1163人で、1日最大給水量は6万2894立方mの規模となっている。統合によって、経営・技術基盤を強化し、将来にわたって安心・安全な水道水を安定的に供給できる体制を構築する。事務の効率化や運営コストの削減を図ることで、将来的な水道料金の値上げ幅を抑制し、利用者の負担軽減を目指す。また、国からの交付金や千葉県の補助金を積極的に活用し、老朽化した施設の更新や設備の耐震化を加速させる方針としている。

財政シミュレーション実施へ/松塩地域水道広域化へ研究会/長野県・松本市・塩尻市・山形村

 長野県、松本市、塩尻市、山形村が松塩地域の水道事業の広域化を推進する方策を研究する「松塩地域水道事業広域化研究会」の第7回研究会が、3月25日に山形村で開催された。財務・施設整備の各部会が2025年度の取り組み状況を報告し、財政シミュレーションの条件を決定した。今後は、2026年度に財政シミュレーションを実施し、その結果を検討したうえで方向性をとりまとめることとしている。

新水道ビジョン中間見直しへ/水道事業経営審議会が答申/湖西市

新水道ビジョン中間見直しへ/水道事業経営審議会が答申/湖西市

 静岡県湖西市は3月16日、市役所で2025年度第4回の湖西市水道事業経営審議会(会長=菊地裕幸・愛知大学地域政策学部教授)を開いた。2021~30年度を計画期間とする「湖西市新水道ビジョン」が、計画期間の折り返しを迎え、実現方策や財政計画などの中間見直しを行うため、昨年6月に審議会へ諮問を行っている。第4回審議会において中間見直しは妥当であると判断する答申内容を決定した後、菊地会長から田内浩之・市長へ答申書を手交した。答申を受け、田内市長は「答申を真摯に受け止め、安全で強靭な水道経営を持続していきたい」と語るとともに、「料金改定に関しては皆さまから知見をいただきながらしっかり考えていきたい」と話した。

西日本初、上下一体の水の官民連携/民間先進技術で業務効率化/4月1日から事業開始/城陽市上下水道部

西日本初、上下一体の水の官民連携/民間先進技術で業務効率化/4月1日から事業開始/城陽市上下水道部

 西日本初となる上下水道一体での包括的民間委託レベル3・5となる「城陽市水道事業及び下水道事業における包括的民間委託事業」が1日から開始された。民間企業による創意工夫や経験、ノウハウなどを活用して業務の効率化、市民サービスの向上を図り、上下水道事業の持続性確保につなげていく。

スバイリエンの水道施設が完成/カンボジア9都市水道開発完了へ/北九州市

スバイリエンの水道施設が完成/カンボジア9都市水道開発完了へ/北九州市

 北九州市と北九州市海外水ビジネス推進協議会(KOWBA)会員企業のクボタ建設が進めてきた、カンボジア王国スバイリエンの水道施設が完工した。同市とカンボジア王国が2011年に締結した「カンボジア都市水道開発に関する覚書」に基づく取り組みで、スバイリエンの完工をもって地方9都市の水道開発整備がすべて完了した。

防災井戸をマンホールトイレの基本水源に/地下水の平常時活用を/金子国交大臣に要望/全さく協

防災井戸をマンホールトイレの基本水源に/地下水の平常時活用を/金子国交大臣に要望/全さく協

 全国さく井協会(会長=石塚学・アクアジオテクノ社長)は3月25日、国土交通省に対し、災害用マンホールトイレの基本水源としての「地下水(防災井戸)」の明文化や、地域水インフラの強化に向け、分散型水源としての地下水の平常時活用を求める要望活動を実施した。

最後の全体会議で成果を報告/STAMPSプロジェクト/4月から成果物公開へ/JWRC

最後の全体会議で成果を報告/STAMPSプロジェクト/4月から成果物公開へ/JWRC

 水道技術研究センター(JWRC)はこのほど、強靱で高度な水道管路システムの構築に関する研究「STAMPSプロジェクト」(委員長=小泉明・東京都立大学特任教授)の第3回全体会議を開いた。2023年から産官学で取り組んでいる同プロジェクトの研究機関における最後の全体会議として、第1・第2研究委員会における成果報告を行った。学識者、事業体、民間企業から約50人が参加した。

【特集】課題を追う 水道スマートメーターの導入に向けて

 検針員の高齢化・人材不足という課題に加え、水道事業運営の効率化や利用者サービスの向上を図るため、水道スマートメーターの導入に向けた取り組みが全国各地で進められている一方、コストの低減やデータ活用による価値の創出などが課題となっている。今回の「課題を追う」では、東京都、横浜市、大阪市の3都市の課長級による鼎談を通して、各都市における最新の取り組み状況や今後の取り組みの方向性を紹介する(鼎談は3月に実施)。