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2007年(平成19年)03月29日(第4309号)
- 再構築ユニットを提案/日本下水道事業団
- 汚水処理率100%目標/社会審下水道小委
- 事態は収束へ向かう/能登半島地震27日現在
- 浸出性試験で報告/日水協衛生委
- 本紙調査/19年度水道予算と計画
- 汚泥の固形燃料化を技術評価へ/JS
- 中期経営計画2007を策定/横浜市下水道事業
- 毎月検針へシステム開発/大阪市水道局19年度予算
- 尼崎Ⅱ期工事に着手/阪神水道(企)19年度予算
- 雨水浸透ますの設置効果/横浜市環境創造局
- 道緊急連絡管を布設/松原市と羽曳野市
- 小水力発電完成で式典/堺市桃山台配水場
- 広島市など3市整備計画を策定/国交省・緊急事業制度
- ステンレス給水用具を規格化/日水協工務常設委
- 管工事組合も応援に/能登半島地震
- 膜と紫外線で実証実験/東芝
- 下水道事業団と意見交換/日本下水道施設業協会
- 活銅学本を発刊/日本銅センター
- 画像監視を実用化/飛島建設
- 水環境でレポート/ブリヂストン
- 海外で水環境教育/INAX
本号の特集
再構築ユニットを提案/日本下水道事業団
汚水処理率100%目標/社会審下水道小委
原案では、下水道の新たな役割について位置付けを明確にするべきとされている。雨水については貯留浸透を進めるなど雨水を最適に管理するための施設、汚水については下水道が集めた資源・エネルギーを再生、活用するための施設といった位置付けだ。新たな役割が下水道法に明確に位置付けられていないため、事業体は積極的に新たな役割を果たしにくい状況となっている。
また、汚水処理の目標は長期的に下水道、農集、合併浄化槽などにより100%の普及を目指すとされた。中期的には市街化区域や水質保全上重要な地域において概ね10年間で整備を概成するという。
事態は収束へ向かう/能登半島地震27日現在
輪島市では今週中を目途に復旧をめざしており、他の地区でもそれ以前に復旧する見込み。日水協中部地方支部は「事態は収束に向いつつあり、今後他の地方支部等に応援を要請する可能性は低い」としている。
下水道施設については26日午前現在、処理場そのものに大きな被害はなく、水処理に支障が出ているとの報告はない。マンホール浮上は輪島市で36カ所(最大100センチ)、志賀町で4カ所(最大50センチ)確認された。輪島市には中部ブロック応援本部や石川県内の市町から32人が現地入りし、被害調査が行われている。
浸出性試験で報告/日水協衛生委
検討結果としては、「コンディショニングを行うことによりその資機材のライフサイクル全般の浸出を代表的に捉えて評価し、浸出液がどのような水質試験機関においても同一の条件で採取等ができ、科学的に結果の評価や比較が行えると共に、製品の使用実態を鑑み決められていると推察される」などと報告された。
本紙調査/19年度水道予算と計画
今年はピックアップした上水道296事業から回答を得た。前年度に比べて建設投資額を増額しているのは全体の44.3%にあたる131事業。減額は146事業49.3%だった。前年度と比べて増額が6ポイントほどダウンしているのが目立つ。地方財政全体の緊縮ムードを反映していると考えられる。
一方、企業債償還金が前年度より増えている事業体は全体の60%にあたる177事業あった。ピークは越えたとはいえ、依然として起債の償還が重くのしかかっている状況がわかる。
事業内容では296事業の69%にあたる205事業が「導・送・配水管の整備」を重点事項にあげた。中でも老朽管の更新(73%)、管路の新設(42%)、管路の耐震化(28%)の重点度が高い。
汚泥の固形燃料化を技術評価へ/JS
今回、技術評価の対象となるのはJSが民間企業と共同開発した技術(炭化システム2技術、乾燥システム1技術)。システムの特徴や、エネルギー価値、燃料特性などが技術評価委員会で審議され、12月に答申が出される予定。
15日に板倉英則・JS理事長から技術評価委員会の松尾友矩・会長(東洋大学学長)に諮問された。
中期経営計画2007を策定/横浜市下水道事業
毎月検針へシステム開発/大阪市水道局19年度予算
尼崎Ⅱ期工事に着手/阪神水道(企)19年度予算
雨水浸透ますの設置効果/横浜市環境創造局
その結果、1時間あたり5mm程度の弱い降雨の場合各地区とも、25mプールに換算し年間70杯程度が浸透することが分かった。これは浸透ます1個あたり、20?灯油缶で年間5,700本程度の雨水が浸透することになる。また、時間30~50mmの激しい雨に対して1haあたり25~43個の浸透ますを設置すれば総流量に5~10%程度の削減効果が確認された。
同局では雨水浸透ますの設置効果を示したうえで「効果を継続するには、清掃など市民の協力が必要」と協力を呼びかけている。実験の詳細はホームページ(http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/chisui/shintoumasu/research2.html)に掲載。
道緊急連絡管を布設/松原市と羽曳野市
緊急連絡管は松原市東部、羽曳野市西部に位置する主要道路(旧府道)に布設し、相互の緊急時の給水強化、給水拠点の確保などを図るためもので、両市とも近隣市との連絡管は初めてとなる。
9日の通水式には両市の幹部職員らが出席。早川洋・松原市上下水道部長(水道事業管理者職務代理者)と、浅田幹男・羽曳野市水道事業管理者が共同でバルブを操作して仮給水栓を開き、竣工を祝った。
小水力発電完成で式典/堺市桃山台配水場
広島市など3市整備計画を策定/国交省・緊急事業制度
昨年7月の神戸市、11月の大阪市に続いて5カ所となった。
ステンレス給水用具を規格化/日水協工務常設委
管工事組合も応援に/能登半島地震
また同日、富山市、高岡市、福井市、名古屋市の各水道事業体が応急給水車の応援要請を受けて被災地に入った。これに伴い、それぞれの管工事組合も応急給水に当たっている。
膜と紫外線で実証実験/東芝
下水道事業団と意見交換/日本下水道施設業協会
活銅学本を発刊/日本銅センター
「くらしの活銅学」は食生活と銅、銅と健康、銅と衛生・抗菌、銅よもやま話など、身近な話題から紐解く銅の知られざる話が満載されており、全国の書店で販売されている。価格は1,200円+税。
画像監視を実用化/飛島建設
水環境でレポート/ブリヂストン
同社ではサイトレポートを地域住民や工場見学者に配布し、工場の環境保全への取り組みなどをPRしていく。
海外で水環境教育/INAX
【特集】首都圏大規模事業体の水道施設更新
施設更新が我が国の水道事業体にとってこれからの最重要課題の1つになってくることは改めて強調するまでもない。国庫補助制度が未だ創設されない中、各水道事業体においては、財政健全化を睨みつつの計画的な事業化が必須の情勢にあるがスムーズに事業を推進するためには課題が山積しているのが現状だ。本紙では、このような情勢を踏まえ、首都圏大規模事業体の施設更新の方向性を展望する対談特集を企画、東京都・横浜市の事務部門を統括する立場にある東岡東京都水道局次長と宮永横浜市水道局副局長とで間近に迫った大量更新時代をいかに乗り切っていくのか語り合っていただいた。
【特集】丸亀市が水道料金のカード決済導入
香川県丸亀市は大正15年に給水開始して以来、着々と事業を展開してきた。現在は第8次拡張事業を推進するとともに、今月から全国で初めて水道料金のクレジットカード決済を導入している。そこで、本紙では同市の取り組みを紹介した。
【特集】高松市下水道・バイパス幹線が完成
高松市では昭和8年2月から、下水道の普及促進に取り組んでいる。平成18年12月には中部バイパス第1幹線工事が完成するなど、中心市街地の浸水対策とともに、合併町の汚水整備、再生水の有効利用などにも重点を置いている。そこで、本紙では同市の取り組みを紹介した。
【特集】給水システムの高水準化担う銅管
先の水道法の改正により、利用者の財産である給水装置へのより積極的な関与が水道事業体にも認められることになり、利用者サービスと水道事業への信頼性向上という観点から給水管においても良質な管材料を採用するインセンティブが働きやすい環境が整備されきている。これは、水道システムの高度化に向けて単なるコストパフォーマンスだけでないトータルな視点によって管材料を選定することを水道事業者が後押しする機運の盛り上がりにも繋がっている。本紙では、耐震性や抗菌性でポテンシャルが高いと言われる銅管の性能に注目したシリーズ特集を企画、第1回目の今回は、銅製品に関する技術開発と関連技術の広報活動を行なっている日本銅センターの活動内容を軸に我が国における銅管の採用状況や性能を紹介。さらに、給水装置関連で内外を問わず造詣の深いことで知られる東京都水道局長の御園良彦氏と、水道管路を中心に耐震工学分野で活躍する宮島昌克・金沢大学教授のインタビューを掲載した。