鋳鉄管の更新・更生でマニュアル/水道技術センター
水道技術研究センターはこのほど『鋳鉄管路の診断及び更新・更生計画策定マニュアル』を策定した。経年管路の診断、評価、更新・更生計画策定の手順を明示するとともに、更新か更生かの最終判断をするための総合評価の手法を示している。また、更新にあたっての留意点や更生工法の効果、選択条件についても言及。鋳鉄管を効率的に更新・更生するための手法を網羅している。今後、マニュアルの活用により全国で鋳鉄管の更新・更生が積極的に進められることが期待される。 |
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技術管理者の実態を把握/厚労省
厚生労働省が、水道技術管理者の業務の執行状況を把握するための調査を進めている。
地方分権に関する水道法の改正により平成12年4月から、これまでの機関委任事務が廃止され、国が所管する水道事業者、水道用水供給事業者に対する報告徴収、立ち入り検査などについては国が直接行うこととなった。このため、今年1月の省庁再編で厚生労働省水道課に新設された水道計画指導室では、安全な飲料水の安定的な供給の確保へ向け、報告徴収や立ち入り検査など、水道事業体に対する指導・監督を充実させていく方針だ。 |
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市制80年、水道70年を祝う/桐生市
桐生市は13日、同市の市民文化会館シルクホールで市制施行80周年、水道創設70周年の記念式典を開催した。 |
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浄水場管理を民間委託/倉敷市水道局
倉敷市水道局は4月から、片島浄水場の運転管理業務の一部などを民間委託した。同浄水場は同市の基幹施設で、同市内の浄水場2カ所も集中監視しており、総処理能力は日量90,080立方メートル。委託請負企業は(株)荏原製作所で、契約期間は平成15年度末までの3年間となっている。 |
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新機種導入し体制強化/農薬等対応のLC-MS/MS
東京都水道局
東京都水道局は、一部の農薬など親水性有機化合物や高質量有機化合物の測定用に新機種のLC-MS/MSを導入、この種の物質に対する検査体制強化を実現している。 |
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微粒子カウンタ開発/原虫対策に威力発揮/富士電機
富士電機は、ジアルジア(約5~15μm)やクリプトスポリジウム(約3~7μm)などの原虫による水道水源の汚染が問題となっているなかで、水中の微粒子個数と低濁度(0~2mg/L)を1台で測定可能な「ハイブリッド形微粒子カウンタ(ZVL)」を開発した。 |
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