水道産業新聞社
検索  


水道産業新聞とは新聞購読のお申し込み会員サービスコーナー


今週の紙面
過去の特集一覧
バックナンバー
水の資料館
水の資料館
出版物案内
水道・下水道年鑑
関連書籍
水の広報PR
水の広報PR
水の写真コンテスト
水の写真コンテスト
上下水道製品技術紹介
水道資機材総合事典
下水道資機材・工法総合事典
リンク集
リンク集
健康のため水を飲もう
健康のため水を飲もう
会員のコーナー
意見の玉手箱
会社案内
会社案内
個人情報保護方針
採用情報



バックナンバー

第4223号    3月 20日発行




第4回世界水フォーラム開幕/メキシコシティに13,000人
 第4回世界水フォーラムが16日、メキシコシティ(メキシコ)で開幕し、日本からは皇太子殿下らが出席するなか開会式がセントロバナメックス(国際会議場)で行われた。全体テーマは「Local actions for a global challenge/世界的課題の解決に向けた各地域の取り組み」。約120ヵ国13,000人の参加が見込まれている同フォーラムでは、約180の分科会をはじめ、閣僚級国際会議、水のエキスポなどが22日まで行われる。また、アジア・太平洋地域の取り組みの成果として「アジア・太平洋水フォーラム」の設立が発表される予定だ。
給水装置の異常監視等研究進む/給水財団
 給水工事技術振興財団は8日、東京・市ヶ谷の日本水道協会で「平成17年度第3回給水装置の異常監視及び管理に関する研究委員会」を開いた。
 給水末端での水質監視・管理手法を中心とした6つの分担研究について成果が報告され、来年度も継続して知見を集積していく方針が確認された。近く17年度の研究報告書をまとめ、厚労省に提出する。
 同研究は17年度から19年度までの3年計画で進められている。
理事会で事業計画案を了承/水道技術センター
 水道技術研究センターは9日、理事会を開いた。藤田賢二会長、藤原正弘理事長、谷口元常務理事、安藤茂常務理事の任期が今年度末で満了となるが、全員の再任が決定した。
 平成17年度の事業計画と収支予算については補正案が示され、「水道用膜ろ過モジュールJWRC仕様適合認定」事業を開始したことなどが報告、了承された。収支は一般会計、特別会計を合わせて3,330万円の黒字となる見込み。
 一方、平成18年度の事業計画案では、新規事業として「水道の耐震化計画策定指針の解説作成業務」やe―WaterIIとNew Epochの中間報告セミナーを行うことなどが発表された。収支予算案は、請負事業の減少により100万円の赤字予算となった。
大阪の水はおいしい!/大阪府庭窪浄水場で利き水
 「大阪の水道水を飲んじゃダメ」と発言した漫画家に「待った!」をかけた大阪府水道部の模様が3月4日のNHK番組『つながるテレビ@ヒューマン』で放送された。
 発端は2月4日放送の同番組で、漫画家・西原理恵子さんが、「大阪の水は日本一まずいから、体をこわさないように。水道水は飲んじゃだめだよ」と甲子園出場が決まった球児に呼びかけたことから。これに対し大阪府水道部は番組制作部に連絡し、事業パンフや備蓄水1箱を送付。さらに来庁した番組担当ディレクターに庭窪浄水場を案内するなどの対応を続けた。
 その結果、西原さんが来阪し、“大阪の水は日本一まずい?”をタイトルに同番組内の番外編として制作することになったもの。
 大阪府の水道水、日本産、外国産のミネラルウオーターの3カップが用意され、西原さんは、慎重に試飲し、「おいしい」と選んだのが、大阪府の水道水。その場で、頭を下げ、「日本一まずい」発言の撤回となった。
急速ろ過池築造を継続/岡山市水道局18年度当初予算案
 岡山市水道局の平成18年度当初予算案によると、水道事業の予算規模は227億100万円(前年度当初比0.84%増)で、建設改良費に60億7,800万円(同6.9%増)を計上している。主な事業内容は次の通り。
 【配水池の増強・配水幹線の整備(23億6,900万円)】▽クリプトスポリジウム対策で三野浄水場3号急速ろ過池築造工事を継続(5億5千万円)▽震災対策で久保配水池2池化工事に着手(3億9千万円)▽合併特例事業で連絡管(2億1,800万円)並びに遠方監視システム(5,200万円)などを整備。
 【ライフラインの確保(約33億2,000万円)】
日本水道協会・水道GLP認定/横須賀市上下水道局
 横須賀市上下水道局は先月28日付で水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を取得した。大阪市水道局、神奈川県内広域水道企業団に次いで3例目。認定取得したのは「逸見水質試験所および有馬水質担当」で、認定水質検査項目は50項目、有効期限は2010年2月27日となっている。
小学生が貯留管を探険/さいたま市
 さいたま市は11日、小学生や住民ら約180名を招いて雨水貯留管のシールド工事見学会を行った。参加者は発進立坑から地下に降りてシールド内を700メートル探検。折り返し地点ではセグメントに自由に絵を描き記念とした。参加した小学生は担当者からシールド工事の説明を聞き、普段歩くことがない地下空間を探検して、下水道の役割である浸水対策に理解を深めたようだった。
水道の不正使用で実態調査/横浜市水道局
 横浜市水道局は、メーターを設置せずに水道水を使用するなどの不正使用を防止するため実態調査を今月末まで行っている。同市内では、不正使用は平成16年度に4件、17年度は6件報告されており、集中的な調査により不正使用ゼロを目指す。
ステンレス製品の拠点へ/前澤給装工業・福島ステンレス工場が竣工
 環境・安全を配慮したものづくりを―。前澤給装工業(尾崎武壽社長)は福島県白沢村の福島工場内にステンレス製品製造工場を建設し、15日竣工式を行った。竣工式には、岡部善宜・白沢村長をはじめ関係者が多数参集し、同工場の竣工を祝った。新工場は、東京都の給水装置のオールステンレス化に対応した製品群を製造するためのもので、ステンレス製のサドル付分水栓、サドル付分水栓用ソケット、サドル付分水栓用プラグ、ボール止水栓を生産する。4月から製品の出荷を行い、売上高10億円を目指す。
17年度研究成果を報告/e―WaterⅡプロジェクト委
 水道技術センターは14日、東京・虎ノ門の日本消防会館で「安全でおいしい水を目指した高度な浄水処理技術の確立に関する研究(e―WaterII)」の第2回プロジェクト委員会(委員長=鴻野卓・荏原製作所事業開発統括水処理事業開発推進室技術グループ長)を開き、各委員会から本年度の研究内容やe―WaterII等の今後の予定について報告が行われた。
第3回管路研究委開く/水道技術センターNewEpoch
 水道技術研究センターは14日、東京・虎ノ門パストラルでNewEpochプロジェクト(管路施設の機能診断・評価に関する研究)の第3回管路研究委員会(委員長=小泉明・首都大学東京教授)を開催した。水道事業体向けに行ったアンケート結果が示されたのを始め、文献調査の結果、17年度の研究報告、それらを踏まえた報告書の取りまとめ案などが話し合われた。
福水・近畿経産局長が訪問/大成機工三田工場
 福水健文・経済産業省近畿経済産業局長が2月17日、大成機工の三田工場を訪問し、ダクタイル鋳鉄製伸縮可とう管「タイ・フレックス」のデモ実験等を見学したほか、同社や協力会社の幹部ら約20人と意見交換した。
水のエキスポ開催/第4回世界水フォーラム
 第4回世界水フォーラムの「水のエキスポ」は16日から開催されている。展示テーマは「水に関する問題の認識」「水資源のより良い利用法の発展」「グローバル的な水に関する問題解決の提案」など。
 今回、日本水フォーラムは、日本の水関係者の活動や技術を発表する場として約700平方メートルを「日本パビリオン」として確保、国の機関、企業など25団体が出展し、連日多数の参加者が訪れた。17日には、皇太子殿下も日本パビリオンをご視察され、担当者らと言葉を交わされた。